【家具】リビングのテレビボードを買いました(前編)2019/01/19

新しいテレビが欲しいと思って数年…。WLB日記の記録を見ると、2017年の物欲リストに載っているので2年越しですね。

ついにテレビを買うことにしました。そしてそれに先立ち、テレビボードも新しい物にすることにしました。

順番的にテレビボードが先の方がテレビの移設の手間がかからないからいいんだよと、何かで読んだからです。



今まで使っていたテレビボードは、私が独身時代に買ったNissenの物です。

横幅150cmで、大抵のサイズのテレビが置けます。オープンラックが3つ、引き出しが3つ。足つきです。

色も木目調の白を基本に、引き出し部分は白いガラス板になっており、アクセントになっています。

BDレコーダー、PS3、Wii、その周辺機器やソフトなども余裕で収納できました。(いま収納しているのはBDのみ。。。)

現在はさすがに取り扱いが内容で残念ですが、我が家のリビングの顔として10年間がんばってくれました。

Nissenで今あるやつだとこれ。
(今のニッセンで見つけたやつ)



さて、テレビボードを買うまでの顛末を記録しておきます。

家を建てたときに、将来、いずれはテレビボードを買おうと思いました。

そのため、リビングの壁にはハイサイト窓の横、テレビボードを固定するための下地を入れてもらいました。



理由は2つ。

収納命の嫁ちゃんの考え方からすると、テレビ周りにも物が増えるだろうということ。

それと、私がテレビボードの上に収納がある壁掛けデザインが気に入っていたからです。



しかし、面倒な条件もありました。

ハイサイト窓が隠れない幅、高さであること。=壁から180cm、床から180cm
(大抵のテレビボードが置けるだろうということで、この寸法にしてました。)

ロの字型ではなく、コの字型であること。=シンメトリーではない。
(デザイン的に私が、テレビが囲われて見えるのが好きではないんです。)

こういうのが嫌なんです(ごめん)
(気に入らないパターン。なんかカッコ悪くないですか?)


特にこの「コの字型」のテレビボードというのがなかなかありません。

ネットで検索しても、家具屋さんに行っても、気に入ったものが見つかりませんでした。

もちろん、ニッセンやディノスなどのカタログショッピングも見ました。

DINOSだったらコレかな。
(ディノスで一番気に入ったやつ。どうにも見つから無ければ…。)



唯一実現できそうなのは「IKEA」でした。IKEAの家具を組み合わせればできそうです。

ただ、実はIKEAはあまり好きではないのです。デザインやコンセプトは好きなのです。お店も大好きです。

問題はサイズです。半分は先入観で、半分は実際に測ってみて感じたこととして、縦横の寸法も奥行きも、日本の身の回りの物とは馴染まないと感じています。

すべてIKEAで揃えれば統一感があって使いやすさも増すと思うのですが、なかなかそうはなりません。

というわけで、家を建ててからずっと探し続けました。

IKEAだとこんな感じ
(宙に浮いているのはオシャレなんだけど)



そしてやっと見つかりました。

東京インテリアの「LUCCI(ルッチ)」という商品です。

ロの字型ではありますが、左右の扉の大きさが違うのでシンメトリーではありません。

白い木目調だし、白いガラス板(すりガラス?)も入っていて、今までのテレビボードのよいイメージを拡張した感じです。

当然、収納力もアップします。中が全く見えないのは一長一短でしょう。

高さは165cm、横幅は260cm。横幅がハイサイト窓の下まで来てしまいますが、高さが越えていないので窓が隠れることはありません。



問題は値段です。20万円もします。テレビが買えてしまいます。Nissenのあれでも数万円だったのに…。

デザインは気に入ったけど、値段が…。というわけで、一度ブレーキがかかりました。

しかし、再度探し回ってもやはり気に入ったものが見つかりません。

デザインに惚れてしまったので、他の物が入ってこないというのもあるでしょう。

色は違うけど、こういうイメージ。
(ネットで似ているものを探してようやく見つけた)

【家具】リビングのテレビボードを買いました(後編)2019/01/20

最後に思いついたのは、東京インテリアのアウトレット店です。もしかしたらあるかもしれない…。

遠いのでなかなか足が伸ばしづらいのですが、イチかバチかで家族で出かけてみました。

しかしそんなに都合よくはありませんでした。店内の他の商品も見て回りましたが、どれもピンときません。

ただ、アウトレットのお店だからと言ってキズものばかりではなく、新品の特別入荷!なんていうのもあるのだと初めて知りました。

そこで、子供たちが店内を走り回っているあいだに、店員さんに話してみました。



「実は東京インテリアで扱っているLUCCIという商品を探していて…。ここにならあるかなと思って来たんですけど。。。」

「ルーチェですか?」

「(おぃおぃ大丈夫かよ。)いや、ルッチです。これなんですけど。」

ちょっと心配になってスマホで写真を見せました。

「あぁ、ルッチね。型番分かりますか?」

「(おぃおぃおぃ自分のとこの商品でしょ)これですかね。」

ピンチアウトして型番を見せました。店員さんがメモします。

うわっ、誰かこっち見てる!?

「ルッチはうちで扱おうと思って検討したんだけど、結局は定番商品になっちゃってね。うちには無いんですよ。」

「(お店のなか一通り見ました~。)そうですか。他の店舗とかにないですか。アウトレットって言っても、新品もあるんですね。定番じゃない商品を扱うんですね。

場をもたせるため、今考えると失礼なことを言ってます。

「そうですね。うちはメーカーの試供品とか定番にならなかったやつとかも扱うんでね。ただ…ほかの店舗にもあるかな…。」

店員さんがタブレットに型番を入れて検索しています。

「…ないですね。」

残念。そしたら次は電話をかけ始めます。

「…そぅそぅ、ルッチね。うん、あれ…。」

どこに電話しているのかは分かりませんが、しばらく待ちます。戻ってきました。

「この商品は人気商品で、メーカーの出荷待ちになるくらい品薄なんですよ。」

メーカーの方に電話していたのかもしれません。

「ただ、うちで扱う話を営業と話したことがあって、話は通じるから…。待ってもらえれば大丈夫ですよ。」

(あれ?買えちゃう?買えちゃう感じなの?)ええ、別に急いでないんで…。

「2月5日以降にならないと入荷しないんですよ。」

「(たった2週間。数十万の買い物に2週間くらい平気じゃん。)全然問題ないです。」

「そうですか。…ええっと、テレビボードと左側と右側と全部ですよね。」

店員さんが電卓を叩き始めました。

「そうです。3つ全部です。」

「3つ合わせると…税込みで20万4千円ですね。」

「(知ってるよ~。だから諦めてここに探しに来たんだよ~。)…ですよね。」

このあと娘がファインプレーをしま~す

一瞬のためらいがありましたが、店員さんはさらに電卓を叩きます。

「これを、この額ではどうですか?他には言わないでくださいね。」

…え?安くできちゃうの?しかもここまで?という額を出してくれました。
(店員さんとの約束を守って、額は出さないでおきます。ごめんなさい。)

「(家具の値段って何で決まるんだろう?)ああ、ありがたいですね。」

と言っているうちに、嫁ちゃんと子供たちが戻ってきました。

長女さんがいつもおもちゃにしている電卓を見つけてのぞき込み、数字を読み上げました。

「ゼロ、ゼロ、ゼロ、ゼロ…」

「いや、そこの数字はハチだから・・・。」

思わずツッコそうになりました。そしたら店員さん、電卓を取り上げて、

「そうですか。うーん、ここまでなら。…ただ送料2千円はいただきますね。」

と言って、電卓を差し出してきました。

「8」が「0」に変わっています。なんか長女さんが値切ってくれたようです。


そんなわけで、その場で即決、即支払いとまではいかなかったのですが、名刺に値段を書いてもらって、明日までに返事をするという約束をしてお店を出ました。

その後いくつかの家具屋さんを念のため見ましたが、やはり気に入ったものには出会えませんでした。

いよいよ決心が固まりました。名刺に書いてある番号に掛け、後日支払いに行くこと。配送は2月11日ということが決まりました。

その名刺には「店長」の文字が…。たまたま話しかけた人が店長だったおかげで、メーカーとのやり取りも、価格交渉も、どんどん進んだんだと思いました。

しかし今回一番活躍したのは、さらに8千円の値切きを引き出した長女さんですw

【家電】VIERA TH-55EX850を買いました2019/01/22

今日は平日の夜だというのに急きょ、テレビを買いに行きました。


その顛末を記録しておきます。


思い立ったのはだいぶ前です。


突然我が家のリビングで使っているテレビがダメになり始めたのです。


まず、主電源が落ちなくなりました。いつも節電のため、夜は主電源から切っていたのですが、それがダメになりました。


まぁ主電源が切れないくらいは我慢ができます。これが春ごろだったかな。。。




次に、画面の右下のほうに黒い縦線が出ました。液晶がダメになっている証拠です。


その縦線は少しずつ伸びていき、少しずつ数が増えてきました。一度気になりだすと気になる感じです。


秋ぐらいに気が付いて、冬になってこの縦線は伸びたり縮んだり、数が増えたり減ったりしていました。


それに一喜一憂しつつ、ちょっと家族の笑いにもしつつ使っていました。


以前は「2020年のオリンピックで4K放送が本格化したら買おうね。」「4Kチューナー単体を買うのはもったいないよね。」と話し合っていました。


しかし双方の実家へ帰省した際、新しいテレビ、大きなテレビを目にすると、そろそろ我が家も大きなテレビが欲しいな~なんて思いました。



GX850シリーズ


そこにいよいよ4Kチューナー内蔵のテレビが発表になりました。


それが、パナソニックのビエラ「TH-55GX850」です。


発売日は1月25日ということで、情報収集のためお店でカタログをもらってきたり、ネットで調べたりしました。


そして気が付きます。


何も4Kチューナー内蔵してなくても、BDレコーダーに4Kチューナーが入っていれば4Kが見れるんだ。しかも4K放送って始まっている割にはほとんど聞かないな。



4系チューナー内蔵 DMR-SCZ2060

4Kチューナー内蔵のBDレコーダーも調べてみました。


それが、同じくパナソニックの「DMR-SCZ2060」です。


すでに発売になっており、やはり4Kを観たい、録画したい人に人気のようです。


そして気が付きます。


4Kチューナー1個って、裏番組の4Kは録れないんだよな。もしかして、4K放送が本格化するにつれて4Kチューナーが2個以上内蔵したモデルが出てくるんじゃないのかな。




結論として、最新のテレビは値段が高い。レコーダーは発展途上。


そんな感じでトーンダウンしましたが、いろいろ調べているうちに学習しました。


まずサウンドバーの存在意義についてです。家電芸人でも大人気です。


これは液晶TVが大型化&狭額化するのにともなって、テレビのスピーカーを本体の裏面や下面に向けるようになったため、音質が悪くなったため、それを補強する意味で出てきた商品だということが理解できました。


確かに我が家のテレビは画面の下に横長のスピーカーがついていて、これの下にサウンドバー置いても大して変わらないのじゃないかと思ったことがありました。両サイドにコンポのスピーカーを置いたら音響が良くなって感動したのを思い出しました(結婚してからやってない)。


何だか矛盾を感じ始めます。テレビが大きくなっても、サウンドバーなどの余計な商品を買わなくてはいけません。それに伴いコンセントが必要になり、リモコンも増えることになります。そして子供たちがいたずらしないように言って聞かせなくてはいけません。うーん、どうなんでしょ?




そんなことを思っているうちに見つけました。


スピーカーが画面の両側についている4K対応テレビです。


それが、パナソニックのビエラ「TH-55EX850」です。


2017年10月発売の商品ですから2年前のモデルですが、画質の評判は後継機のTH-55FX800に劣らないくらいいいです。そもそもサウンドバーやコンポなど無しで高音質が楽しめます。


TH-55EX850

思い立ったが吉日。すぐさまヨドバシで調べてみます。在庫がありません。仕方なく近くの量販店に聞いてみます。「在庫が2台あります。」との返事が。


これは行くしかありません。というのも、25日の新製品が出るのに合わせて、2年前のモデルは在庫処分の底値に近いだろうと思ったからです。そして、画面の両側にスピーカーが付くというコンセプトのテレビが、新しく出なそうだからです。


夜、家族を連れて電気屋さんへ。


嫁ちゃんを「TH-55EX850」の前へ連れて行きます。そしてそこで説明。彼女も何とか納得したようです。


パナソニックもキレイですが、隣にあったソニーのテレビもキレイに見えます。もうこの辺は好みのレベルです。




今までソニーだったので、ソニーの絵作りには違和感がありません。濃い味付けに慣れてしまっています。そのため、パナソニックの素直なキレイさが物足りなく感じます。


リモコンの操作性や画面の見方も違います。でも思いました。慣れます。


そしてやはり音です。ソニーはテレビの前に置いてあるサウンドバーの電源を切って、本体からの音にしたら、一気にショボくなりました。音がこもっているというか、響いていないというか。


パナソニックの「TH-55EX850」ではそんなことがありません。さすがに「話している人の口から音が出ているように」は聞こえませんが、サウンドバーは必要を感じません。


子供たちが存在を気にしたり、ボタンをいじりそうなサウンドバーは我が家にはない方がいいのです。30分くらい見ていて、見慣れてきました。決心がつきました。




嫁ちゃんが有機ELテレビを見に行き、その値段に撃沈して戻ってきたところで、店員さんと価格交渉です。


あらかじめネットで最安値が17万円であることを掴んでいます。


「店頭表示価格に…消費税が入って…194,400円。これを173,000円でどうですか?」


と電卓を叩いてみせた店員さん。いきなり2万円のダウンです。さすが在庫処分したい気持ちが伝わってきます。


しかし嫁ちゃんも負けていません。


「その3千円をチョキチョキして…」


と指を2本動かします。店員さん苦笑い。


「じゃあ…17万ちょうどでいきましょう。ただ、リサイクル料は頂きますね。」


と返してきました。2万3千円のダウンです。ネットの最安値に迫りました。


「リサイクル料も込みで。」と嫁ちゃんは交渉を続けようとしましたが、これで手を打つことにしました。




カードでお支払いをして、2月3日に配達としました。


それまでに、今のテレビとその周りを片付けなくてはいけません。


テレビボードと到着の順番が逆なのも残念ですが、それも仕方ないですね。


テレビの感想については、家に到着してからにします。


少なくとも、サウンドバーに頼らないテレビとして、大きな価値があると思います。


【詩】 「学ぶ」 谷川俊太郎2019/01/27

青空の青って一人一人違うよね、きっと。
「学ぶ」  谷川俊太郎


あなたは学ぶ
空に学ぶ
空はすでに答えている
答えることで問いかけている


わたしは学ぶ
土に学ぶ
隠された種子の息吹
はだしで踏みしめるこの星の鼓動


あなたは学ぶ
木に学ぶ
人から学べぬものを
鳥たちけものたちとともに学ぶ


わたしは学ぶ
手で学ぶ
石をつかみ絹に触れ水に浸し火にかざし
愛する者の手を握りしめて


あなたは学ぶ
目で学ぶ
どんなに見開いていても見えぬものが
閉じることで見えてくること


わたしは学ぶ
あなたから学ぶ
わたしと違う秘められた傷の痛み
わたしと同じささやかな日々の楽しみ


わたしたちは学ぶ
本からも学ぶ
知識と情報に溺れぬ知恵
言葉を越えようとする言葉の力を


そうしてわたしたちは学ぶ
見知らぬ人の涙から学ぶ
悲しみをわかちあうことの難しさ


わたしたちは学ぶ
見知らぬ人の微笑から学ぶ
喜びをわかちあうことの喜びを





研修会の最後に紹介されました。

本で読んで知っている詩ではありましたが、久しぶりに読んでみると、そして今回の研修のあとで読むと、非常に深く感じることができました。

というわけで、自分のブログにも記録として残しておきます。

こういういいものは自分の手元、つまり手帳とかに挟んでおきたくなります。
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