人事異動する先生へのアドバイス2013/03/22

実を言うと,今年度で現任校を離れる予定です。
(守秘義務がありますから,タイムリーには書いていません。この記事を書いているのは,この4ヶ月後の7月です。)

自分が希望して出ていくわけですが,人事異動は辛いですね。いろいろなものを捨てていく覚悟が必要になります。

例えば,生徒。
1,2年生9名の卒業を見ずに出ていくのは堪らなく辛いものがあります。2年生は去年副担をしていましたし,1年生は今年担任をしていました。だから尚更なのだと思います。

他にも,職場の先生方,整備してきた理科室,自分なりに工夫した教材・教具,進めてきた自主研究・・・。




人事異動のときに,いつも自分に言い聞かせている先輩先生からのアドバイスが2つあります。



「自分が異動すれば,自分よりもっとすごい先生が来てくれるから,大丈夫。」

自分が指導するよりも,もっといい先生が来てくれて,子どもたちの力を伸ばしてくれる,笑顔にしてくれる,幸せにしてくれる。そう思うようにしています。



「自分がこの学校で何かを変えられたと思うなら,大丈夫。」

人事異動をすることで,学校に新しい風を吹かせるなんて言いますが,まさしくその通りです。私たちは学校を変えるために異動してきたのです。小さな変化でも起こせたなら十分でしょう。

私も私なりに,この学校を変えてきたつもりです。例えばICTの活用方法について研究成果を発表しました。自信をもってそれが言えるのならば,思い残すことはないのかもしれません。



最初の学校で,先生方にこのようなアドバイスをいただきました。今まで何回か異動を経験しましたが,その時もずっとこれらが頭から離れませんでした。何回も自分に言い聞かせています。

残り1週間。後悔しないで済むように,精いっぱい勤めあげたいと思います。
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