「心の被ばく」 ― 2013/03/11
震災から2年が経ちました。
また世間では震災,原発関連のニュースや特番が増えました。いつまでこのムードなのか・・・。
WBCと聞いて,ワールドベースボールクラシックではなくてホールボディーカウンターを連想してしまうのが,福島県民の悲しさです。
たぶん他県では,夕方のニュースに「今日の放射線量」なんてコーナーはありませんよね・・・。
紫外線や花粉や黄砂と同じレベルで放射線量の数値を見ているのが,福島県民の悔しさです。(風向きや風力まで気にしてしまう!)
今回の報道のなかで,一番心に響いた言葉は,どこかの病院の医師がもらした「心の被ばく」というものでした。
上記のようなことが,すでに「心の被ばく」だと思います。こんなことを気にして生活している。こんなことが会話の中心になるときがある。こんなことをブログの記事にしている。心が被ばくしているのです。
~負の記憶(断片)~
「3月15日に雨が降った。降り出す前に,私たちはクルマに乗ってさらに西へ避難した。避難所には,行くあてのない人たちが何百人と残っていた。私はボランティアスタッフリーダーという立場から逃げたのだ。」
いったいどうしたら,このトラウマ(負の記憶)から逃れることができるだろうか。
内部被ばくしていることには,何の不安もない。きっと今ごろ体外に排出されただろうし,ダメージを受けた細胞は死滅しただろう。
でも,心に受けたキズはいつまで経っても消えないと思う。
いつか避難のことをブログに上げるくらい,強くなれるだろうか。
また世間では震災,原発関連のニュースや特番が増えました。いつまでこのムードなのか・・・。
WBCと聞いて,ワールドベースボールクラシックではなくてホールボディーカウンターを連想してしまうのが,福島県民の悲しさです。
たぶん他県では,夕方のニュースに「今日の放射線量」なんてコーナーはありませんよね・・・。
紫外線や花粉や黄砂と同じレベルで放射線量の数値を見ているのが,福島県民の悔しさです。(風向きや風力まで気にしてしまう!)
今回の報道のなかで,一番心に響いた言葉は,どこかの病院の医師がもらした「心の被ばく」というものでした。
上記のようなことが,すでに「心の被ばく」だと思います。こんなことを気にして生活している。こんなことが会話の中心になるときがある。こんなことをブログの記事にしている。心が被ばくしているのです。
~負の記憶(断片)~
「3月15日に雨が降った。降り出す前に,私たちはクルマに乗ってさらに西へ避難した。避難所には,行くあてのない人たちが何百人と残っていた。私はボランティアスタッフリーダーという立場から逃げたのだ。」
いったいどうしたら,このトラウマ(負の記憶)から逃れることができるだろうか。
内部被ばくしていることには,何の不安もない。きっと今ごろ体外に排出されただろうし,ダメージを受けた細胞は死滅しただろう。
でも,心に受けたキズはいつまで経っても消えないと思う。
いつか避難のことをブログに上げるくらい,強くなれるだろうか。
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