文化祭の最中に,気が付いたことをメモする2016/10/15

まぁありがちなことですがね
文化祭の最中に,来年の文化祭についてアイデアを書いておくというのは,去年書きました。

今年の文化祭は,去年の文化祭のときに書いたアイデアがもとになっています。

今年も文化祭の最中に,来年の文化祭のイメージが湧いてきたので,消え去る前にメモをとりました。

まだプロジェクトにするには早いですが,アイデアとしては形に残せて良かったです。



それから,来年は3年担当かつ生徒会担当ということで,文化祭も仕切ることになります。

そのため,今年の文化祭を通しての反省や気づきをどんどん手帳にメモしておきました。

これらを生かして来年の文化祭に備えたいと思います。

参考までにいくつか挙げておきます。来年は自分にとって,この学校での集大成です。





1 ステージ横のスクリーンに背景を,シンボルマークにする。
   最初は白紙にしておいて,発表されたら変えるようにする。
   うちの学校は題目などをプロジェクターで表示しています。

  
2 10分の休憩時間にBGMとしてテーマソングを流す。無音では味気ない。


3 スライドのフォントはゴシックにするよう各学年に伝える。
   体育館の後ろ(保護者席)からは見えづらい。


4 劇の最中にBGMがないとだれる。メリハリをつけるためにもあったほうがいい。


5 文化祭準備期間中の朝の音楽をテーマソングを流す。
   放課後の活動開始,終わりにテーマソングを放送する。


6 昼食は体育館か外で,家族と一緒に食べるのもOKにする。
   孫の活躍を見に来たおじいちゃん,おばあちゃん,地域の敬老会などとの交流を図る。


7 文化祭を見に来た卒業生に,スマホのマナーを呼びかける。
   高校生が中学生に見せびらかすのは勘弁してほしい。


8 指揮者,伴奏者をビデオで撮って,スクリーンに映してあげる。
   指揮者,伴奏者の顔を親としては見たいはず。

今年の文化祭を振り返って…。2016/10/16

今日やっと文化祭が終わりました。先生方もご指導お疲れさまでした。

今年の文化祭を振り返って,特に総合的な発表の時間について書いておきます。

うちの学校では,各学年ごとに30分の総合の発表の時間があります。

30分というのは結構な長さなので,各学年,趣向をこらして準備してきます。

先生方の指導も熱心に行われます。





私はどうするかというと,基本的には「放置」です。

いや,もちろん,完全に放置するわけではありません。

仕組みと流れを作ったら,基本的に見守っています。



彼らが協力を求めてきたり,ギリギリどうにも気が付かないところがあったら,

声を掛ける,アイデアを提供する,口を出す,手を貸す,代わりにやる,

ということです。

ではどんな仕組みと流れを作ったかというと,





まず,クラス23人を3つのチームに分けました。

去年1年生のときは郷土学習で地域の施設3ヶ所を訪問したので,それぞれ均等に3つのチームに分けました。

今年2年生は職場体験がメインです。1施設に1人2人しか行っていませんから,施設ごとに分けることはできません。



今回は「劇チーム」13人,「パワポチーム」4人,「掲示チーム」6人というふうに分かれてもらいました。

パソコンを扱う「パワポチーム」はパソコンが得意な生徒にやってもらい,センスが問われる「掲示チーム」は手先が器用な生徒達にやってもらい,それ以外は劇をやろうと意図しました。

もちろん,パソコンが得意な4人なんて分かりません。掲示のセンスも分かりません。

誰がどのチームに入るかは,子供たちの判断に任せました。多少人数が変動してもいいという気持ちでした。

特に強制したわけでもないのに,生徒達はこちらの想定した人数に分かれてくれました。





つぎに,総合の発表のメインとなる劇の台本づくりです。

これは大雑把なあらすじを説明します。叩き台がなければ話し合いは進まないからです。

もちろん,生徒が何か意見を言えば取り入れられる,余裕のあるおおまかな粗筋です。



そして,ストーリーの起承転結のなかで柱となる「起」と「結」の部分を,生徒の一人に書いてもらいます。

一番大切な部分なので,その生徒とはよく話し合い,一生懸命考えさせます。

また,「承」と「転」の部分も小分けにして,劇チーム以外の生徒に発表してもらうことにしました。

劇チームの生徒は暗記するセリフが多いからです。





今回の職場体験の劇を例にすると,

「起」…劇の導入。職場体験のイメージ。職場体験の前にどのようなことを学んだのか。

「承」…劇のメインとなる部分。職場体験でどのようなことを学んだのか。

「転」…劇のメインを補足する部分。アンケート結果や,職場体験の後にどのようなことを学んだのか。

「結」…劇のまとめ。「承」と「転」からどんなことが分かり,どんなメッセージを観客に届けたいのか。

こんな感じです。





それから,劇のモチーフについても説明します。今年は「クレヨンしんちゃん」でした。

なぜそうなったのかは「学級のカラーだから」なのですが,劇にはハローワークのおじさんや経済産業省の役人さんなども出てきたり,保護者や職場の方のアンケートを提示したりして,職場体験を多面的に捉えられるようにしました。

さらに,体育館への掲示物にも注目してもらえるように,劇の中で説明させました。





「掲示」チームは職場体験新聞を貼るだけでなく,職場体験チャートというのを模造紙でつくって,YES/NOで選んでいくと,どの新聞を読むといいのか選べるように仕組みました。

ふつうは掲示されている新聞なんてその子の保護者くらいしか読みませんが,自分で選んだ結果となれば気になって読んでくれるはずです。

こうすることで,せっかく作った新聞にも脚光が当たるようにしたのです。もちろん,劇の中でしんちゃんも同じように考えます。

ちなみに,当日仕事のなくなった「掲示」チームの生徒にはスポットライトをやってもらいました。



「パワポ」チームは劇に合わせて,パワーポイントを制作していきます。

スクリーンはステージの壁なので,劇の背景としても使えます。大道具を作る必要はありません。

教室の写真,正門の写真,ハローワークの写真などを準備してもらいました。



さて,私が主に手出しをしたのは,やはり「パワポ」でした。子供たちはパソコンの操作,特にパワーポイントの操作に習熟していません。

BGMや効果音,アニメーションなどもうまく扱えませんから私の方でやりました。

ちなみに,パワーポイントのデザインは標準で入っているテンプレートではありません。

自分でネットから見つけてきたフリーのテンプレートを使いました。

こうするだけで,パワポがありきたりのものではない,特別なプレゼンツールになります。

パワポに見飽きてきたら,ネットで探してみるのもいいと思います。



台本の清書や推敲,スポットライトや効果音などのト書きもやっています。

でも,大元を作ったのはあくまでも生徒です。演技の練習やギャグの練習をしたのも生徒達です。

そこでふざけようが,ケンカしようが,それを乗り越えてくれることを信じて待ちます。

もし指導・助言をして手直しするときも,生徒の同意を得ながらやっています。

生徒がどうしてもこのギャグを入れたいと言ったら,すべってもいいならやってごらんと尊重します。



30分の発表に対して,リハーサルで29分58秒で終ったときには自分でも驚きました。

このようにして,文化祭での発表にこぎつけました。

生徒達も,自分たちの手で発表を成功させることができ,満足して終わることができました。

先生方からも,保護者や小学校の先生方からも好評でした。



以上,1年前の文化祭から構想していた,総合の発表についての振り返りでした。

研究会のときKJ法で終わらないように2016/10/19

今日は中教研の二次研でした。

県大会の報告と、地域の代表校の研究授業と事後研究がメインとなる研究会です。



今回も2分野の司会を担当しました。

前回の一次研のときには、ホワイトボードを使って先生方の発言(実践のキーワード)をまとめる、ということをしました。

http://kani.asablo.jp/blog/2016/07/27/8147885

今回もホワイトボードを使おうと思っていました。





前回の役員会で、今年も「KJ法」で事後研究を行うことが決まっていました。

去年は5つのグループに分かれてKJ法をやって、それを発表しあうという形で終わってしまいました。

時間は限られているし、全員がKJ法を理解しているわけではないし、自分としてはKJ法のやり方をまとめたプリントを作ったし、やれるだけのことはやったと思っていました。

ただやってみると、会全体としての「まとめ」が見えないまま終わってしまうのだな、研究の視点に対する答えが出ないままになってしまうのだな、ということに気が付きました。





そこで、今回はKJ法で終わらないようにしようと思いました。

研究授業の後、先生方は付箋紙に「良い点」「改善点」をまとめ、事後研が始まりました。

授業者自評は5分で終わりです。

さっそくKJ法に入りました。今回のグループは3つです。先生方にはほぼ均一になるように自由に分かれてもらいました。





KJ法の進め方です。

 ① 各自が書いた付箋紙を模造紙に貼り出していく。

 ② 似たものはまとめて島をつくる。

 ③ 島ごとの関係が見えてきたら、グループの位置を動かす。

 ④ 時間軸(導入・展開・まとめ)や対象者(教師・生徒)、授業観(指導・教材・生徒)などでゾーンを決めて、配置する。

 ⑤ 島の位置、関係性がまとまったら、島をマジックペンで囲ってタイトルをつける。

 ⑥ 関係性がわかるように矢印などを書き加える。



だいたいこんなところです。正しいやり方はきちんとした本に当たってください。

1グループ6人程度です。多すぎると発言が減ったり、付箋紙が多すぎたりします。

だいたい30分くらいで集中してやりました。もっと時間をかけてもいいのですが、集中力がもちません。先生方のモチベーションしだいですね。(今回も一言も発言しない先生がいらっしゃって残念でした。)





各グループの話し合いが終わったところで、全員でその模造紙を見ながら、グループの代表者にどんな話し合いが行われたか発表してもらいました。

その発表の間、私はホワイトボードに模造紙に書かれた島のタイトルを列挙することにしました。

ホワイトボードの左側には、あらかじめ今年の中教研の研究の視点3つを書いておきました。



各グループの発表が終わったら、研究の視点①②③ごとに、関連する島のタイトルを線でつなぎました。

視点1つにつき、島のタイトルを2つくらい選べたので、重層的なまとめにすることができました。

するかどうかは先生方次第だとして、ここまでやれば、研究の視点に対する回答として文章化しやすいはずです。



自分としては、線でつないで終わるのではなく、文章にまで直したかったのですが、時間が限界でした。

指導主事の先生からの指導助言で、ホワイトボードの内容を引用していただきました。

授業者の先生も、あとで写真に残したいから消さないでくださいと言っていただけました。

その2つのことだけでも、自分としては満足できました。





私は不参加ですが、今夜は役員や授業者の先生方は打ち上げです。

中教研の理科部会がこれからも有意義な会であってほしいなと思います。

さて、中教研もこれでひと区切り、あとは最後の役員会で終わりです。

【学級】プリントの集め方にもルールがあります2016/10/21

プリントの集め方にはいろいろありますが,私は5つの方法を使い分けています。

4月の最初に,クラスの生徒にこのルールを教えて使っています。

指示の言葉が違っています。





その1 「後ろから集めてください。」

こう指示すると,各列の一番後ろの生徒が,立って歩きながら前の人のプリントを集めて,先生に渡します。

一番単純で,一番使う方法ですね。

他の先生方もよく使う方法なので,これは身につけさせる必要があります。





その2 「後ろから回してください。」

こう指示すると,後ろの生徒はプリントを前の生徒に渡します。最前列の生徒にプリントが集まったら,前列の生徒は先生に渡します。

これは意外かもしれません。「後ろに回してください。」の逆バージョンです。

このメリットは,生徒がいちいち席を立たなくても集められることです。

静かに活動したい場合や,カバンなどが置いてあって通路が狭いときに使えます。





その3 「出席番号順に集めてください。」

こう指示すると,出席番号1,6,11,16,21,26の生徒がプリントを集めます。

出席番号1番の生徒に,2~5までの4人がプリントを渡しに行きます。

ほぼ全員が席を立つのでごちゃつきますが,先生が出席番号順に並べるという手間が省けます。

プリント5枚であれば並べるのも容易なので,集める生徒の負担も渡しに行く生徒の負担も平等です。回収物の多い4月によく使います。





その4 「班ごとに集めてください。」

こう指示すると,各班の係長(一般的には副班長の生徒)がプリントを集めて持ってきます。

班活動をして,班ごとに共通部分がある場合には,まとめて見た方が効率的です。

机を班ごとの島にしている場合には大抵使います。





その5 「先生が集めるので裏返してください。」

こう指示すると,生徒は先生がプリントを集めるのをじっと待ちます。

無記名のアンケートを回収するときなど,生徒指導上の秘密を守る必要がある場合,生徒同士で覗き見してほしくない場合に使います。

集めるときには,教室の端から順番に集めます。後ろに行ったらUターンしながら集めます。

この順番を崩さなければ,座席表とプリントの順番を照らし合わせて,無記名でも誰が書いたものか判別できます。(もちろん,このことは生徒には秘密です。) 





いかがですか?その1,その4は使うことが多いと思います。

他の方法は,やっていないかもしれません。

参考までに,生徒に提案してみてください。

生徒がOKしてくれたら,すぐに学級のルールとして使えます。

試すことに失敗はありません。

アンパンマン・長女・リラックマ・・・パパ2016/10/26

安眠していたころが懐かしい
最近,ブログの更新が進まないでいます。

継続的な読者の方に,申し訳ないです。

最近の生活について記録を残しておきます。





最近,長女が私と寝たがるようになりました。

もともと嫁ちゃんと子供たち2人は1階の和室に寝ています。

嫁ちゃんの家事と寝かしつけに便利だということで,そうなりました。



ベッドから落ちるのも心配なので,和室に三人分の布団を並べて寝ていました。

私は2階の主寝室で一人でベッドで寝ています。

それが,先週あたりから「パパ,いっしょにねよ~」と言い出して,私を和室に連れて行くようになったのです。



長女をお風呂に入れるのは私の担当なので,二人で楽しく入っています。

ほぼ毎回,お風呂のなかでお弁当作りやお料理ごっこをしています。

そしてお風呂上りにタオルで拭かれるのを嫌がって泣き,「ママー」と言ってママっ子になり,そこからママにお願いしていました。



それが,タオルで拭くのはあいかわらず嫌がって「ママ~」と泣き出すのですが,パジャマを着たあたりから気持ちが切り替わって,また「パパ,パパ」言い出すようになったのです。

こちらも風呂上りなので,寝室に行ってボディケアしたり,パジャマを着たりするのですが,そこに長女がやってきて,「パパ,むかえにきたの。した,いこう」と引っ張るのです。(まあ「抱っこして」と引っ張るのですが。)

そんなわけで,どうにも逃げられなくなって,私は長女の寝かしつけ担当に昇格しました。





とりあえず,布団に入ってしばらくすると「パパ,トイレ」と言い出すのと,長いこと風邪をひいているので咳が出ると「ベポラップぬって」と薬をせがまれるのは,定番になりました。

アンパンマンとリラックマのぬいぐるみがあるのですが,毎日のように自分の隣に寝かしています。最近は2つのぬいぐるみを両側に並べて挟まれて寝るのがお気に入りです。

ちょっとまえは,わざと布団の外で寝たがって,寝付いたころに持ち上げて布団に寝せるのが日課でした。



寝かしつけをしていると,小声で「今日たのしかったね~」と話しかけてきたり,「おなかポンポンして~」と言われたり,「だっこ~」「立って~」「おふとん~(掛けて)」と要望されたり,本当に忙しいです。

はやく落ち着いて目を閉じてくれと思いながらやっています。

あらためて,ママの偉大さを感じる毎日です。





そして今日も寝かしつけをしながら寝てしまい,夜中に娘に蹴られて目を覚ますのでしょう。

ここ数日は10時半に寝かしつけを始めて,夜中2~4時に蹴り起こされて,そこから仕事をして朝を迎えるというパターンになっています。

この生活がいつまで続くのでしょう…。

周りに話すと「そのうち『パパ,キライ』って言われるから」と笑われます。

のろけていられるうちは,のろけておこうと思います。お粗末さまでした。

【0秒】ゼロ秒思考をしてゼロ秒思考の悩みが増える連鎖2016/10/30

鳥と卵,メモと悩み。どっちが先かっていう…
ゼロ秒思考はなんとか続いています。

毎日10枚はまったく達成できず,裏紙の山がどんどん高くなっていますが,ゆるく続けても価値はあると思って自分を責めないことにしています。

今回はゼロ秒思考の活用の仕方について考えてみます。





最初から矛盾したことを言いますが,そもそもゼロ秒思考メモは活用するものではないと思います。

ゼロ秒思考では,A4裏紙に1分間でメモを書いていく「ゼロ秒思考メモ」を大量に生み出します。

しかしゼロ秒思考の目的はメモを書くことではありません。

あれこれ考える・悩む・迷う時間を限りなくゼロ秒に近づける,

もしくは課題に対して最適な即断即決ができるようになる,というのが目的です。



メモを書くことは,そのためのトレーニング方法でしかありません。筋トレと同じです。

『筋トレをして→筋力がついて→瞬発力が高まる』ように,

『ゼロ秒思考をして→メモを書いて→思考力が高まっていく』わけです。

体についてきた筋力を鏡で見ても,ボディビルダー的な満足感はあっても,瞬発力は高まりません。

それと同じで,書いたメモを読み返しても,思考力が高まるわけではないのです。



例えば,腕立て伏せであれば,くり返しやれば効果があるのと同じで,以前この角度でやったかな?なんて思い返すことなく行うはずです。

だから著者の赤羽さんも『ゼロ秒思考』のなかで,「メモは基本的に読み返さず,何日か前に書いたな~と振り返ることなく,同じ内容でも新しい裏紙にメモを書くのだ」と言っています。

ただ「3ヶ月に1回くらい,振り返ってみてもいい」とも書かれています。筋トレした成果として体重計にのったり,鏡を見てもいいということです。

そこを前提として,最近思っていることをあれこれ書いておきます。





その1 クリアファイルの数がどんどん増えていく。

クリアファイルはグループ分けをしながら,少しずつ細分化されて13種類まで増えてきました。

グループは少なすぎても,多すぎても管理しづらくなります。

書斎の床に並べて眺められるくらいの冊数(最大16?)に納めておかないと,見通しが悪くて活用できないと思いました。



その2 クリアファイルがどんどん分厚くなる。

これも悩みです。クリアファイルにメモ紙を入れ過ぎて分厚いのです。

分厚くなればグループ分けするようにしてきたのですが,その1のとおりグループの増やし過ぎは良くありません。

今は紙ファイルに綴じようかなと思っています。

ただ,穴をあける,ファイルに綴じるという行為が,スピーディさと手軽さを極めたゼロ秒思考のやり方に合致していないと思うので,ためらっています。

雪崩が起きる前にやろうとおもいますが。



その3 絵を描いてもいいと思う。

文化祭の劇の叩き台として,ゼロ秒思考を行っていました。

それを主任に説明するのに,漫画風に描き起こしたメモを見せながら説明しました。

劇なので絵は分かりやすいし,教室の黒板で生徒に説明するのにも,その漫画を見ながら絵で説明しました。

頭に浮かんできたものが言葉ではなく,絵だとしたら,それはそれでアウトプットしたほうがいいように思います。



その4 やっぱりまだ3行書くのがやっとだ。

大雑把に1分間でやっていますが,それでもまだ3~4行書くのがやっとです。

10~20文字の短い文であれば4行~5行行けますが,ゼロ秒思考では20~30文字のある程度の文章にして書くことを推奨しています。これがなかなか難しいです。

その辺が毎日10枚書いたり,ペンにこだわったりする理由なのかもしれません。

さきほど数えてみましたが,やはり1分で100文字程度でした。



その5 読み返すと仕事が増える

パラパラと読み返す程度だと,タイトルしか目に入らないので,考えが足りないと思えば,新しいゼロ秒思考メモのタイトルになります。

さらに本文まで読み返しをやってみると,メモの中に書き残されたアイデアや疑問が見つかり,タスクとして再認識されます。

それによって中長期にわたるプロジェクトにしたり,短期的なタスクにしたり,仕事としてはどんどん増えることになります。

他から依頼された仕事ではなく,自分自身で生み出した仕事ですから,もちろん意欲はあります。

しかしその数に(やりきれないよ~)とがっかりしそうにもなります。

この辺からも,3ヶ月というスパンにこだわらず,ある程度で振り返る必要があるかもしれません。





ちょっと整理しきれずに書きましたが,とにかくやればやるほど効果と悩みが出てきます。

それでもここまで続いているのですから,自分には合った手法なのだろうと思います。

ときどきゼロ秒思考の実践者のブログを読んで,やり方について参考にしています。

赤羽さんの別の本も読んでみるといいのかなと思いました。書評ブログでもいいかな。

マインドマップは今のところ頓挫しています。時間と場所と道具と書き方が,ゼロ秒思考の対極になるような方法ですからね。

この辺もゼロ秒思考のテーマ・タイトルになりそうですね。そしてまた悩みが増えるんだろうな(笑)

Windows10のアップグレード失敗!2016/10/31

BIOSの画面,久しぶりに見たな~
hp(ヒューレットパッカード)のデスクトップパソコンを使っています。

3年前に購入した,ミニタワーケースのパソコンです。

当然買った当初はすこぶる調子が良かったのですが,しだいに調子が悪くなっていました。

20150205「管理者権限がなくなった!?」
http://kani.asablo.jp/blog/2015/02/05/7571401


それでも我慢しつつ,去年の9月にWndows10にアップグレードしました。

20150910「Windows10にアップグレードしました。」
http://kani.asablo.jp/blog/2015/09/10/7814101



しかし,ついに限界が来ました。

これまた何となく…でやってしまった『Windows10 Anniversary Update』がきっかけです。

文化祭の準備もほぼ終わったし,なんか通知が来ているから,やってみようかな~

ぐらいの感じでした。失敗でした。





ダウンロード,そしてインストールと進んで,再起動がかかったあと,Windowsが起動しなくなったのです。

いろいろと調べてみました。

何度も再起動してみたり,コンセントを抜いてみたり,BIOSの設定も見返して,HDDのチェック(SMART)をしたりもして,それでも分かりません。



しかたなく,hpのサポートに電話してみました。

あれこれと状況を説明してみたところ,

hpのお姉さん「お客様のパソコンはサポート期間が終了しております。」

がーん・・・。まぁ確かにそうですよね,パソコンのサポートなんて1年ですよ。



そこで諦めずに,有料でも修理してもらえないかお願いしたところ,

hpのお姉さん「お客様のパソコンはWindows10での動作を保証しておりません。」

がーん・・・。まぁ確かにそうですよね,OSのアップグレードは自分で勝手にやったのですから。



そこで諦めずに,どんな選択肢があるか聞いてみたところ,

hpのお姉さん「お預かりして修理すると,初期化してWindows7に戻すことになります。Windows10のままにしたいのであれば,それはMicrosoftのサポートになるので,そちらにお問い合わせください。あとはHDDが故障していないかどうか,お客様自身の手でお確かめいただきます。」

がーん・・・。まぁ確かにそうですよね,Windows7で買ったんですからね。HDDのチェックもさんざんやったつもりですが・・・。



とりあえず操作方法を教えてもらって,HDDのチェックをすることにしました。

hpのお姉さん「待ち時間はいかほどでしょうか?」

わたし「3時間半って出ました…」

hpのお姉さん「HDDの容量が大きいのですね…」

おーい,なんだよ,沈黙かよ~。3時間半,お姉さんと何話せばいいんだよ~。なんて,ちょっと困りつつ。



わたし「MicrosoftのサービスでやっていたWindows10への無償アップグレードって,期間が終了しましたよね?」

hpのお姉さん「そうですね。終了しているようです。」

わたし「てことは,リカバリーしてWindows7に戻したら,Windows10にはもう勝手にアップグレードしないってことですよね?」

hpのお姉さん「そうですね。しません。」

わたし「分かりました。じゃあ,Windows7にリカバリーするか,それでもダメだったら修理に出します。」



という結論を出しました。

hpのサポートでさえ運よく繋がったと思うのです。

Microsoftのサポートなんて電話で話せるとは思えません。

数時間後,HDDのチェックが終わってどうしたかというと,

hpのリカバリーディスクを使って,Windows7に戻すことにしました。



Windows10にして1年ちょっと…,このような形でOSのダウングレードをすることになるとは思いませんでした。

自分自身,ダウングレードは初めてです。

Windows10に慣れてきていたので,ちょっと残念でもありますが,Windows7の安定感を思えば,このパソコンにとっては良かったのかなとも思います。



HDDがまっさらになって,改めて使っていたOfficeやフリーソフトなんかを思い出しながらインストールしています。

メールや,ブラウザのお気に入りなど,消えて困ったところもありましたが,消えたら絶対に困るというものがなかったのは救いです。

基本的に自分のオリジナルデータはモバイルHDDに入れていたのが幸いでした。

そんな感じで,しばらくのあいだパソコンの再構築に勤しんでいます。

デスクトップの使い勝手や見た目とか,これを機に工夫してみようと思っています。
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