学級文集を作る理由2013/03/07

今年も学級文集と学級アルバムとDVDを作っています。担任をもったら何年生でも作るようにしています。去年は副担任だったのでお手伝いだけでしたが,今年は今までのアイデアを込めたものを作っています。(作らせています。)

去年の文集つくりの記事
http://kani.asablo.jp/blog/2012/03/11/6370617

文集のほうは,月ごとの行事カレンダーを1月1ページで作っています。行事をイメージしたイラストを書かせて,その周りに生徒一人ひとりがメッセージの吹き出しを添えるようにしました。

月ごとにどんな行事があったかは,年間行事予定表や自分の「生活の記録」,学校のブログを見せて思い出させました。行事といっても,調理実習や校庭にキノコが生えたとか,小さなイベントも含めて決めさせました。あくまでも彼らの文集ですから。

イラストも吹き出しも切り抜いて,レイアウトを調整しながらノリで貼り付ければ完成です。今はまだメッセージを書いています。イラストが大きすぎて1月2ページになりそうです(汗)。

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学級文集を毎回つくるようになったのは,初任のときの指導の先生から教わったことです。自分なりに,以下のようなメリットがあると思っています。

最後の学級のゴールとして教師自身が設定することで,そこを目指した学級経営ができるようになります。

道徳や学活を利用して,道徳的実践力やブレインストーミングなどの実践力を身に着けさせることができます。

一人一人の創意工夫を承認しながら,学級の一体感を創出できます。

最後の締めくくりをしながら,一年間の総括ができます。

文集が完成したときに学級も完結するという,昂揚感と緊張感を学級じまいの日(修了式)まで維持することができます。

生徒数が多いと確かに手間も時間もかかります。でも,そのときの心情を残すことは,価値あることだと思います。

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