ZETAでテザリング2013/02/01

SH-02Eで利用している「Wi-Fiテザリング」が、実用的な速度を出してくれます。

今日は初めてノートPCでこのテザリングを試してみました。自宅のWi-Fiほどではないですが、ほぼ満足できるスピードが出ました。動画をガンガン観るとかでなければ、不満はないと思います。

今までは主に、学校でiPadのEvernoteやi手帳HDの同期に、テザリングを使っていました。田舎ですからXiエリアではないのですが、FOMAエリアでも十分にハイスピードです。

比較対象が、以前使っていたケータイ「SH-10C」で利用していた「moperaU 128Kモード」だからかもしれません。FOMAハイスピードエリアなら受信時最大14Mbps、送信時最大5.7Mbpsだそうです。エリア外でも384kbpsですから、128kbpsより速いのは確実ですね。

ちなみにXiエリアは受信時最大100Mbps、送信時最大37.5Mbpsです。桁違いですね。

家ではWi-Fiで繋げています。通信データ容量を気にせずに使っていたのですが、My docomoで確認してみると、一ヶ月で500MBくらいしか利用していませんでした。自分には外で3GBを越えるような心配はないようです。契約通りに、ライトプランで十分です。

ちなみに、以前のiモードのメールアドレスを使うにはSPモードに加入しなければなりません。「SPモード」というのはプロバイダなのだそうです。だから、テザリングをするために「moperaU」に加入する必要はありません。ケータイでテザリングするために支払っていたmoperaUの使用量\315/月が必要なくなりました。よかったよかった。

http://www.nttdocomo.co.jp/xi/index.html?icid=CRP_SER_rec2_xi

自作デジタル教科書への挑戦(4)2013/02/02

Onenoteで教材研究を蓄積していた時期があったので、これを活用することを思いつき ました。

Onenoteに、ノートブックを三学年分つくり、それぞれに単元ごとのセクションをつくり、各セクションに新規ノートを大量に作りました。それから、各ノートに教科書の画像を一ページずつ貼っていきました。一学年に1時間かかりました。つかれた。

そこに今まで集めてきた動画や音声や、自作のパワポを貼り付けていきました。WACOMのペンタブレットでピンチアウト・ピンチインすれ ば、画面の拡大・縮小もできるし、ペンで手書きを加えることもできます。まだまだコンテンツは足りないけど、方向性は見えてきま した。

ノートPCとデスクトップPCで、SkyDrive経由で同期をさせました。念のためポータブルHDDにも保存しました。更新したら、どちらにも保存しないといけないですね。どちらかに決めかねています。

うちのノートPCはいまだに初期Vistaスペックなので、Onenoteをスムーズに動かすのは難しいのが難点です。そこでiPadで利用することを思いつきました。

がしかし、iPadのOnenoteアプリでは何回チャレンジしても同期が出来ないのです。自作デジタル教科書は500ページ以上ありますから、そのせいで同期できないのかと思い有料アップグレード(\1,300)もしてしまいました。それでも無理でした。

さらに調べていて分かったのですが、動画や音声をのせることも、手書きメモをすることもできません。ただ箇条書きとチェックボックス、画像を貼ることしかできません。がっかりしました。パソコンではあんなに便利なのに、iPadではできないことが多すぎます。

iPadのOnenoteでの利用はあきらめました。 iPadみたいにスマートに使うには、WindowsタブレットPCを買うか、ノートPCにワイヤレスのペンタブレットをつなげるかしないとですね。どちらにしても出費が必要です。うむー、別の方法を模索します。

付箋で教材研究する2013/02/04

「教科書を教えるのではない。教科書で教えるのだ。」なんて昔は言われましたが、生徒にとって教科書は勉強の指針です。教師としては、教科書の研究は基本です。

わたしは授業ではあまり教科書を使わないのですが、教科書の教材研究もしています。

まず、教科書を読んでいて疑問に思ったことや、分かりづらいと思ったこと、動画や写真でもっと見せたいと思ったことを、付箋にメモしながら貼っていきます。

ある程度の付箋が溜まったら、パソコンや参考書で調べたり指導書や学習指導要領の内容をメモしたりします。自分で発問や説明方法を思いつけば、メモに書き加えます。

最終的に、メモはonenoteに清書するか、プリントしてファイルにとじます。動画や音声はパソコンに保存するしかありません。どうにも資料がないときや自分でイメージが湧いたときにはパワーポイントでプレゼンを作ったり、画用紙などでモデルを作ったりします。

付箋の大きさは5cm×7.5cmの黄色い付箋です。名刺とほぼ同じ大きさなので、常に持ち歩くメモ帳としては必要十分な大きさだと思います。手帳はA5、ノートはA4、付箋は名刺サイズと規格を統一することで管理しやすくしています。ま、教科書はB5なので困るのですが(笑)

成長という化学変化2013/02/05

人はなかなか変わりません。
自分を創っているものを変えるのはそう容易いことではありません。
インフルエンザで熱を出しても人は変わらない。
それは状態変化であって,熱が下がれば元に戻ってしまう。
自分を変えようと思ったら,外部の環境を変えなくてはいけない。
つまり化学変化が必要です。
何かを付け加える「化合」か,何かを捨て去る「分解」か。
「酸化」や「還元」などいろいろ実験したけれど,いろいろと試して変えていく。

内面を変える,すべての細胞を入れ替えるには1年近くの時間がかかる。
しかし外側を変えて行くのは,そんなに時間のかかることではない。
着替えは毎日しているはず。新しい下着を着ると清々しい気持ちになる。
お風呂に入ればさっぱりする。髪を切ると気分が変わる。
新しい文房具を買ってくる。新しい洋服を着る。
勉強机の向きを変える。引き出しの中を整理する。
誘惑に負けるケータイを解約する。テレビゲームを卒業する。

あとは本人の決断次第。何を変えるか決めるのは自分の覚悟。
誰かに「捨てろ」と言われて捨てられるなら,すでに変わっているはず。
まずは,簡単な「燃焼」や「電気分解」を起こしていく。
やがてくる覚悟のとき,ビッグバンに備えて。
宇宙が135億年かかって変わったのだから,人間もきっと変われるのです。

悪い癖を飲み込む2013/02/06

つい「あの子はLDだから勉強ができないんだ。」とか「ADHDだから落ち着きが悪いのかな?」と職員室で言いたくなってしまう。そう言ったところで何も変わらないのだけれど、生徒ができないことの理由を外部に求めることで、自分の精神を安定させようとしてしまう。

だれも病院で診察したわけでもないし、WISC-IIIを試したわけでもない。自分で知っているグレーゾーンの診断名を付けて、勝手に安心する。先生の仕事は子どもを良くすることであって、ラベルをつけることではない。

大切なのは、その子が「自分でコントロールできない自分」に困っていると捉えること。子どもの困り感に気づいてあげること。そして、どうやったらうまく行くのか一緒に考えてあげること。

自転車の補助輪になり、背中を支えてやり、荷台をつかんでやり、いつか気がつかないうちに手を離すこと。

こんなふうに言うのは簡単。本当に寄り添い続けるというのは、本当に大変な仕事だ。だから給料がもらえるし、だから手を離せたときに感動が起きる。小さな成長を喜べるようにしたい。小さな変化を起こせる指導技術を身につけたい。

疲れて職員室に戻ってきて、どっかとイスに座って、グッと自分を戒める。
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