【卒業文集】Dancer in the Glare ― 2017/03/01

高校吹奏楽部では毎年夏に定期演奏会があった。

トランペットだった私も、大舞台でときどきソロ演奏をした。

ステージの真ん中に出てきて、トランペットを構える。

スポットライトがバッと当てられる。

みんなの演奏をバックに、自分だけの楽譜を吹く。

想像してもらうと、ものすごく緊張するけれど、ものすごく興奮する場面だと思う。



でも気が付いたことがあった。

眩しすぎるライトが当てられると、実は周りが見えなくなるのだ。

周りには大勢の人がいるはずだし、みんなの演奏も聞こえるのに、周りが全然気にならない。

強烈な光の下で、自分は一人、自分の演奏に無我夢中になっていた。





理科の先生になろうと思ったきっかけは、「光」の不思議さだった。

「真っ暗だから見えない」というのは分かる。でもどうして「明るくて見えない」のか。

考えても分からない。高校物理では説明できない。

実は生物学の知識も必要だと気付いたのは大学に入ってからだった。

大学に入ると分からないことだらけだと気付かされた。

ガスクロという実験装置から離れられず何日も研究室の床で寝る生活に嫌気がさした日もあれば、相対性理論を理解できて舞い上がった日もあった。

がむしゃらにもがいた日々だった。

たまの休日には映画を観ながら寝落ちしていた。

「ダンサー・イン・ザ・ダーク」という映画に出会ったのも、大学4年の夏だったと思う。

光と闇はいつも私のテーマだった。





今の自分に強烈なスポットライトを当てよ。

周りなんて気にしないで、自分の人生に光を当てよ。

自分の思い込みにすぎない過去なんてどうでもいい。

トラウマなんて存在しない。

自分の勝手な妄想にすぎない未来なんてどうでもいい。

占いなんて当てにならない。

ただ立ち止まっていては行けない。

歩き出すのが怖いなら、走り出すのが辛いなら、踊ればいい。

いま、ここで、全力のダンスを踊ればいい。

どこに行くかなんて気にしない。目的地なんて決めない。

今の一歩に全力を尽くし、次の一歩に集中する。





私はこの年になってアドラー心理学に出会った。

スティーブ・ジョブズの卒業式スピーチを聞いたのは数年前だ。

あなた方は私より若い。

今をがむしゃらに生きればそれでいい。

後先考えず、なりふり構わず、いま、ここを、全力で踊れ。

まぶしすぎる光の中で踊れ。

卒業おめでとう。みなさんが光とともにあることをご祈念申し上げます。



(野球部のみんな、楽しい野球をありがとう。)

【MM】笑顔で過ごすためのマインドマップ ― 2016/07/07

かがみ、あるかな~?
今日、参観させていただいた先生は、授業のときはニコニコしていらっしゃる先生でした。

もちろん授業も楽しそうにやっています。そうなれば当然生徒達も楽しそうに授業を受けています。

細かなテクニックや、今までとちがう授業展開といった、新しい気付きもありましたが、何よりも笑顔が印象的でした。





自分自身の授業では、つい授業規律をキープするためであったり、授業進度の焦りもあったりして、ピリピリしていることがあります。

そういうときは生徒の反応もイマイチです。質問してもパッと返ってこないし、発問してもンッ!という反応がありません。

自分が楽しめていないから生徒も楽しくないだろうなと思って、分かってはいます。でも直せない…。





次の日も研修で頑張らなくてはいけないというのに、5時に起き上がって、おもむろにマインドマップを書きはじめました。

テーマは「いつも笑顔で過ごすために」です。

「笑顔」というキーワードは、実は自分のミッションステートメントのはじめに挙げている項目なのです。

「笑顔」は授業だけでなく、教室でも職員室でも、家庭でも、どこででも大切にしようと思っています。それなのにできていない。何とかしようという気持ちが働いて寝ていられませんでした。





センターイメージに「笑顔で過ごす」と書いて、笑った雲を描き、いつでもの意味で太陽や月を描きました。また幸せのクローバーも添えました。

またBOIに悩んだのですが、「学校で」「家で」「心」「体」の4つになりました。

マインドマップは中間生成物ですので、詳細は書きません。画像としてアップするといいのかな?

以下、マップからの気付きを成果として挙げておきます。





「いつも笑顔で過ごすために」

① 1日の半分を過ごしている学校で笑顔でいられるようにする。

授業でも教室でも部活でも、生徒一人一人のことをよく見て小さな変化に気付いて褒めてあげる。生徒に笑顔が生まれれば、自分も笑顔になれる。

ただ褒めるのではなく、大いに褒める。それぐらいの意識がないと、自分は変われない。朝と帰りにほめることで、希望や見通しをもたせることができる。

叱るときも必要だけど、そのルールや基準をはっきりさせておく。

どれくらい褒めたか、自分自身の成長のためにも記録を取っていく。褒め言葉を集めたり、シールやスタンプも活用していく。



② 家でも家族が笑顔で過ごせるように心掛ける。

自分から話題を見つけたり、イベントを提案したり、ときには計画的にサプライズをしかける。(やられてばかりじゃダメ)もちろん子供とは全力で遊ぶ。

アンテナを高くして情報を集めるとともに、実現できるように休みを上手にとっていく。

自分一人のときも、時間をムダにしなように、書斎でやることと家事としてやることをテキパキやるようにする。



③ 笑顔でいるためには体も大切。健康に過ごし、若さを保つためにも、食事や睡眠といったライフログを活用するようにする。

疲れていないときには、それをキープするために筋トレやストレッチをする。疲れているときには、リフレッシュを考える。瞑想なんかもいいかも。



④ 笑顔でいるためには、心も大切。

ポジティブでいるために時間的な余裕を生み出す。そのためにライフハックを活用していく。

ネガティブになったときのスイッチをたくさん持つようにする。NLPやアドラー心理学を活用する。

心残りは後悔に繋がるので、1日1日を大切に過ごす。

明るさは周りを照らし、跳ね返って自分にも笑顔を生み出す。笑顔のキャッチボールができるように、笑顔を返す癖付けと、自然な笑顔を鏡でチェックする習慣をつける。





以上、こんなところです。

3回目のマインドマップ。描くのに40分かかりました。成文化するのに20分ですかね。一時間かけた甲斐はあったように思います。

マップも少しは上手になってきたかな?またそのうちチャレンジしてみます。

『傾聴』によって実は生徒に癒されていた ― 2016/03/12

5年目にしてまた様々なテレビの特集番組が放送されています。

今回初めて知ったのですが,「サバイバー・ギルト」という言葉があるそうです。

つ【サバイバー・ギルト】
震災や事故などの被害に遭い、命が助かった幸運によって罪悪感にさいなまれること。PTSDの一種である。



自分はPTSDだとは思っていましたが,もうちょっとはっきりとした名前が付きました。

自分にラベルが貼られることは安心です。嫌がる人もいますけど,自分が何者か分からない恐怖よりかはマシです。

で,そんな症状への治療法として挙げられているのが,カウンセリングであり,最も基本的な手法である『傾聴』だそうです。



私は昔,カウンセリングをけっこう勉強しましたし,カウンセリングを受けたこともあります。傾聴の重要性も分かります。

しかし,今回の体験をカウンセラーには話していません。カウンセリングは薬ではありません。治るとは限らないのです。

そして,先ほど書きました。治ってしまったら自分が何者なのか,ラベルを一つ剥がされるのです。それは不安なことです。

傷ついていれば,私は傷ついているという顔をしていられます。そのほうが安心なのです。(安心領域を出るのは怖い)

めんどくさいと思いますか?それは人の心は単純ではないということです。あるいは私は面倒な人間なのです。



しかしながら,先日,震災体験について3年生に話をしたとき,正直しんどいなと思ったのですが,授業が終わったとき,ちょっとだけふわっと心が軽くなったのを感じました。

なんだろう,この感じ…。と,そのときはスルーしましたが,あとからよくよく考えて気が付きました。

そうです,私は生徒に話を聞いてもらって,癒されていたのです。



生徒は私の体験談を真剣に聞いてくれました。最後の授業だということもあるでしょうが,私が熱心に話すものだから,聞き入ってくれたのです。

しかも,質問したり茶々入れたりもしません。ときどき私が冗談を挟んだときに笑うくらいで,黙ってうんうんと聞いていてくれたのです。

これこそ『傾聴』です。生徒たちは私の話を傾聴してくれたのです。だから話を終えたとき,心がふわっとしたのです。納得がいきました。



そして生徒に癒されているということに参りました。でも自分の体験談を語ることは生徒のプラスになると信じています。

やはり生徒には伝えたい。自分が癒されるためではなく,生徒に自分の信念を伝えていきたい。

もっともっと,何年経っても,このことをきちんと伝えていこうと,決意を新たにしました。

「あの日」から5年が経ちました。 ― 2016/03/11

毎年,年度末の授業進度の余裕を見ながら,この時期には震災の体験談を生徒達にしています。

写真もいくつかありますが,もっと見せたいものがあるのに,当時は写している余裕がありませんでした。

ゴミ箱からあふれたビールの空き缶の写真とか,象徴的で見せながら話したいんですけどね。

今年も入試後の3年生に,最後の授業として話しました。3年間,私の授業を受けてくれた生徒たちでした。

話しながらしだいに声が小さくなり,胸が締め付けられ,目にこみ上げるものがあります。それを誤魔化しながら,自分を奮い立たせて話しました。



今年度は放射線教育セミナーを本校で開いたので,同じセミナーを開いた各学校の先生方が集まっての反省会にも出席してきました。

放射線教育について携わっている大学の先生に噛みつくように意見してしまう自分を,抑えることができませんでした。

終わってから,丁重に頭を下げて先生方を見送りました。これから気をつけます…。





原発再稼働に向けて,国が動いています。電力会社が動いています。

残念でなりません。

原子爆弾を2度落とされて気が付いた日本です。

原発事故も2度起きないと分からないんですか。



中間貯蔵施設はまだ完成していませんよ。

最終処分場はまだ候補地さえ挙がっていませんよ。

原発の使用済み燃料貯蔵プールはあと数年で埋まりますよ。

六ヶ所村の再処理工場稼働はまた先送りになりましたよ。

核燃料サイクルは「リ」サイクルではありませんよ。

「もんじゅ」の維持費は1日5500万円だそうですよ。



原子力発電はもういいでしょう。

私たちが過去の戦争から学んだように,

原発も愚かな行為の一つだと学びましょうよ。

過去のものにしましょう。

子供たちが「昔は日本にも原発あったんだって。」と話す世の中にしましょう。



5年が経ちました。

それでもまだ3.11という日は私に影を落とします。

今日は疲れています。

【卒業文集】誰がために鐘は鳴る ― 2016/03/01

「共鳴」という言葉を初めて聞いたのは、高校の吹奏楽部でのことだった。

「よく聴いてごらん。自分と周りの出している音のほかに、もう一つ上の音が聞こえるでしょう?」と言われ、トランペットを吹きながら耳を澄ませた。バンド全員の音程が揃ったとき、確かにその音が聴こえた。「それが倍音だよ。完璧に共鳴したんだ。」

「美しい音楽というのはその倍音がたくさん含まれていて、意識していなくても聴く人の心に響くんだ。」と教わった。


 
大学の物理化学の講義では、「同じ波長・振動数をもつものは共鳴する。音だけでなく、遠くのテレビも足元の放射線も同じだ。共鳴するとエネルギーになる。」と学んだ。

赤外線が水分子に共鳴して、物を温める。紫外線が皮ふ細胞に共鳴して、日焼けする。

電波がテレビに共鳴して、番組が切り替わる。放射線がDNAに共鳴して、傷をつける。

自然界はエネルギーを保存しているが、その間は共鳴という現象が繋いでいる。


 
人間はどうだろう? (あぁ、人間は共感できる。)

頑張っている人を見て、自分も頑張ろうと思う。悲しんでいる人を見て、涙が溢れる。

怒りの声を聴いて、拳を振り上げる。周囲を笑顔にする人につられて、笑みがこぼれる。

人は感動を生み出し続けているが、その間は共感という心が繋いでいる。



自分はどうだろう? (自分からは逃げられない。)

あなたの隣にいる人は笑顔でいるだろうか?どうしたら笑顔にできるだろうか?何と声を掛けたら笑顔になるだろうか?

その人の波長に合わせて、その人の心をふるわせるにはどうしたらいいのだろう?

昨日を後悔して泣く人の涙を振り払う波長…、明日を憂え恐れる人を奮わせる波長…、

遠く砂漠の地で飢えた幼な子を笑わせる波長、暗い病に伏す人を穏やかにする波長…。

そんな波長は分からない? いいや、そんなことはない。



人の努力は多様で無限であり、いくつもの可能性をもっている。

歌、ダンス、ピアノ、スポーツ、勉強、お笑い、恋愛…、あなたがどんなことに頑張っても、それに共感して感動する人がいる。

そして何よりもあなたの笑顔。あなたの笑顔はきっと人を笑顔にする。笑顔の光は誰もが放つことができ、そして誰もが受け止めることができるからだ。

辛いときはどうか耳を澄ませてほしい。遠くから何かが聞こえる。

誰かが誰かのために、鐘を鳴らしている。あなたの心はいつでもふるえられる。笑顔を見せに出てみよう。きっと誰かが笑顔で答えてくれる。

【教師】もやもや…もやもや…もや! ― 2016/02/01

ふんが~~!
自分の首を絞めるようなことをいいますが,

授業が面白くありません。

自分の授業が行き詰っているのを感じます。



ワークシートが完成しています。

パワポ授業が安定しています。

授業もきちんと進んでいます。



その順調さが,単調さになっています。

自分の中でマンネリであり,惰性になっています。

はたから見れば何の問題もありません。
(うちの校長先生は毎日授業を見に来ます。)



でも自分ではそう感じているのです。

自分が楽しくなければ,生徒も楽しくありません。

今までも何度か行ってきましたが,

自分の授業を改革する時期に来ていると感じています。



自分にブレーキをかけているものは何か。(言い訳)

じつは来年度,採用する教科書会社が変わります。

そのために教育課程,実験器具などの変更が必要です。すべて見直しです。

ただ教材研究をやろうにも,新しい教科書は年度末にならないと手に入りません。



自分にアクセルを踏ませるものは何か。(願望)

以前からICTやNLPを活用した授業をつくり出そうと頭をひねっています。

放射線教育を受験対策にからませるプログラムを作成中です。

今はアクティブ・ラーニングを取り入れようと勉強し始めています。

実験以外のときでもアクティブ・ラーニングをしたいのです。



雑談が面白い先生もいいのですが,

生徒いじりがうまい先生もいいのですが,

自分は授業が面白い先生になりたいです。

ワーク・ライフ・バランスとは「仕事と家事の調和」である ― 2016/01/18

えっほ,えっほ…
一人暮らしが始まって一週間が経ちました。

これまでも一人暮らしをしていたことがありますし,実家にいたこともあれば,夫婦で暮らしていたこともあります。

娘ちゃんの出産に合わせて,独身生活に戻ったのも今となっては懐かしい。あのときはマンション暮らしだったな…。

今回は妹ちゃんが生まれるということで,また独身生活です。



独身生活で自分が一番気を付けるのが,ワーク・ライフ・バランスを崩すことです。

ワーク一辺倒になって,ライフを振り返らなくなって,結果,ココロとカラダのバランスを崩して,何にもできなくなる…。

つまりバーン・アウト…。最後は燃え尽き症候群ですね…。あーこわいこわい…。



ちなみに分かった気になっているといけないと思い,ワーク・ライフ・バランスとは何か調べてみました。

「仕事」と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動といった「仕事以外の生活」との調和をとり、その両方を充実させる働き方・生き方のこと

http://www.gov-online.go.jp/tokusyu/201302_02/sitte/



はい,そうですか。カラ返事,分かった気になっているだけですね。

ワーク・ライフ・バランスって,仕事と休息の調和ではないんですね。休息ではないです。

仕事と仕事以外の生活の調和です。じゃあ仕事以外の生活,つまり生活って何ですか??





今回一週間経って,初めて分かりました。

生活とは「家事をすること」です。

生活とは食事,睡眠,休憩,買い物,TVを見たり,インターネットをしたりと,いろいろな要素(活動)あるんですが,そういうことではないです。

ワーク・ライフ・バランスでいう生活とは「家事」です。

ワーク・ライフ・バランスとは,仕事と家事の調和です。



仕事ばっかりやっていては,家のことがおざなりになります。

部屋は汚くなるし,お風呂やトイレも同様です。食材・お惣菜は買ってこれますが,食器は洗わないといけません。洗濯だってそうです。

そういうことをいい加減にしていると,心にストレスとして少しずつ蓄積していきます。心のどこかでは(あぁ汚い,掃除しないと…。)と感じているからです。

仕事は進むかもしれませんが,仕事以外のストレスが気が付かないうちに溜まっているのです。

結果,その目に見えないストレスは仕事にも悪影響を与えます。

その仕事を改善しようとしてさらに仕事に邁進し,ますます家事をしなくなります。

食事のバランスも乱れ,睡眠時間も削られ,免疫力が下がり,体調も崩しがちになります。

悪循環です。心と体のバランスが崩れます。そして最後はバーン・アウトするわけです…。





土日を使って掃除や洗濯をやりました。

するとどうでしょう。自分の心が軽くなっていくのが分かりました。

べたな言い方ですが,掃除をすると,心もキレイになるんですね。

体を動かすことによって,気持ちが明るくなります。
掃除していないという後ろめたさがなくなるので,考え方が前向きになります。
仕事とはちがう脳を使うからリフレッシュにもなります。



土日にゴロゴロしていてはいけないのです。休息することが仕事との調和を取る方法ではなく,逆にどんどん家事をこなすことで調和がとれるのです。

そんなことにようやく気が付きました。最初の一週間で気が付いて良かったなと思います。

とりあえずこの気付きを機能させるために,手帳の夜の時間帯のところに,その日にやる家事をリストアップしておくことにしました。

一人暮らしだと全ての家事を毎日やる必要はありません。それでも何もしないのではなく,あえて一つか二つは家事をするようにしてみます。

さて,この取り組みはうまくいくでしょうか。ワーク・ライフ・バランスを実現できるかどうか,これからの数か月にかかっています。

自分の心に火を着けなくては ― 2016/01/09

こんかいはまだこうなってないっす
嫁ちゃんと娘ちゃんが里帰りすることで、自分のなかに喪失感がある。否定できない。

一人で楽になることと、二人がいなくなって寂しくなることでは、後者のほうが上回るらしい。

これから先、やっていけるかな。



ホームページやブログ、ノートパソコン、手帳など、ちょっとしたことがうまく行かなくてつまづいている。

そういう小さなストレスもよくない。

そして上に書いてある通り、それらの課題を具体的に明らかにしていない。だから余計にストレスになっている。



小さな不安やストレスが、溜まっていてのフラストレーションであり、焦燥感からの燃え尽き感なんだな。

投じる燃料が必要である。それは何だろう?

少なくともゲームやテレビやDVDではないはずだ。

キャリア・アンカーの診断結果 ― 2015/12/11

昨日の「キャリア・アンカー」について,ネットで無料診断できるサイトを見つけました。
http://chikaku-navi.com/carrier/



【診断結果】
〇一言で言えば
あなたは何事も専門的な立場を重視して判断し行動する。専門家タイプです。



〇環境
ある領域で自分の技能を活用し、技能をより高いレベルまで伸ばしていく機会がある環境での仕事がいいでしょう。



〇価値観
あなたは自分のキャリアが開花していくにつれ、特定の仕事に対する才能と高い意欲をもつ自分を発見します。

自分の専門分野をとことん追及できる場合に限れば、職能担当のマネージャーになろうという気持ちがないわけではありませんが、

自分としては専門分野に特化する道を志向し、ゼネラル・マネージャーになることに価値を置いていません。



〇適した仕事
あなたは、いかに才能を発揮できるかによって自尊心が左右されるので、才能の生かされる仕事を好みます。

また、あなた以外の人たちの関心は、どちらかといえば仕事をとりまく脈絡(コンテキスト)に向かうのに対して、あなたは、仕事の内容(コンテンツ)に向かいます。

したがって、あなたが低収入でも幸せを感じる仕事としては、専門領域で挑戦課題を課せられるような仕事でしょう。

そして、もし高収入でも複数の職能にまたがって全体を統括する仕事は避けた方がいいでしょう。



【詳しい結果】
①(TF)専門・職能別コンピタンス Technical/Functional Competenceの特徴

〇概要
何事も専門的な立場を重視して判断し行動する。専門家タイプ。



〇価値観の形成
自分のキャリアが開花していくにつれ、特定の仕事に対する才能と高い意欲をもつに至ったということを発見します。

自分の専門分野をとことん追及できる場合に限れば、職能担当のマネージャーになろうという気持ちがないわけではありませんが、
自分としては専門分野に特化する道を志向し、ゼネラル・マネージャーになることに価値を置いていません。



〇適した仕事
いかに才能を発揮できるかによって自尊心が左右されるので、才能の生かされる仕事を好みます。

また、このアンカー以外の人たちの関心が、どちらかといえば仕事をとりまく脈絡(コンテキスト)に向かうのに対して、このアンカーの人たちは仕事の内容対(コンテンツ)に向かいます。

組織に所属している場合は、目標設定に進んで参画し、いったん目標の合意が得られ実行の段階になると、最大限の自律性を望みます。

そして、実行に必要な設備、予算、その他の資源の制約を嫌うのが普通です。

しかし、このアンカーの人たちにとって、やりがいのある仕事を見つけ続けることは、個人、組織のどちら側にとっても意外と難しいものです。

その場合は、教育する立場になるとか、ゼネラリストとして職務を再設計することで対処します。



〇給与と福利厚生
自分の技能水準に見合った報酬を望みます。

広く社外までみすえての公平性を指向し、ボーナスやストック・オプションなどの一時的な誘引よりも、絶対的な給与水準をはっきり決めることを求めます。

福利厚生では個人に付帯して移動できるシステムを望みます。

彼らは「お金と引き換えに自分らしさや自由を束縛すること」につながれることを恐れます。

それは、挑戦的でない仕事への罠かもしれないと感じるからです。



〇昇進制度
管理職の昇進路と並行して、専門職の昇進経路があることを望みます。

これは、研究開発関係や、エンジニアリング関係のみならず、財務、マーケッティング、製造、販売など、全ての職能専門分野で適用可能なはずですが、 まだ、この要求に本当に応えられるキャリア・ラダー(昇進のはしご)を実現している組織は少数でしょう。



〇承認の仕方
プロの仲間からの高い評価に価値を置いているので、わけのわかっていないマネージャー層から単に承認されても喜びません。

彼らが喜ばれる承認の方法は、自己啓発の充電期間、専門職団体の会合への出席、書物や設備の購入予算などです。

自分が年をとるとともに陳腐化してしまうことが、この人たちにとって致命傷なのです。

ここにアンカーのある人たちは、組織の管理のあり方がまずいと最もダメージを受け易いのです。

というのは、多くの社内キャリアが、 全般管理コンピタンスにアンカーを置く人によって作られる傾向にあり、社内での公正感、組織への忠誠心、協調性などを重視しています。

しかし、これらは、このアンカーのひとたちにとっては、どうでもよいことのように思えるのです。

もし、組織がこのひとたちの存在を重視するならば、キャリア発達の仕組を設計し直すことも必要でしょう。





なんだか後半を読んでいくと,面倒くさい人に見えてきますねw

でもちょっと納得なところもあります。理科の予算には興味はありますが,学年の会計にはほとんど興味がないところとか。

褒められてもあんまり素直に喜ばないところとか。

40代を目前に控えて,自分のキャリアについて考えています。

【原稿】【金言】部活でできないことは ― 2015/09/13

私がよく子供たちに話すことに,次のようなことがあります。

今年度は,教室後ろに掲示物としても貼りました。



「学級でやっていないことは、

      部活でできない。

 部活でできないことは,

    学級でやっていない。」



野球部の子供たちは年に何回かこの話を聞きます。その場合は,部活のところをグラウンドに言い換えます。

学級担任として,他の部活の子達のために「部活」としています。

うちのクラスの野球部の子らは,学級でも同じような話を聞くことになりますが,

上を応用すれば,「部活で言ったことは,学級でも言う。」ことになり,私自身がそれに従っているからです。



以下のことは試合に負けて反省しても,子供たちが何をどう改善していいか見いだせなくなってきたときに話すことが多いです。

部活動に対する考え方,取り組み方,さらには自分の在り方,生き方といった,根本のところに目を向けさせようとする話です。

これが部活動指導の根本だと,私自身は思っています。





「君たちと他の学校の違いはなんだい?

どこの学校も同じような練習をして,同じくらいの時間練習している。

何か特別な練習メニューなんてものは存在しないし,授業の時間を削って部活をやったりしない。

ただ何時間も練習すれば勝てるんだったら,どこのチームもきっと苦労しない。

でもなぜか,勝っていくチームと負けるチームに分かれる。その差は何だと思う?


(十分に間を取ります。)


部活に差がないとしたら,それ以外の部分。つまり,学校生活の部分だ。

想像してごらん。勝っていくチームってどんな学校生活を送っていると思う?

忘れ物したり,ルール違反したり,授業中に怠けていたりすると思う?

そんなチームは勝てないね。



強いチームというのは,きっと学校生活もきちんとしている。

学校のルールを守るから,野球の細かいルールを守れるし,

授業の50分に集中しているから,120分の試合にも集中していられる。

思い切って手を挙げて発言するから,試合でも思い切ってバットが振れる。



逆にも言えるね。

グラウンドに落ちているボールを拾う人は,教室でもゴミを見つけたら拾っている。

エラーしたチームメイトに声を掛けられる選手は,教室でしょんぼりしている友達にも声を掛けている。

グラウンドをきれいに均すことができる人は,黒板もきれいにすることができる。



教室ではいい加減だけど,部活ではちゃんとしていますとか,

教室ではやらないけど,部活ではできますとか,

そんな都合のいいことはない。あるわけがない。



本当に強いチームっていうのは,きっとそういうふだんの生活から意識が高くて,きちんとしている。

だから強くなっていける。勝っていける。

言い方を変えると,勝つにふさわしい。勝つ資格がある。といえる。

もっと言えば,もっと強いチームは,きっと家での生活もきちんとしているよね。



わかった?

部活でできないことは,学級でやってないの。

学級でやっていないことは,部活でもできないの。

自分の足元から,自分の根っこから,よく振り返ってみろ。」





こんな感じです。

あとは子供たちの実態に合わせて,話を足したり引いたりしていきます。

スケールダウンして言った方がいいチーム(学校・学級)もあります。

(例1)

だってそうでしょう?ちょっと具体的に言うよ。

学校のルール破って放課後に指導を受けていたら,部活できないんだよ。

気分悪いまま練習したって,強くなるわけないでしょう。

授業をしっかり受けて,休み時間にやることやって,少しでも早く校庭に来る。

だから強くなっていけるんでしょう。




スケールアップして言った方がいいチーム(学校・学級)もあります。

(例2)

想像してごらん。強い野球部がいる学校ってどんな学校だと思う?

朝のあいさつどうかな?

大会の日の朝と同じになってる?大会が特別だなんて思ってるから,できないんでしょ?

いつでも元気よく挨拶していたら,大会の日も物怖じせずに挨拶できるよね。


(例3)

部活より長く一緒にいる学級30人をまとめられなかったら,チームがまとまるわけないよね。

学級委員に何しになったの?リーダーシップを身に付けて,部活に生かすんでしょ?

クラスのみんなに早く帰りの学活をやるように,どんどん声を掛けたらいいでしょ?


(例4)

壮行会の準備や片付けを率先して手伝うとか,応援団で声を張り上げるとかしなかったら,

応援されるに相応しいチームじゃないよね。人を応援するから,応援されるんでしょ。

応援されなかったら勝てるわけないよね。





自分が今まで話したことを思い出しながら書いてみました。

もっといろいろ言っているのですが,その場でしか生まれてこない言葉もあります。

まずは先生が部活動に対してどのような考えで取り組むのかが問われると思います。

自分のなかで納得している本気の言葉でなければ,子供の心には響かないからです。

何かがいつかの参考になれば幸いです。
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...