一年で一番ドキュメントスキャナを使うとき2013/03/27

年度末の恒例行事です。しかも今回は異動ということで,これまでの書類のほとんどは必要とならないでしょう。そのようなわけで,ファイリングしてあった書類をドキュメントスキャナで取り込んでいます。

再利用する可能性がほぼないと思うものは,いさぎよく処分します。

ドキュメントスキャナにかけるのは次のようなものです。

・思い入れのある書き込みをした書類
 職員会議などで提案するときなど,自分の考えや思いをメモしておくことがあります。そういうのは,生きた言葉なので残すようにします。

・先生方の思いがこもった書類
 現職,文化祭や生徒指導など,先生方が熱い思いで配った文書は,いつか自分が担当したときに利用するかもしれません。

・新しい知見が生まれそうな書類
 中教研や教育事務所などがだす通信など,ちょっと気になることやアイデアや知識が書いてあるものです。

・思い出のある書類
 生徒の作文やプリントなど,いつか思い出にひたることができそうなものです。

・授業で使える書類
 生徒の書いたマインドマップのコピーなど,次に「去年の先輩が書いたやつだよ」と参考にさせるのに使えます。

一日ずーっとドキュメントスキャナ「富士通 ScanSnap S1500」で取り込んでいます。

正直言えば,取り込んだ書類を実際に使うことはほとんどないです。ゆっくり見返すヒマも,思い出にひたるヒマも現場にはありません。でも「捨てても大丈夫」という安心感のために,紙で保管するスペースをなくすために,地道にやっておきます。

自分以外の誰かの役に立つことは,ときどきあります。先日も教頭先生に「○○の出張のときの資料がほしいんだけど」と言われて,紙ではなくてPDFで渡しました。ドキュメントスキャナがあって良かったと思いました。
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