【読書】「ザ・マインドマップ」を読みました。2016/06/01

「ザ・マインドマップ」(トニー・ブザン,ダイヤモンド社)を読みました。

「ゼロ秒思考」を読んでから,「マンダラチャート」以来の思考法に対する興味が再燃しています。

そこで次に手を出したのが「マインドマップ」でした。

今までもそれっぽいブログ記事を読んだことはあるのですが,きちんとした「書き方」を学んだことはないので,そこから勉強することにしました。

マインドマップの創始者の本らしく,出だしから重厚な内容です。

前半で理論や哲学がしっかりと解説され,後半でさまざまな利用方法が紹介されています。

「しあわせ」を例として,ステップを踏んで書けるように促してくれます。また,レオナルド・ダ・ヴィンチのノートなど具体例もたくさん出てきます。

以下,本の中で整理されていた内容を,さらに読書記録として整理したものです。印刷して手帳に挟むことにします。





【描くためのルール】

1 強調する
 ・中心イメージを置く。3色以上の色を使う。
 ・全体にイメージを使う。
 ・イメージや言葉を囲む枠を立体的に描く。
 ・共感覚(複数の感覚を同時に知覚すること)を使う。
 ・字,線,イメージの大きさに変化をつける。
 ・スペースを系統立てて使う。スペースを適切に使う。



2 連想を行う
 ・同じブランチ,あるいは違うブランチにある
 ・アイデアを連結させたいときは矢印を使う。   
 ・色を使う。
 ・記号を使う。



3 わかりやすく作る
 ・1本の線にひとつのキーワードを置く。
 ・言葉は全部読みやすい字で書く。
 ・キーワードは線上に読みやすい字で書く。
 ・言葉と下線の長さを同じにする。
 ・中心イメージから大きなブランチを伸ばす。
 ・線と線を連結させる。
 ・中央線はほかの線よりも太くする。
 ・境界線でブランチの輪郭を「囲む」
 ・イメージをできるだけわかりやすく書く。
 ・紙は自分の前に水平に置く。
 ・字はできるだけまっすぐに書く。



4 自分のスタイルを発展させる



【BOIを見つける方法】…基本アイデア,キーコンセプト(主要概念)

 Q どんな知識が要求されているか。

 Q 本にするとしたら,章にどんな見出しをつけるか。

 Q 具体的な目的は何か。

 Q 7つの重要な項目は何か。

 Q 根本的な疑問は何か。
    「なぜ」「何を」「どこで」「だれが」「どうやって」「どれを」「いつ」

 Q こうしたものを含む,より大きな項目は何か。

 → メインブランチへ
   ・主要なアイデアが決まると,調和のとれた思考の骨組みができる。
   ・BOIをもとに作るので,脳が思考の自然な構造に沿って考える。



【配置するためのルール】
 ① 階層を作る
 ② 序列づけを行う



【脳の力を開放するアドバイス まとめ】

メンタルブロックを打ち破る
 ① 線を伸ばす
 ② 質問をする
 ③ イメージを書き入れる
 ④ 連想の力には限界がないことを意識する

強化
 ① マインドマップを見直す
     修正,補充,重要な連想を強化することで長期記憶にする。
 ② マインドマップをしばらく確認する
     もう一度作って最初のものと比較する。
     間違い,矛盾,欠落部分を訂正する。

準備
 ① 心構え
   ・ポジティブな気持ちを高める
   ・周囲のイメージを模写する
   ・ばかげたことを真剣にやる
   ・マインドマップを作りたいという気持ちを高める
   ・マインドマップをできるだけ美しく作りたいと考える
 ② 必要な材料を用意する
 ③ 作業場所・環境を整える
   ・室内の温度を適温にする
   ・自然光を取り入れる
   ・部屋の空気を入れ替える
   ・上質な机や椅子を用意する
   ・心地よい環境を作り上げる
   ・音楽は好みのものを選ぶ

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