五月病ではなく六月病なのか2015/06/26

六月病というのがあるそうです。初めて知りました。

新入学生,新入社員がなりやすいのが「五月病」。理想と現実とのギャップに苦しみ,無気力になってしまうことです。

それに対して「六月病」は,年代を問わず起こりやすく,新年度から変わった職場環境に対応しきれず,緊張とプレッシャーが引き金となって発症するものだそうです。

これらは医学的には「適応障害」に分類されます。転職や結婚などいい意味でも悪い意味でも,環境の変化に心身が追いついていかないことで起こるものです。





【六月病になりやすいタイプ】

責任感が強い人
頑張り屋の人
計画的でまじめな人
几帳面な人
我慢強い人
気配りや気遣いができる人
あまり感情を表にしない人

【六月病セルフチェック】
<心の不調>
 □ やる気が出ない
 □ イライラして怒りっぽくなる
 □ 気分が落ち込んで何をしても楽しくない
 □ 思考力や判断力が低下する
 □ 常に焦りや不安を感じる
 □ やるべきことを先延ばしにしてしまう

<体の不調>
 □ 体がだるく疲れやすい
 □ 朝起きられない
 □ 食欲がわかない
 □ 心臓がドキドキする
 □ なかなか寝付けない
 □ 頭痛や腹痛がある

【六月病に負けないストレスマネジメント】
 ○セロトニンを増やす
 (1)早寝早起き
 (2)太陽の光を浴びる
 (3)リズム運動
 (4)よく噛む
 
 ○食べてストレスを軽減する
 (1)たんぱく質
    ・・・肉,卵,大豆など。ビタミンB6と一緒に。
 (2)ビタミンB1
    ・・・ウナギ,たらこ,玄米など。アリシンと一緒に。
 (3)ビタミンC
    ・・・ブロッコリー,柑橘類,キウイなど。食後に摂る。
 (4)カルシウム
    ・・・小魚,小松菜,切り干し大根など。ビタミンDやマグネシウムと一緒に。





高校時代に五月病になったことのある私は,ちょっとこういうのに敏感です。

当時は自分で自分の精神状態の訳が分からず不安だったのですが,
親に「五月病でしょ。」と言われて,(なんだ~,ただの病気か~。)と安心したら「治った」。

という経験があります。



病気なら病気だと分かった方が安心できるのです。

体がだるい時,熱を測って風邪かどうか確認したくなるのと同じです。

人は「自分が何者か分からない」という状態を最も恐れます。



そんなわけで,「六月病」という言葉も覚えておこうと思います。

学期末に向けての事務仕事,家づくりの完成と転居,どちらも結構なストレスになりそうです。

と,最近職場で笑っていない自分に気付いた私でした。(うーん・・・)
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...