【土地】土地の契約をしました!2014/09/01

昨日,ついに土地の契約を済ませてきました。

仲介してくれる不動産屋さんと,土地の所有者の方にお会いして,契約書を交わしてきました。

不動産屋さんの事務所に待ち合わせで,約束の時間ギリギリに行きました。

ただ,前もって「遅れるかもしれません。」と言ってあったので,相手の方も遅れてくるそうです。



というわけで,それまでのあいだに,「済ませておけるところは済ませておきましょう。」ということになりました。

まずは,「重要事項説明書」と「重要事項事前説明書(土地の売買・交換用)」です。後者を補足で紹介しながら読んでいきました。

話を聞いて,ふむふむと思ったところを中心に挙げておきます。



「土地の表示」

うちは2つの土地を合わせて1つの土地にします。片方は175m2で,もう片方は49m2しかありません。隣家との隙間のような土地を合わせて購入します。

住所の地番は大きい土地に合わせるのだそうです。これでうちの住所が決まりました。

さっそくうまい語呂合わせを考えてみましたが,なかなかありません。


「区分:市街化区域」,「都市計画制限:無」,「第1種中高層住居専用地域」,建蔽率60%,容積率200%

言われていた通りです。周りにどんな家が建つのか気になります。


「飲用水:水道(公営)」,「ガス・電気:無」,「汚水・雑汚水:公共下水」,「雨水:側溝」

水道は20mm管引き込み済みです。通常よりも太い配管だそうです。浄化槽には嫁ちゃんがずっと反対していたので,下水というのも大事な要素です。


その他に,「土地登記事項証明書・土地登記簿謄本(抄本)」,「公図」,「水道配管図」,「下水道配管図」,「地積測量図」がありました。

「境界確定図」というのには,実際に地面に打ち込まれている赤いマーカーの場所が書かれていたり,周囲の土地の所有者に確認のハンコがもらってあったりと,なんだか感心してしまいました。

重要そうな書類がたくさんあるんだな~と思いながら聞いていました。





そうこうしているうちに,売主の方もお見えになりました。

お互いに,不動産屋さんに紹介してもらって,あいさつしました。

そして,不動産屋さんが「売買契約書」を読み上げながら,目を通していきました。



「売買契約書」には土地の代金が書かれています。今回は手付金として50万円を支払います。

残りは1450万円ですが,住宅ローンの借り入れが完了していないので,いつ払えるか分かりません。

そこで,不動産屋さんが「紳士協定ということで,日付は決めませんが,分かり次第連絡をする。」ということで,話がつきました。



お互いに「売買契約書」と「重要事項説明書」に署名して,印鑑を捺しました。収入証紙などに割り印も捺します。

売主さんに手付金50万円を渡して,その分の領収書を書いてもらいました。

さて,これで完了です。

お互いに少し気が緩んで,仕事や家のことなど,不動産屋さんも交えて世間話もしました。

とてつもなく高い買い物ですが,どうにか笑顔で話をすることができました。





ちなみに,紳士協定のことをハウスメーカーの営業さんに話したら,

「ああ,ほんとですね。契約書なのに支払いの日付が入っていませんね。ということは,いつまでも払わないでいいってことですね。」

なんて言って笑っていました。

さすがにそんなことはできませんよ。さっそく,その営業さんを通して,銀行の住宅ローンの仮審査をしてもらうことにしました。

以前にもやったことはあるのですが,今回はちがう銀行です。

今回お金が動いたことで,いよいよ具体的に「家を建てるんだ」という感じがしてきました。

鉛筆の持ち方を指導したい2014/09/02

みなさんの学校はいかがでしょうか?

うちの学校の生徒たちの鉛筆の持ち方は酷いと感じています。

読めないような字を書く生徒もいます。しかし、それ以前に持ち方ができていません。

きちんとした字を書く生徒でも、持ち方はひどいということがあります。

きちんと数えてはいませんが、クラスの8割以上がダメです。



授業の板書をパワーポイントで行うようになってから、机間指導の時間が増えました。

きちんと書いているか、誤字はないか、勘違いして写していないかなど、チェック項目を考えて、数回周るようにしています。

その中でかなりの回数を、鉛筆の持ち方について指導していることに気づきました。



すでに中学生です。一度言って直せるなら苦労しません。

根気強くやるしかないのでしょうが、授業を進めないわけにはいかないので、それに費やす時間はありません。

小学校や家庭で身に付けさせられなかったわけですから、中学校で最後のチャンスと思って指導しなくてはいけません。



そしてもう一つ、給食のお箸の持ち方も酷いですよね…。

こちらも繰り返し指導していますが、そればかり指導する暇はありません。

自分も食べなきゃならないし、食べたら生活ノートを点検しないといけません。

食べてる最中にうるさく言われたら、給食の時間が苦痛になってしまいます。



あらためて「しつけ」も学校で指導する必要を感じる今日この頃です。

【理科室】理科室の備品を揃えたい(前編)2014/09/03

「揃える」には2つの意味があります。

1つ目は、足りないものを補う。

2つ目は、違うものを同じものにする。





1つ目の話、「足りないものを補う」です。

理科の予算には大きく3つあります。

一つは生徒から集めている実験実習費です。

うちの学校は一人につき年に300円を納めてもらっています。

生徒から集めているのですから、その生徒に還元できるものを買う必要があります(と考えています)。

薬品、指示薬(リトマス紙なども含む)、生物(オオカナダモ、メダカ、手羽先、イカなど)、割りばしや紙コップなどもですね。

有り難いのは、完全に一人に一つでなくてもいいこと。監査が甘くて、多少の融通が効くことです。

というのも、前任の先生の出納帳を見たら、「タッパ」というのがありました。

うちの理科室には、リトマス紙やゴム栓などの細々したものをしまっている大量のタッパがあるのですが、謎が解けました。

こういうのもこのお金で買っていいよということなのでしょう…たぶん。





二つ目は、学校の教材費です。

各教科で予算の取り合いにはなるのでしょうが、何かを買わなきゃならない教科は多くありません。

主に、理科と保健体育などの技能教科が予算を使っています。おかげで、大抵のものは、事務長に相談すると買ってもらえます。

特に理振の要求に通らなかったものは、事務長も目を通しているので、声をかけてもらえます。有り難い。

ただ困るのは、物によって生徒に1対1でなくてはならないことです。

例えば、ラジオ天気図用紙を買ってもらおうと思ったら、100枚綴りしかなく、事務長に「一人1枚にならないならダメ。」と言われてしまいました。

電源装置などの大きなもののときにはそんな風に言われないので、もしかしたら何か理由(ルール)があるのかもしれません。その辺が分からないので、たまに困ります。





三つ目は、理振の予算です。

国から理科教育振興法に基づく予算がつきます。

理振台帳というのがあって、学校でこれぐらいの備品は揃えておくようにという指針があります。そこには、それを揃えるのにかかる費用(A)も載っています。

学校では今までに買った備品にかかった費用(B)が台帳に記録してあります。

その二つから、充足率(B÷A)が求められます。物が揃っていない学校は充足率が低いわけです。

そして、その充足率が低い学校に優先的に予算が配分されるようです。



どうして充足率が変化するのか。

それは、理科の先生がちゃんと報告しているからです。

壊れた…。古くなった…。足りなくなった…。そういうことをちゃんと台帳に書いているかどうかです。

「壊れたけど、まぁいいか。」「古くなったけど、まぁいいか。」とやっていくと、理科室にはガラクタだけが溜まっていきます。

買ったことにはなっていますから、充足率は高いままで予算が付かないということになります。



昨年度の理科室の片付けのなかで、壊れた備品を廃棄処理してきました。

国で買ってもらったものですから、勝手に棄てることは許されません。ちゃんと事務長に正直に話して、手続きをしてもらいました。

「いやーさすがに昭和40年の標本はカビが厳しいです。」

「あのーこれ、冷温機ってなってますけどただの木箱です。」

「すでにありません。無いのに有ることになってるんですよ。」

そんな感じですね。



そして、廃棄すれば充足率が下がるので、新たに予算がつくようになります。

面白いのは、どこでその情報を得るのか、業者さんが営業に押し寄せてきました。すごいなー。

今年度はいくつか新しい備品を買ってもらいました。ちゃんとした冷蔵庫も入りました。有り難いなー。



(後半へ続く。)

【理科室】理科室の備品を揃えたい(後編 )2014/09/04

二つ目の話、「違うものを同じものにする」です。

大前提として、予算には限りがあります。

予備知識として、備品には2万円ルールというものがあります。



本校で一番分かりやすい例は「顕微鏡」です。

うちの理科室には、昭和40年に購入したものから、平成2x年に購入したものまで、さまざまな顕微鏡があります。

当然、昭和40年のものは古めかしく、レンズも汚れていて、残念な感じです。

ただ、顕微鏡は一人一台を目指しているので、捨てずに使っています。

予算がついて新しいものが買えそうなときに、入れ替えていくつもりです。



今までの先生も徐々に買い揃えようという気持ちだったのかもしれません。

しかし困ったことに、置いてある顕微鏡は、そのときの先生の好みで買ったらしく、さまざまな規格の物が混在してしまっています。

生徒にしてみれば、先生が説明しているものと違う、友達が使っているのとは違う、ということになりす。

もちろん、顕微鏡の使い方の基本は変わらないわけですから、どの顕微鏡でも使えるようにはなります。

しかし、同じものを揃えておくに越したことはないと思います。

昨年度、追加で購入したものは、今あるうちで一番数が多いものと同じものを注文しました。

メーカーさんには最新式の顕微鏡を勧められるのですが、教科書に載っているプリミティブなものが一番です。



今年気になったのは、光学台です。凸レンズの焦点距離が10cmのものが3つと、15cmのものが2つあります。

これでは実験結果を比較するときに複雑になってしまいます。

10cmのものをあと3台揃えれば、6班で同じ実験結果の比較ができます。

というわけで、備品で注文しようと思ったら、問題がありました。





備品というのは、二万円以上のものをいいます。二万円以下は消耗品です。

そして生徒に使わせる教材の多くは、二万円もしないのてす。

光学台も二万円しませんでした。だから買ってもらえません。二個セットというのがあって四万円近くになるからどうかと思ったのですが、一個当たりの値段を言われて、却下されました。

むー、無駄なもの、無駄に高いものを買おうとしているわけではないのに…。

しかたなく、事務長に相談することにしました。たぶん、教材費で買ってもらえるはずです。





以上、こういうめんどくさいルールに縛られながら、理科室の環境を整えていこうと思います。ちゃんちゃん。

【建物】ハウスメーカーと契約しました!2014/09/07

先週の土地の契約に引き続いて、今日はハウスメーカーとの契約をしてきました。

すでに地域のハウスメーカーさんに決めたことは、ブログで書きました。

図面もすでに7回も書いてもらっています。しかし、契約はまだでした。

土地も決まったことですし、嫁ちゃんと娘ちゃんを連れて、ハウスメーカーの事務所に行ってきました。



娘ちゃんがグズってしまって、嫁ちゃんがなだめるのにアタフタしているなか、説明を聞いて、判子を捺してきました。



まずは、契約書です。

建築中に火事が起きたらHMもち。

雷などの両者に責任がない場合は、建主もち。

大工さんに不満があったら、きちんと理由を告げて変えてもらう。

などです。



次は、JIO(日本住宅保証検査機構)です。たぶん普通だと思いますが、HMさんは住宅瑕疵担保保証に入っています。

そこで、もしHMさんが倒産した場合などの説明がありました。

保証してくれるのは、HMが建てた範囲です。あとから勝手に増築したり、ソーラーパネルを追加したりした場合、何かあっても保証はしてくれまさん。

何かあったら「まずはHMにご相談ください。」とのことでした。



さらに、建築の内容について確認です。

今までの図面についていたコミコミプランの内容を、さらにもう一段階詳しくしたものが書かれていました。

部屋数とそのなかのコンセントやテレビ線など。さらにキッチンやお風呂などの設備。それぞれについて書かれていました。

契約のための図面なので、このあとさらに検討して、コンセントの数や位置も決めていかないといけません。



再度、何かを増やせばコストが増えて、何かを削ればコストも削れることを営業さんに確認しました。

コミコミプランなので、よく聞かないと、気がつかないうちに膨らんでいそうで心配になります。

食洗機と蓄熱式暖房機がいまだに削られていないですし、反対に各部屋にLANコネクタを仕込んでおきたいなと思っています。



支払いはもちろん住宅ローンです。着工時、上棟時、完成時の3回に分けて支払います。

完成時の最終的な支払いのときに、先ほどの増やしたり削ったりした分を精算するのだそうです。

予算はすでにオーバーしている(太陽光発電を載せている)ため、よく考えながらやらないといけないです。営業さんは、「変更ごとに計算しなおします。」と言っていました。





最後に、それぞれの書面に住所と氏名を記入して、捺印をして、契約手付金、収入証紙台の一万円を渡して終了です。



間取りについて、またいくつか変更をお願いしました。特に階段の向きを変えたバージョンをお願いしました。これは何故かHMさんが嫌がって図面を描いてくれないのです。

嫁ちゃんが「どんな感じになるのか、見て納得したいんでしょ?」とアシストしてくれて、ようやく「では、手書きでどんなものか書いてみますから。」という回答を引き出しました。ナイスアシストです。

これからも、二人三脚プラス1で頑張っていきます。1日お疲れさまでした。
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