教育実習生を引き受けるメリット2018/05/07

フレフレ、せんせー
今年度は教育実習生を引き受けることになりました。

そんなわけで記事数を増やすために、教育実習日誌に記入しているコメントの下書きを、アップしていきます。

教育実習を面倒に感じる先生も多いようですが、指導する側にとっても、大きなメリットがあると思っています。

私は先生を育てる先生になりたいと思っているので、この機会を生かしていきたいと思います。



実習生を引き受けると、自分自身の実践を振り返り、再評価したり、言語化したりする機会になります。

実習生に、私の教育実践や教育に対する考えを伝えつつ、周りにいらっしゃる現職の先生方にも伝わればいいな、なんて思いもあります。

特に私の(正しく理解しているかどうかは分かりませんが)、アドラー心理学をベースにした教育実践は、実習生にとってはもちろん、他の先生にも理解しがたいところはあると思うのですよね。



実習生に「やる気」がみなぎっていれば、生徒の笑顔や活力を引き出すことも多く、生徒にとってのプラスは大きいはずです。

若くて年齢の近い実習生に話してもらうことで、自分からは伝えられなかったことが的確に伝わることもあります。

また、実習生が去った後も、「実習で来ていた〇〇先生が言っていたじゃないか。」と話を持ち出して、生徒に働きかけるなんてこともします。(ずるい?)



今日は実習前の、事前打ち合わせということで、実習生と校長、教務、教科担任、学級担任の顔合わせの日でした。

笑顔がさわやかな、やる気に満ちた先生でした。うちのクラスにいるちょっと元気のない生徒が、エネルギーを取り戻してくれそうな予感がしました。

生徒と実習生にとって、素晴らしい3週間であってほしいと思います。私も生徒と実習生のために、がんばります。

【修学旅行】ミッションリスト(神戸編)2017/04/27

修学旅行3日目は神戸です。

関西の修学旅行というと、京都・大阪・奈良がべただと思いますが、最後は神戸へ行きます。

震災について学んでいますので、「人と防災未来センター」は外せないです。

歴史学習なら京都と奈良の比較、平和学習なら広島へ足を伸ばすのがいいのでしょうね。

http://www.dri.ne.jp/   『人と防災未来センター』




班別自主研修というと、先生方がいるチェックポイントを通過するとか、必ず立ち寄る有名スポットを決めておくとか、いろいろな方法があります。

私が最近やっているのは、ミッションを実行してくるというものです。

もしよければ、参考にしてみてください。





【修学旅行のテーマ】

 『 歴史と観光の中心地,関西の文化を体験しよう。 』
   ~ We don’t forget the memories…~

【神戸のテーマ】

 『 震災から20年,復興への道をたどろう 』




【神戸のミッション】

「人と防災未来センターで語り部さんの話をメモしよう」


「阪神大震災について、お店の人にインタビューしてみよう」


「お店の人にどんな災害対策をしているか教えてもらおう」


「神戸のマンホールを撮ってこよう(いくつ見つかるかな)」


「南京町にいる動物たちのオブジェを撮ってこよう」


「南京町の門の下で写真を撮ってこよう(何ていう門かな)」


「異人館街で大道芸人さんの写真を撮ってこよう」


「絶対時間どおりに集合場所に来よう(飛行機に間に合わない!)」





神戸で全員で行動してもいいのですが、班別自主研修を取り入れました。

旅行業者さんと相談して、3大中華街の一つである南京町から、有名な異人館街までの、班別自主研修を考えました。

バスが「シティー・ループ」というので一本で行けるので、班別とはいえそれほどのリスクはありません。

http://www.kctp.co.jp/outline/car/cityloop/

晴天に恵まれて、アイスやかき氷がおいしい日でした。

【修学旅行】ミッションリスト(大阪編)2017/04/26

修学旅行2日目は大阪です。

班ごとにメインとなるUSJのあと、海路(シャトル船)で海遊館と天保山マーケットプレースへ移動します。

昼食はUSJ、夕飯は天保山MPで食べるようになります。

修学旅行で一番の楽しい一日となるはずです。

http://www.kaiyukan.com/info/access/transport/





班別自主研修というと、先生方がいるチェックポイントを通過するとか、必ず立ち寄る有名スポットを決めておくとか、いろいろな方法があります。

私が最近やっているのは、ミッションを実行してくるというものです。

もしよければ、参考にしてみてください。





【修学旅行のテーマ】

 『 歴史と観光の中心地,関西の文化を体験しよう。 』
   ~ We don’t forget the memories…~

【大阪のテーマ】

 『 関西の中心地「天下の台所」を五感で感じ取ろう 』



【大阪でのミッション】

「USJでお気に入りのキャラと写真を撮ってこよう」


「USJのクルー(スタッフ)にお願いして写真を撮ってもらおう」


「USJのクルーに災害時の避難方法を教えてもらおう」


「USJのマンホールを撮ってこよう(いくつ見つかるかな)」


「USJで食べた食事を写真に残してこよう(箸袋をもらおう)」


「天保山で食べた食事を写真に残してこよう(箸袋をもらおう)」


「天保山マーケットプレイスで災害対策の工夫を見つけよう」


「時間どおりに集合場所に戻ってこよう」





いちおう、防災について学んでいるので、USJでも避難方法についてインタビューするようにミッションを作りました。

クルーによって教えてくれたり、秘密にされたりしたようです。

聞かれて、教えて、まずいようなことではないと思うのですが、ちょっと不思議でした。

まぁクルーとして言えることと言えないことがあるのでしょうから、仕方ありません。

天保山マーケットプレイスの災害対策も、自分たちでは見つけられなかったと言っていました。まぁ遊び疲れて、そんな気力もなかったのかもしれません。

【修学旅行】ミッションリスト(京都編)2017/04/25

修学旅行1日目は京都です。

バスや電車を利用して、班別自主研修を行います。

修学旅行で一番の冒険となるはずです。



班によってはレンタサイクルを利用するところもあり、かしこいな~と感心しました。

京都は近場であれば自転車でも回れますね。

普段から自転車に乗っている子たちなので、体力的には大丈夫でしょう。

ただ、ヘルメットもレンタルするように指導し、予約の電話をさせました。





班別自主研修というと、先生方がいるチェックポイントを通過するとか、必ず立ち寄る有名スポットを決めておくとか、いろいろな方法があります。

実際、チェックポイントで先生方が待っているのも大変ですし、必ず会えるとも限らなかったりします。

私が最近やっているのは、ミッションを実行してくるというものです。

これにすると、行程等は自由に決めることができますが、研修中、常に課題として意識させることができます。

もしよければ、参考にしてみてください。





【修学旅行のテーマ】

 『 歴史と観光の中心地,関西の文化を体験しよう。 』
   ~ We don’t forget the memories…~

【京都のテーマ】

 『 今に残る古の都の歴史と文化を味わおう 』



【京都でのミッション】


「お店の人に、メジャーな京都の方言と意味を教えてもらおう」


「京都の老舗の看板やのれんを撮ってこよう」


「京都のマンホールを撮ってこよう(いくつ見つかるかな)」


「コンビニやファストフードを撮ってこよう(何が違うかな)」


「お店の人に、京都の隠れた名品を教えてもらおう」


「京都で食べた食事を写真に残してこよう(箸袋をもらおう)」


「外国人に声を掛けて、一緒に写真を撮ろう」


「時間どおりに集合場所に戻ってこよう」





特にお気に入りは、「外国人に声を掛けて、一緒に写真を撮ろう」です。

あらかじめ、英語科の先生にお願いして授業で練習をしておいてもらいました。

生徒たちは金閣寺などで、外国人に果敢に話しかけていました。

一度成功するとうれしくなるようで、別の外国人にも話しかけていました。

変な外国人に話しかけてトラブルにならないかと少し心配していましたが、問題はありませんでした。

【修学旅行】2泊3日で関西へ行ってきました。2017/04/24

先日、修学旅行に行ってまいりました。

本校は、関西方面へ行くのが習わしになっています。

今年の3年生も同様に考えて、1年生のときから準備を進めてきました。



で、関西であればどこでもいいことになっているので、

一番のメジャーどころとして、「京都」

西日本最大のレジャー施設(USJ)がある、「大阪」

阪神淡路大震災から復興を遂げた、「神戸」

の3ヶ所を選んで、計画を立てました。



この学年は、私の被災者としての体験をずっと伝えたいと思いながら育ててきました。

1年生のときには、地震・津波・原発事故の3重苦にあっている被災地として、福島県いわき市へ。

2年生のときには、東北の中心地であり、仙台空港の復旧で有名になった宮城県仙台市へ。

それぞれ学習旅行として訪問してきました。



3年生はこの『震災学習』の集大成として、神戸の「人と防災未来センター」へ連れていきました。

http://www.dri.ne.jp/

語り部さんの話を聞いたり、震災の疑似体験をしたり、さまざまな展示を見たりしてきました。

私としては、語り部さんの話が自分のことのように思えて、涙を我慢できませんでした。



阪神淡路大震災の時、私は高校生で、まだまだ現実のこととして理解できていませんでした。

何かとてつもなく大変なことが起きた。

これは日本人としての試練だ。

私たちの世代がどうにかしなくては。

当時、授業の課題で、そんな風に新聞記事の感想を書いた記憶があります。



今では我がこととしてよく分かります。

次はいよいよ私が生徒に語る番だなと思います。

今年の3年生には、卒業間際ではなく、少し早目に話そうと思っています。
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