理科室のテレビが大きくなる ― 2013/08/29
タイトルに悩みました。校長先生,教頭先生に感謝したいという話です。
このブログは以前,「自作デジタル教科書への挑戦」をシリーズにしていたときがありました。ここまでは前任校での話でした。
「自作デジタル教科書への挑戦」(0)~(6)
http://kani.asablo.jp/blog/2013/02/03/6710834
今年度,新しい学校へ移ってきてまた挑戦していこうと思っていたのですが,理科室がひどくてそれどころではないということで,ストップしていました。
「理科室がヒドイ」
http://kani.asablo.jp/blog/2013/04/21/6785470
それで一生けんめいコツコツと理科室環境を整えていました。その一つとして,自前のテレビ(32インチ液晶テレビ)を理科室に持ち込んで,AppleTVとiPadを使っていました。
「WLAEをアドホックにする」
http://kani.asablo.jp/blog/2013/04/04/6768340
そしたら夏休み前の備品点検のときに,「理科室にあるテレビは私物ですよね?私物の持ち込みはダメなので持って帰ってね」と事務の方から言われてしまいました。
つづいて夏休みの終わりに,備品購入希望を聞かれたので「テレビ」と書いたら「テレビは買いません」と言われてしまいました。
「ブラウン管テレビでは,HDMI端子がないからiPadが映せないんです。」と説明したら,「iPadも私物でしょ。私物はダメなんだって」とそこもダメ出しされてしまいました。
正直悔しかったです。
別に私物を持ち込んだからなんだというのでしょう?遊びで使っているのではなく,生徒のため,授業のために使っています。安全にも配慮して固定もしています。インターネットなどのネットワークにもつなげていません(繋ぎたいけど)。
テレビもダメ,iPadもダメ。私物はダメ。
じゃあ私物のデジタル一眼で行事の写真を撮るのも,自作教材を使うのもダメなんですか?
自腹で教材・教具を作っていない,用意していない理科教員なんてたぶんいません。みんな教材費が足りなくて,身銭を切っているはずです。
「先生は,最先端のことやってるんだね~」と周りからの声。
「この程度のICTの利用はふつうです。・・・わかりました。」と答えました。
ICTの利用をやらない先生,できない環境に合わせて一律にするのでは前に進まない。
やろうとする人,できる環境をつくろうとする人には歩を進めさせてほしい。
管理の問題,責任の所在の問題なのかもしれないけれど,そこを乗り越えさせてほしい。
そう思っていたら「二学期も校長先生との面談を行います。」との一声が。
これがチャンスだと思って,事情を説明しお願いしてみたところ・・・
「3階の資料室にある50インチのデジタルテレビ,あれ誰も使ってないんじゃないの?あれを2階の理科室に持っていって使ってください。あ,じゃあ教頭先生,呼んでください」
うれしかったです。お言葉だけでもうれしいのに,この素早い対応。
そして校長先生から教頭先生へ話が行き,朝の打ち合わせでその旨が先生方へ周知されました。
学校で唯一のデジタルテレビを理科室で使うことができるようになりました。
自分が独占してしまうようで,他の先生方には申し訳ないとは思いました。しかし,週に数回のペースで授業でプロジェクターもしくはテレビを使っているのは私くらいなのも事実です。
自分のテレビを持って帰っても家に置く場所がないとか,3階から2階にあの数十キロのテレビをどうやって下すかとか,問題はあるのですが,これでまた前進できる気がします。(しかも32インチから50インチにデカくなりました。)
このブログは以前,「自作デジタル教科書への挑戦」をシリーズにしていたときがありました。ここまでは前任校での話でした。
「自作デジタル教科書への挑戦」(0)~(6)
http://kani.asablo.jp/blog/2013/02/03/6710834
今年度,新しい学校へ移ってきてまた挑戦していこうと思っていたのですが,理科室がひどくてそれどころではないということで,ストップしていました。
「理科室がヒドイ」
http://kani.asablo.jp/blog/2013/04/21/6785470
それで一生けんめいコツコツと理科室環境を整えていました。その一つとして,自前のテレビ(32インチ液晶テレビ)を理科室に持ち込んで,AppleTVとiPadを使っていました。
「WLAEをアドホックにする」
http://kani.asablo.jp/blog/2013/04/04/6768340
そしたら夏休み前の備品点検のときに,「理科室にあるテレビは私物ですよね?私物の持ち込みはダメなので持って帰ってね」と事務の方から言われてしまいました。
つづいて夏休みの終わりに,備品購入希望を聞かれたので「テレビ」と書いたら「テレビは買いません」と言われてしまいました。
「ブラウン管テレビでは,HDMI端子がないからiPadが映せないんです。」と説明したら,「iPadも私物でしょ。私物はダメなんだって」とそこもダメ出しされてしまいました。
正直悔しかったです。
別に私物を持ち込んだからなんだというのでしょう?遊びで使っているのではなく,生徒のため,授業のために使っています。安全にも配慮して固定もしています。インターネットなどのネットワークにもつなげていません(繋ぎたいけど)。
テレビもダメ,iPadもダメ。私物はダメ。
じゃあ私物のデジタル一眼で行事の写真を撮るのも,自作教材を使うのもダメなんですか?
自腹で教材・教具を作っていない,用意していない理科教員なんてたぶんいません。みんな教材費が足りなくて,身銭を切っているはずです。
「先生は,最先端のことやってるんだね~」と周りからの声。
「この程度のICTの利用はふつうです。・・・わかりました。」と答えました。
ICTの利用をやらない先生,できない環境に合わせて一律にするのでは前に進まない。
やろうとする人,できる環境をつくろうとする人には歩を進めさせてほしい。
管理の問題,責任の所在の問題なのかもしれないけれど,そこを乗り越えさせてほしい。
そう思っていたら「二学期も校長先生との面談を行います。」との一声が。
これがチャンスだと思って,事情を説明しお願いしてみたところ・・・
「3階の資料室にある50インチのデジタルテレビ,あれ誰も使ってないんじゃないの?あれを2階の理科室に持っていって使ってください。あ,じゃあ教頭先生,呼んでください」
うれしかったです。お言葉だけでもうれしいのに,この素早い対応。
そして校長先生から教頭先生へ話が行き,朝の打ち合わせでその旨が先生方へ周知されました。
学校で唯一のデジタルテレビを理科室で使うことができるようになりました。
自分が独占してしまうようで,他の先生方には申し訳ないとは思いました。しかし,週に数回のペースで授業でプロジェクターもしくはテレビを使っているのは私くらいなのも事実です。
自分のテレビを持って帰っても家に置く場所がないとか,3階から2階にあの数十キロのテレビをどうやって下すかとか,問題はあるのですが,これでまた前進できる気がします。(しかも32インチから50インチにデカくなりました。)
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