発表後にいただいた感想2012/12/01

教育研究発表会の感想を,参観者に付箋で書いていただきました。運営側の都合上(?),すぐには頂けなかったのですが,FAXで送っていただくことができました。

せっかくなのでブログにもアップしておきます。

本当に聴いていただきありがとうございました。これからも頑張っていこうと思います。



○ICTの活用はデジタルツールを使って指導することではなく,使う対象となる人や集団の分析によって,より効果的になることが理解でき,なるほどと思わされた。分析資料が少ないのが気になった。

(全校生徒14人ですからね・・・)


○関心あるツールなので大変興味深い発表でした。PC室に行くまでもないけど…そういう場面はよくあります。まずは自分がそのツールをしっかり使えるようになることが先決ですね。


○iPadの活用についてとても参考になりました。導入から大変だったようですが,生徒が率先して学習している姿が見られ良かったです。


○優位感覚・ICT? 人間の性格をこのように分けるのがとても参考になりました。データサーバー,ICT機器(アプリ)を教科研究に役立てる。iPadの活用方法(画像検索ページ),教師の力量が問題である。


○iPadを校内で活用していこうとして,具体的な取り組み(体制等も含む)について説明がありわかりやすかった。これからまだまだこの研究をすすめていただけるとすごく参考になるものになっていくと思う。


○優位感覚の話が非常に興味深かった。ICTに苦手意識があったが,これを機に活用する方向で考えるのも悪くないと思った。


○まずは自分自身がiPadを使いこなす所からはじめないといけないと感じました。AppleTVすごいですね!


○可能性とは,教師側のアイデアによりますね。また,使ってみる(体感覚)ってとても大切と感じました。


○デジタルツールに関連して「優位感覚」に着目されて,使用していることに驚きました。


○優位感覚について大変興味をもちました。いただいたシートも参考にさせていただきます。ありがとうございます。

(おみやげとして,優位感覚を調べる質問紙を準備していました。)


○Wi-Fi環境は,どのように整えたのでしょうか。県内の学校でもそう多くないと思うのですが。


○あまり機器は得意ではないが,やらないから得意ではない,できないままなのだと思った。このような機器を使えるようになる環境はもちろんだが,まずは「やってみる」ことが大事だと感じた。


○生徒の優位感覚を利用した授業を展開すればよいという事例が大変参考になった。どの場面で,どのように利用するかがポイント。


○優位感覚(視覚,聴覚,体感覚,言語感覚)この4つの分野をうまくつかって多人数でも工夫できる。


○iPadは,特別なことに使うと思い込んでいる教員が多いので,タイマーやカメラとしての使用もできることを伝えたい。


○ICT,デジタルツールの授業,指導への活用については関心を持ってはいたが,具体的な実践事例を見せていただいたことでより興味をもちました。有効に活用できる方法を模索したいと思います。


○優位感覚の決定は1つの質問でOK?

(発表では,時間の都合上,例題を1つしか挙げませんでした)


○デジタルツールを使用する効果大と思うが…ハードをそろえる(iPadやWi-Fi等)ことが難しい。


○iPadの有効活用をされていて大変参考になりました。職員室のプリンタへ出力できるのはすごいと思いました。


○生徒の優位感覚を基に授業を構成していく視点がおもしろいと思いました。環境が整わないとなかなか使えないと思うので,校内の整備も進めてほしい。


○Appleは前から「感覚」という言葉がついてまわっていました。発表ではそれをうまく使ったもので大変すばらしいものだと感じました。

教師=ノマドワーカー2012/12/03

昼休みは,できるだけいつも教室で過ごしています。特に何かをしなくてはいけない,ということではありません。

昼休みに職員室でコーヒーを飲んでるよりは,子どもたちの近くにいたほうがいいかなと思うからです。

先生方との雑談はいつでもできますが,子どもたちとのおしゃべりは休み時間と給食と昼休みしかありません。

ただ,こちらから積極的に話しかけることもあまりしません。同じ空間にはいますが,子どもたちは私なんか関係なしに話で盛り上がったり,ゴロゴロしたり,委員会の仕事をしたりしています。

せっかくの昼休みにそこに割って入ったのでは,生徒も気を使ってしまう,気が休まらないと思うからです。(上級生が勝手に教室に入ってくるなどのトラブルを未然に防ぐ,という副次的な効果もあります。)

私は私で本を読んだり,教材作りをしたり,時には思いっきり寝てたりします(生徒には笑われますが,昼休みの短い仮眠は午後のパフォーマンスを最高に上げてくれますw)。

一番多いのは,「生徒観察記録」を書いています。ノートパソコンやiPadでEvernoteに生徒のその日の様子や話したことを書き込んでいます。まだ話していない生徒とは,その場で話しかけたり,部活の時に声をかけようと決めることができます。

そんなことを思いながら,ハッと気づきました。

教師はノマドワーカーです。

遊牧民のように,教室から教室へと移動しながら,様々な仕事を,様々な場所で,様々な順番で行わなくてはなりません。外に出ていかないだけで,今流行りのノマドワーカーと同じです。

私も仕事をする基本は1Fの職員室ですが,2Fの教室,3Fの理科室,理科準備室。気分を替えたいときは2Fの多目的ホール,体育館といろいろな所で仕事をしています。

自分がどうしてこんなにGTDやライフハックなどに興味があるのか,やっと理解できました。

がんばれ日立建機2012/12/05

たまにはお金ネタを。

日立建機の株を買いました。今までも投資していたことはあったのですが,前回売り逃げてから(儲けてから),ごぶさたしておりました。

日立建機は,東南アジアやアフリカなど発展途上地域に埋められた地雷を撤去する重機を開発しています。

私がウダウダ書くよりは以下を見ていただいたほうがいいでしょう。

「日立建機」 証券コード:6305
http://www.hitachi-kenki.co.jp/company/csr/contribution/mine/monodukuri/index.html

ちょーカッコよくないですか?リアルに世界を救っている会社です。

お金は儲けたい。でもどうせなら社会貢献にもなるような投資をして儲けたい。そういうわけで,日立建機を応援しています。儲からなくても,地雷が減るなら自分を許せます。

投資で自分の価値観を表現しています。自己満足です。私利私欲です。でも,それで世界がいい方へ向かうならいいじゃないか,と思っています。

(投資は自己責任で・・・)

ブラインドフリック入力2012/12/07

オーディオブックやDVDブックで車内研修(社内ではなく車内です。)しています。

信号や渋滞のチャンスでメモをしています。使うのはケータイかiPodtouchです。

停止しているとはいえ周囲の状況は把握しないといけませんから,画面に注視するわけにもいきません。

ケータイだとボコボコしていますから,ボタンの位置は見なくても分かります。練習しているうちにブラインド入力ができるようになりました。

そして,iPodtouchでもブラインド入力ができるようになりました。

持ち方を固定して,自然と親指がどこにくるかを覚え,そこからの移動距離で「あかさたなはまやらわ」の位置を把握しました。指をフリックさせすぎないようにして,「いうえお」も入力できます。

通勤時間の勉強がすこし効率よくなったように思います。

【金言】中村勘三郎さんが亡くなりました2012/12/08

歌舞伎俳優の中村勘三郎さんが、12月5日に亡くなりました。

57歳だったそうです。早すぎますね。

歌舞伎の大ファンだというわけではないですが、けっこうショックを受けました。



中村さんが座右の銘としていた言葉に、

「型があるから、型破り。型がなければ、型なし。」

という名言があります。



型をもっているからこそ、つぎに型破りになれるのですね。

「守破離」の考え方が根底に感じられます。

「守破離」をWikipediaで読んでみると、ちゃんと載っていました。



もともと「守破離」とは、千利休の『利休道歌』にある

「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」

を引用したもののようです。



最後に「本を忘るな」とあるところが重要ですね。

どんなに型破りになっても、その基本、もっといえば根本は忘れてはいけない、ということです。

日本の伝統芸能は、やはり教養として学ぶ価値があるものです。

いつか、歌舞伎を見に行きたいな~。。。





ちなみに勘九郎さんが、「父のことを忘れないで欲しい。」と挨拶をしていました。

ふつうなら、「父がお世話になりました。」とか、「ありがとうございました。」で終わりそうです。

こんなことを言える親子の関係がすごいと思いました。

父親を敬愛していなければ、出てこない言葉です。

これもまた芸事のなかで、親子としてだけでなく師弟関係のなかで出てくる言葉なのかもしれません。
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