理科室が片付いた!2013/09/10

予定では1年がかりでしたが,ついに「理科室が片付いた」と言えるレベルになりました。

教頭先生が,「理科準備室,いいね!」と言ってくださったのです。

4月に愚痴ってから,約5ヶ月で終わらせることができました。夏休みに一人黙々と頑張ったのが良かったのでしょう。

そして何より理科室掃除の生徒に毎日10分手伝ってもらったおかげです。彼らの頑張りがなければ,わたしもここまでモチベーションを維持できなかったと思います。



理科室は次のようにしました。

北と南の棚には,実験器具を「光」「音」「力」「力学的エネルギー」「岩石」と分野ごとに分けて仕舞いました。顕微鏡も箱に入れたまま並べました。

プレパラートやピンセット,ゴム栓などの細々したものは前の棚に並べました。すぐに準備できます。

その横には電子てんびんの棚,ハサミやノリなどの文房具を整理した引き出しを置きました。

東側のガラス戸棚にはビーカー,試験管,メスシリンダー,電源装置や電流計,電圧計など,生徒が頻繁に使用するものを置きました。指示すれば生徒が自分で準備することができます。



黒板に向かって左側には,プロジェクターとそれを映すためのホワイトボードがあります。

ホワイトボードの裏には,自分が使う「今日の課題」「方法」「考察」などのマグネットシートが貼ってあります。



黒板の右側には,50インチのプラズマテレビを置きました。野球部の生徒に手伝ってもらって運び入れました。

教師用実験台の隅にノートパソコンを置いて,ケーブルをつなげるようにしました。HDMI端子のないパソコンなので,アナログRGBとヘッドフォン端子から長~いケーブルでテレビとつなぎました。

AppleTVとWLAE(ルーター)もつないで,iPadもアドホックモードでテレビに表示できるようにしました。



理科準備室はこうです。

ガラス戸棚には毎年確実に使うであろう教材を分野ごとに並べました。

各種ガスボンベ,イオンの実験などの化学分野,熱量の実験,エネルギーの実験などの物理分野,永久プレパラートなどの生物分野,透明半球などの地学分野です。

その下の戸棚には,それぞれの分野であまり使わないもの,教材づくりで使う細々したものを入れました。

鉱物顕微鏡や双眼実体顕微鏡,オシロスコープも仕舞ってあります。

ワークや資料集のサンプル品も並べました。



当然,放置されていた実験台の上の実験器具も片付けました。

窓際に置いてあった駒込ピペットのゴム球は,日に焼けて大部分がダメになっていたので交換しました。滴下瓶のゴム球も交換しました。

リトマス試験紙と塩化コバルト紙とpH試験紙と付箋紙(!?)もちゃんと分けました。



ここまでやれば,パッと見には何の問題もないでしょう。

あとは実験台の下や机の引き出しの中を整理するだけです。これも時間を見つけて地道にやっていけば終わるはずです。

どうして使いかけのガムテープが10個以上あるのか…?どうしてラップすべての引き出しに入っているのか…?,などなど疑問に憤る自分を抑えながらやっていこうと思います。



理科室が9割片付きました。これからは教材研究に割く時間が増やせるはずです^^v
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