【育児】娘の「これなぁに?」に答えたい2018/03/18


したの子の誕生日です

うちの娘たちも、4歳と2歳になりました。

ときどき体調くずして心配をかけながらも、すくすくと育っています。

そんな娘たちは、成長のステップの一つとして、「これなぁに?」の渦中にいます。



上の子はもちろんですが、下の娘もしゃべられるようになって、二語文が出るようになるとまもなく、「これなぁに?」が始まりました。

我が家は基本的に、子供の質問にはごまかさずに、真摯に答えるようにしています。

別に妻と打ち合わせをしたわけではないのですが、そうなっています。この辺は、あ・うんの呼吸で教育方針が合ったのですね。




ゆびしゃぶり、やめてくれない

下の子の「これなぁに?」はまだ「物の名前」を聞いてくるだけなので、容易く答えられます。

同じことを何度も聞いてくると、(ぉぃぉぃ)とも思いますが。

でも、聞いた言葉を自分の口で言おうとして、言い間違えているのを聞いていると微笑ましくなります。

そもそもまだ「こ、なぁに~?」という感じで、「これ」とさえ言えていないので、聞くとほっこりします。



手強いのは上の子です。家の中の「物」については、だいたいの名前を覚えました。

ひらがなを読めるようになったからか、言葉の理解も覚えも速くなったように思います。

困ってしまう質問がいくつかあります。



まず手こずるのは、「これ何て書いてあるの?」とジュースやクリームの成分表や注意書などを指さした時です。

なんて答えてあげたらいいのでしょう?

そのまま読んでも分かるわけがないので、いちおう少しでも分かるように言葉を選んでいます。

「それはね、リンゴがいっぱいしぼって作りましたよ。すこし砂糖も入ってます。って書いてあるんだよ。」

とか、

「これはねー、これをぬるとお肌のカサカサが治ります。ばぶちゃんはまだ使っちゃダメで、小さい子は少しだけ、お兄ちゃん、お姉ちゃんはたくさん使っていいよ。って書いてあるんだよ。」

なんて感じで伝えています。すると、

「私は少しだけ~?妹はダメなの~?」

と確認してきます。理解しているんだなと思いますし、これを覚えていて、妹がいたずらして手に持つと「まだダーメ!」と取り返したりします。大したものです。

血ぃ、でたー!

つぎに難しいのは、「血ってなあに?」など目に見えないものを聞いてくるときです。

転んでケガした時などに「血が出ちゃったね~」などと伝えているので、ヒザから流れている赤い液体が「血」というのだということはすでに理解しています。

この場合の「血ってなあに?」は「血とはどのようなものなのか?」なのです。

これに対してはいくつかのパターンで説明したことがあります。

ケガをした直後なら

「血のなかにはケガを直してくれるのが入ってて、血が出ても、しばらくするとかさぶたができるでしょ?ばんそうこうを貼らなくても、からだがそうやって血を止めてくれるんだよ。」

と言いました。彼女は痛い思いをすると、血が出ようが出ていまいが、とりあえず「ばんそうこう貼って!」と泣くので…。

数mmずつ食べるようになりましたが

また野菜を食べないときには、

「ごはん食べたでしょ?それがお腹に入って、そのあと血といっしょに手とか足まで運ばれるんだよ。だから、元気に動かせるの。野菜もお肉も食べれば、もっともっと元気に動くんだよ。」

と言いました。そしたら、

「え!?血にごはんが入ってるの?」

と驚いています。まずいです。

「う、うん。ほら、ごはんをお口でかんでるでしょ?だから、ちーさくなって血に入っているんだよ。それを手とか足でパクパクって食べるんだよ。」

やっちまいました。細胞呼吸にまで言及してしまいました。

「ええ!?手が食べるの?ここに小さい人が入ってるの??」

ますます驚いています。

「お、おう…。そうだよ。人ではないけど、食べたものを使って、手も足も動いてるの。だから、野菜もお肉も大事なんだよ。」

お父さん、限界です。つぎは細胞とは何かまで説明しなくてはいけなくなりそうです。



幸運にも、今回は彼女はここで引いてくれました。

お風呂上りに何気なくした「野菜を食べようね」という会話から、こんな汗をかくことになろうとは…。

これで野菜を食べるようになるとは思えないのが、輪をかけて残念です。



でも、これからも娘たちの「これなぁに?」に分かりやすく、真摯にこたえようと思ったパパなのでした。

パパがんばるw

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