H29 春休み事前指導 生徒指導主事の話【原稿】 ― 2018/03/22
生徒指導主事の先生がお休みのため、明日は急きょ、在校生(中学1、2年生)向けに、春休みの事前指導を行うことになりました。
そんなわけで、放課後に原稿を書いたものを挙げておきます。このブログの人気コンテンツ、【原稿】シリーズです。(ご訪問、ありがとうございます。参考にしていただければ幸いです。)
前半で、「全体で3つ」と言っているのに、2つしか話を盛り込んでいないのは、最後の話は生徒代表の挨拶を聞いて、そこからアドリブで取り入れようと思っているからです。
それが難しい場合には、卒業式の話を1つ目としてカウントしてしまうといいかもしれませんね。
できれば原稿は見ずに、生徒の顔を見渡しながら、話を聞いてくれる生徒への感謝の気持ちをもって、身振り手振りを交えて、聞き取れるようにゆっくり話してみてください。
何はともあれ、明日で3学期が終了します。慌ただしい年度末事務に備えて、一息入れてください(休んでと言えるほどの暇はないですよね。。。)
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皆さん、こんにちは。まず、遅くなりましたが、皆さんにお礼を伝えます。
3年生のために素晴らしい卒業式の会場を準備してくれて、ありがとうございました。
式歌もずっと練習してくれて、本番では素晴らしい歌声を聴かせてくれて、ありがとうございました。
卒業式はとても感動的でしたね。見送りのときの3年生の笑顔が、3年生から皆さんへのメッセージだと思います。
みなさんも、卒業の日に、ああいう返事をして、ああいう笑顔で、巣立って行けるようになってください。
学校の教育目標、自立に向けて、頑張っていきましょう。
春休みの過ごし方について、全体で2つ確認しておきます。
まず1つめ。事故・怪我・トラブルの無いように過ごしましょう。
皆さんが、自分から悪いことをするとは思っていませんが、別の誰かから誘われること、たまたまその場に居合わせてしまって巻き込まれることを心配しています。
別の学校の話ですけど、野球部のピッチャーだった生徒が、昔の友達が集まっていると聞きつけて行ってみたら、他校生とケンカするために睨み合っていたということがありました。
危ない場所、危ない状況に近づかないように、気を付けましょう。
事故や怪我も同じです。特に自転車に乗るときは、学校じゃなくてもヘルメットをかぶりましょう。
市内の中学生全員の約束事になっています。傘をさしたり、スマホをいじったり、イヤホンで音楽を聞いたりしながら、自転車に乗ることのないようにしましょう。
不審者も出てくる季節です。防犯ブザーを持ち歩いて、万が一、何かあったら、すぐに警察と学校に知らせてください。
2つめ。先輩になる準備をしましょう。
2週間後には新しい1年生が入ってきます。だいじょうぶですか。
1年生は後輩ができて「先輩」と呼ばれるようになります。3年生は最上級生になって「受験生」と言われるようになります。準備できていますか。
勉強はもちろんです。
それに加えて、授業の受け方、休み時間の過ごし方、掃除の仕方、委員会の仕事、部活のこと、テスト勉強の仕方、勉強と部活動の両立の仕方、移動教室のときどうするか、制服からジャージに着替えるタイミング。
中学校には、いろいろありますよね。
後輩に質問されたら、何といって教えますか?教えられるだけのことをしていますか?
あなた方も1年生だったから分かるでしょう?後輩は先輩のことをよーく見てますよ。
先輩として見られたい、呼ばれたいのなら、それに見合った行動をしなくてはいけませんね。
宿題やってこない先輩のことを、誰が尊敬しますか?学校のルールを守らない先輩を、誰が尊敬しますか?
新2年生には2年生としての課題があります。新3年生には3年生としての課題があります。そのことで指導を受けるのは仕方ない。
でも、1年生のときにクリアすべき課題を、上級生になっても繰り返し指導されているのは、カッコよくはないよね。
この1年、先生方に言われたことをよーく思い出してください。
(3つめ。先ほどの生徒代表挨拶の中で、こんなキーワードが出ていました。)
以上、事故・怪我・トラブルの無いように。先輩になる準備をする。
よろしくお願いします。
2年生のみなさん、静かに話を聴いてくれてありがとう。3年生のみなさん、姿勢を正しくして聴いてくれてありがとう。
これなら、きっと立派な先輩になって始業式を迎えられると思います。
春休み、しっかりと成長してきてください。終わります。
新聞って安いんだな~ ― 2018/03/24
今朝、人事異動について新聞発表されるので、コンビニへ行って買ってきました。
コンビニのレジで支払うときに、「120円です。」と言われて、驚いてしました。
あれ?新聞ってこんなに安いんだなー、と。
我が家は新聞を取っていません。
今回のような特別なときだけ買ってきて眺めるだけで、毎日は必要としていません。
私に読む余裕がないこと、子供達が小さいこと、ネットとテレビで満足していること。
この辺が理由です。
しかし、この値段でこの情報量を考えると、すごいコストパフォーマンスです。
月3600円、年間43200円。どうでしょうね。合計すると高く感じてしまいますね、主なニュースはネットで無料で知ることができますからね。
もう少し子供達が大きくなって、落ち着いて新聞を広げて読めるくらいになったら、一誌くらい定期購読してもいいのかな?と感じました。
私の実家では、新聞をたくさん取っていました。
地方紙一誌、農家なので農業新聞一誌、投資もしているので経済紙一誌。
ちょっと忘れましたけど、少なくとも3誌。それ以外に一誌くらいあったように思います。
それを父親が一人で全部読むのです。
しかも広告スペースも含めて隅から隅まで読むのです。
読みきれる訳がありません。さらに質の悪いことに、読み終わらないと処分しないのです。
ですから、家のなかは新聞に溢れていました。
家族みんなが辟易していましたが、いくら言っても変わらない父でした。
密かに少しずつ処分しても気付かれないのだけは、幸いでした(幸い?)。
もしもスマホやパソコンでインターネットを使ってたら、どうなっていたのかな?
新聞には、そんな思い出があります。
さて、我が家はどうなるのかな?
【読書】「<わかりやすさ>の勉強法」を読みました ― 2018/03/25
先日の新聞の話題から偶然の新聞ネタになりました。
池上彰さんの「分かりやすさの勉強法」という新書を見つけて、読んでみました。
2010年の本なので、東日本大震災の話題が入っていません。たまたまブックオフで108円という値段でしたが、古本とはいえ安すぎます。
池上さんの本は、FeBeでも『伝える力』などを購入して読んでいます。
テレビでもできるだけ見るようにしています。
授業力の向上に役立つヒントが見つかりそうだからです。多分に影響を受けています。
そんなわけで、池上さんが人に分かりやすく説明するために、普段からどのような勉強法をしているのかが分かります。
A4裏紙をメモ用紙として使うことや、クリアファイルに資料を貯めていくこと、クリアファイルで編集・整理する方法など、参考になるところがありました。
ストック情報とフロー情報の考え方と扱い方、新聞社の考え方の違い、スケジュール管理の方法なども知っておくといいなと思いました。
3部作のラストらしいので、いつか前の2冊を読むときがくるかもしれません。まぁ本屋さんで出会うのは至難でしょうけれど。。。
<目次>
第1章 テレビでプレゼンのヒントを学ぶ-テレビはプレゼンの勉強の宝庫だ
・綴じなければ、話の全体像が見える
・プレゼンテーションでも威力発揮
・テレビ出演でも威力発揮
・予習の程度がプレゼンの出来不出来を決定する
・キーワードを有効に活用しよう
・焦点の合わせ方が内容を左右する
・テレビは「わかりやすく伝える授業」の教室だ
第2章 話のキモ<中心テーマ>を見つけよう-伝えるべき中心テーマに
・気づけば、成功したも同然
・「自分は何がわからないか」を知ろう
・フロー情報とストック情報を使い分けよう
・話のキモとは「そもそもなぜ~なのか?」という疑問
・「検察審査会って、そもそもどうしてあるの?」
・問題意識を持ってストック情報にあたる
・常に根本的な疑問を持つようになった
・相手に話の地図を渡そう
・自分の中に湧いた素朴な疑問を大切に
・キモの部分をプレゼンの頭に持ってくる
・プレゼン原稿は、上司の突っ込み質問から書き始めてみる
・コラム1:話が枝葉に行きっぱなしにならないために
・コラム2:単純化しすぎてはいけない
第3章 プレゼン力を伸ばす-相手の頭の中に「絵」を描く
・話がうまいスタッフは「絵が描ける」
・絵を描ける説明とは
・具体的な言葉で「話のフック」をつくる
・「幼稚園と保育園の違い」を説明するとしたら
・伝達ゲームと考えよう
・自分の中で図解する
・待ち合わせ場所をどう説明しますか?
・何でも図にして考える
・民放の現場で鍛えられる
・「会社更生法」も具体的に「絵」に描ける
・思わぬ一般論から説明する手法もある
・コラム3:名前ネタはフックになる
・コラム4:「三分間」の感覚を身につけよう
第4章 新聞の読み方、ネットの使い方-じっくり熟読、記事を切り抜き
・生放送で新聞記事を解説する
・朝は新聞四紙に目を通す
・夜は八紙をじっくり読んでページを破る
・海外の新聞はメール配信で
・解説記事と署名記事に注目
・文章力をつけるには一面コラムの精読を
・つまらないコラムの理由を考える
・就職活動に日経新聞は必須か?
・読売新聞は外信面が充実
・書評欄、読書欄の充実度は朝日新聞
・記者同士の論争すらある毎日新聞
・日経新聞は商品面をチェック
・チーズの値段から意外な世界経済の流れが見える
・どうして私は紙の新聞にこだわるのか
・データとして手元にストックできる
・雑誌は拾い読みしてページを切る
・ネットは注意して活用する
・Gサーチや日経テレコンも
・NHKニュースを使う理由
・ひいきのブロガーを見つけよう
・コラム5:ベタ記事は隠れた宝石だ
第5章 クリアファイルで情報整理-持ち運べる“編集機”
・スクラップブックから試行錯誤
・新聞記事を切り抜かなくても
・持ち歩けるフロー情報ファイル
・ファイルは自然に枝分かれしていく
・フロー情報がストック情報に
・クリアファイル整理術にも欠点が
・自己流の編集力を
・クリアファイルは“編集樹”だ
第6章 本の読み方-本を「仕事の先輩」として活用する
・本は最強のストック情報
・ネットで参考文献をチェックする
・行きつけの書店をつくろう
・書店も売り場を“編集”している
・アマゾンの読書レビューの使い方
・新聞広告で売れ筋と新刊をチェック
・新聞に寄って書籍広告の内容は異なる
・ビジネス小説で楽しみながら学ぶ
・A4の裏紙を四つ折りにして本のメモに
・本は「まえがき」から読む
・本を読む時間をどうつくるか
・コラム6:「伝えること」は情報の「呼び水」になる
第7章 ノートのとり方、メモのとり方-アナログだって有効だ
・電子手帳は使わない
・手帳はスケジュール専用
・取材ノートは左右のページを使い分け
・ビジネスへも応用可能
・レポート用紙で再整理も
・取材旅行には大学ノート
・A4の裏紙メモも活用
第8章 わかりやすい文章を書くために-「わかりにくい説明」を見つけてみよう
・「子ども向け解説」はわかりやすいか?
・「国際金融システムが正常に機能」?
・世界史嫌いは教科書に問題があった
・専門家が陥りやすい失敗がある
・企業小説にはなぜ素人が登場するのか
・優れたブロガーの文章も参考になる
・理解していないと抽象的になってしまう
・「耳で聞いてわかる」表現を
第9章 聞き上手は伝え上手になれる-まずは相手の話を聞いてから
・相手の表情を見よう
・相手が話しやすくなるリアクションを
・声に出さずに表情で聞く方法もある
・聞き下手のタイプ1 準備した順番通りに聞く
・聞き下手のタイプ2 自分のストーリーに縛られる
・準備してきたメモは忘れよう
・田原総一郎さんは「準備したら捨てる」
・「いい質問ですねぇ」は「いい反応」を引き出す
・「相手を認める」聞き方
・質問してくれた相手を大事にする
第10章 時間を有効に使ってみよう-細切れ時間も利用次第
・「集中できた」経験を忘れずに
・細切れ時間の活用法
・満員電車の中では……
・新幹線の往復時間
勉強って何だろう-「終わりに」に代えて
池上彰さんの「分かりやすさの勉強法」という新書を見つけて、読んでみました。
2010年の本なので、東日本大震災の話題が入っていません。たまたまブックオフで108円という値段でしたが、古本とはいえ安すぎます。
池上さんの本は、FeBeでも『伝える力』などを購入して読んでいます。
テレビでもできるだけ見るようにしています。
授業力の向上に役立つヒントが見つかりそうだからです。多分に影響を受けています。
そんなわけで、池上さんが人に分かりやすく説明するために、普段からどのような勉強法をしているのかが分かります。
A4裏紙をメモ用紙として使うことや、クリアファイルに資料を貯めていくこと、クリアファイルで編集・整理する方法など、参考になるところがありました。
ストック情報とフロー情報の考え方と扱い方、新聞社の考え方の違い、スケジュール管理の方法なども知っておくといいなと思いました。
3部作のラストらしいので、いつか前の2冊を読むときがくるかもしれません。まぁ本屋さんで出会うのは至難でしょうけれど。。。
<目次>
第1章 テレビでプレゼンのヒントを学ぶ-テレビはプレゼンの勉強の宝庫だ
・綴じなければ、話の全体像が見える
・プレゼンテーションでも威力発揮
・テレビ出演でも威力発揮
・予習の程度がプレゼンの出来不出来を決定する
・キーワードを有効に活用しよう
・焦点の合わせ方が内容を左右する
・テレビは「わかりやすく伝える授業」の教室だ
第2章 話のキモ<中心テーマ>を見つけよう-伝えるべき中心テーマに
・気づけば、成功したも同然
・「自分は何がわからないか」を知ろう
・フロー情報とストック情報を使い分けよう
・話のキモとは「そもそもなぜ~なのか?」という疑問
・「検察審査会って、そもそもどうしてあるの?」
・問題意識を持ってストック情報にあたる
・常に根本的な疑問を持つようになった
・相手に話の地図を渡そう
・自分の中に湧いた素朴な疑問を大切に
・キモの部分をプレゼンの頭に持ってくる
・プレゼン原稿は、上司の突っ込み質問から書き始めてみる
・コラム1:話が枝葉に行きっぱなしにならないために
・コラム2:単純化しすぎてはいけない
第3章 プレゼン力を伸ばす-相手の頭の中に「絵」を描く
・話がうまいスタッフは「絵が描ける」
・絵を描ける説明とは
・具体的な言葉で「話のフック」をつくる
・「幼稚園と保育園の違い」を説明するとしたら
・伝達ゲームと考えよう
・自分の中で図解する
・待ち合わせ場所をどう説明しますか?
・何でも図にして考える
・民放の現場で鍛えられる
・「会社更生法」も具体的に「絵」に描ける
・思わぬ一般論から説明する手法もある
・コラム3:名前ネタはフックになる
・コラム4:「三分間」の感覚を身につけよう
第4章 新聞の読み方、ネットの使い方-じっくり熟読、記事を切り抜き
・生放送で新聞記事を解説する
・朝は新聞四紙に目を通す
・夜は八紙をじっくり読んでページを破る
・海外の新聞はメール配信で
・解説記事と署名記事に注目
・文章力をつけるには一面コラムの精読を
・つまらないコラムの理由を考える
・就職活動に日経新聞は必須か?
・読売新聞は外信面が充実
・書評欄、読書欄の充実度は朝日新聞
・記者同士の論争すらある毎日新聞
・日経新聞は商品面をチェック
・チーズの値段から意外な世界経済の流れが見える
・どうして私は紙の新聞にこだわるのか
・データとして手元にストックできる
・雑誌は拾い読みしてページを切る
・ネットは注意して活用する
・Gサーチや日経テレコンも
・NHKニュースを使う理由
・ひいきのブロガーを見つけよう
・コラム5:ベタ記事は隠れた宝石だ
第5章 クリアファイルで情報整理-持ち運べる“編集機”
・スクラップブックから試行錯誤
・新聞記事を切り抜かなくても
・持ち歩けるフロー情報ファイル
・ファイルは自然に枝分かれしていく
・フロー情報がストック情報に
・クリアファイル整理術にも欠点が
・自己流の編集力を
・クリアファイルは“編集樹”だ
第6章 本の読み方-本を「仕事の先輩」として活用する
・本は最強のストック情報
・ネットで参考文献をチェックする
・行きつけの書店をつくろう
・書店も売り場を“編集”している
・アマゾンの読書レビューの使い方
・新聞広告で売れ筋と新刊をチェック
・新聞に寄って書籍広告の内容は異なる
・ビジネス小説で楽しみながら学ぶ
・A4の裏紙を四つ折りにして本のメモに
・本は「まえがき」から読む
・本を読む時間をどうつくるか
・コラム6:「伝えること」は情報の「呼び水」になる
第7章 ノートのとり方、メモのとり方-アナログだって有効だ
・電子手帳は使わない
・手帳はスケジュール専用
・取材ノートは左右のページを使い分け
・ビジネスへも応用可能
・レポート用紙で再整理も
・取材旅行には大学ノート
・A4の裏紙メモも活用
第8章 わかりやすい文章を書くために-「わかりにくい説明」を見つけてみよう
・「子ども向け解説」はわかりやすいか?
・「国際金融システムが正常に機能」?
・世界史嫌いは教科書に問題があった
・専門家が陥りやすい失敗がある
・企業小説にはなぜ素人が登場するのか
・優れたブロガーの文章も参考になる
・理解していないと抽象的になってしまう
・「耳で聞いてわかる」表現を
第9章 聞き上手は伝え上手になれる-まずは相手の話を聞いてから
・相手の表情を見よう
・相手が話しやすくなるリアクションを
・声に出さずに表情で聞く方法もある
・聞き下手のタイプ1 準備した順番通りに聞く
・聞き下手のタイプ2 自分のストーリーに縛られる
・準備してきたメモは忘れよう
・田原総一郎さんは「準備したら捨てる」
・「いい質問ですねぇ」は「いい反応」を引き出す
・「相手を認める」聞き方
・質問してくれた相手を大事にする
第10章 時間を有効に使ってみよう-細切れ時間も利用次第
・「集中できた」経験を忘れずに
・細切れ時間の活用法
・満員電車の中では……
・新幹線の往復時間
勉強って何だろう-「終わりに」に代えて
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