住宅ローンをいくら借りたらいいのか?2014/10/26

答え・・・正解はわかりません。

と言ってしまうと記事にならないので,いろいろと考えたことを記録しておきます。

今回のお話では,

【住宅保証機構株式会社】 住宅ローンシュミレーション
https://www.hownes.com/loan/sim/index.html

にお世話になりました。ありがとうございました。



【借り入れ条件】

金利タイプは「変動金利」

返済方法は「元利均等」

返済期間は「35年間」

金利は今後どうなるかどうせ分からないので,「全期間 0.6%」の金利とします。


「借入額」

プランAは「4000万円」

プランBは「3500万円」



→試算実行



【試算結果】

〔毎月返済額〕

プランA   105,611円

プランB    92,410円



〔総返済額〕

プランA  44,356,642円

プランB  38,812,020円

差額    5,544,622円



差額はなんと・・・550万円!?

と思ったら,そもそも借りている金額が違うわけですから,その差も引かねばいけません。

借入額による正しい差額は・・・54万円ということです。

4000万円借りると,54万円も多く支払うことになります。

まぁ,金利が上がらないという前提なので,最低でもこれだけの差がつく,という捉え方のほうが安全でしょう。



この「最低でも54万円多く支払う」のをもったいないと考えて,頭金を500万円増やして,3500万円借りようかなと考えていました。

しかし,住宅ローンセンターで

「4000万円ではなくて,3500万円借りようと思うのですが…?」

と切り出したら,支店長がこういう助言をしてくれました。



「うーん・・・それだと,住宅ローン減税が満額使えないかもしれないですね。

今は4000万円で借りていただいて,10年後の住宅ローン減税の期間が終わったら,その500万円を繰り上げ返済して頂くというのもいいと思います。

その500万円は使わないのであれば,10年間,他で運用してはどうですか?

うちにも利回り1%の保険なんかもありますから・・・。」

最後のところは,保険への勧誘に聞こえますが,言われてみてなるほどと思いました。



いろいろなところで,「頭金はできるだけ多く。」「期間はできるだけ短く。」と言われているように思います。

しかし,いまの低金利,新しくなった住宅ローン減税を考えると,単純な話ではないようです。

分かっていたはずなのに,すっかり忘れていた住宅ローン減税について,再度調べようと思います。
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...