教師=ノマドワーカー2012/12/03

昼休みは,できるだけいつも教室で過ごしています。特に何かをしなくてはいけない,ということではありません。

昼休みに職員室でコーヒーを飲んでるよりは,子どもたちの近くにいたほうがいいかなと思うからです。

先生方との雑談はいつでもできますが,子どもたちとのおしゃべりは休み時間と給食と昼休みしかありません。

ただ,こちらから積極的に話しかけることもあまりしません。同じ空間にはいますが,子どもたちは私なんか関係なしに話で盛り上がったり,ゴロゴロしたり,委員会の仕事をしたりしています。

せっかくの昼休みにそこに割って入ったのでは,生徒も気を使ってしまう,気が休まらないと思うからです。(上級生が勝手に教室に入ってくるなどのトラブルを未然に防ぐ,という副次的な効果もあります。)

私は私で本を読んだり,教材作りをしたり,時には思いっきり寝てたりします(生徒には笑われますが,昼休みの短い仮眠は午後のパフォーマンスを最高に上げてくれますw)。

一番多いのは,「生徒観察記録」を書いています。ノートパソコンやiPadでEvernoteに生徒のその日の様子や話したことを書き込んでいます。まだ話していない生徒とは,その場で話しかけたり,部活の時に声をかけようと決めることができます。

そんなことを思いながら,ハッと気づきました。

教師はノマドワーカーです。

遊牧民のように,教室から教室へと移動しながら,様々な仕事を,様々な場所で,様々な順番で行わなくてはなりません。外に出ていかないだけで,今流行りのノマドワーカーと同じです。

私も仕事をする基本は1Fの職員室ですが,2Fの教室,3Fの理科室,理科準備室。気分を替えたいときは2Fの多目的ホール,体育館といろいろな所で仕事をしています。

自分がどうしてこんなにGTDやライフハックなどに興味があるのか,やっと理解できました。
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