【学級】プリントの集め方にもルールがあります2016/10/21

プリントの集め方にはいろいろありますが,私は5つの方法を使い分けています。

4月の最初に,クラスの生徒にこのルールを教えて使っています。

指示の言葉が違っています。





その1 「後ろから集めてください。」

こう指示すると,各列の一番後ろの生徒が,立って歩きながら前の人のプリントを集めて,先生に渡します。

一番単純で,一番使う方法ですね。

他の先生方もよく使う方法なので,これは身につけさせる必要があります。





その2 「後ろから回してください。」

こう指示すると,後ろの生徒はプリントを前の生徒に渡します。最前列の生徒にプリントが集まったら,前列の生徒は先生に渡します。

これは意外かもしれません。「後ろに回してください。」の逆バージョンです。

このメリットは,生徒がいちいち席を立たなくても集められることです。

静かに活動したい場合や,カバンなどが置いてあって通路が狭いときに使えます。





その3 「出席番号順に集めてください。」

こう指示すると,出席番号1,6,11,16,21,26の生徒がプリントを集めます。

出席番号1番の生徒に,2~5までの4人がプリントを渡しに行きます。

ほぼ全員が席を立つのでごちゃつきますが,先生が出席番号順に並べるという手間が省けます。

プリント5枚であれば並べるのも容易なので,集める生徒の負担も渡しに行く生徒の負担も平等です。回収物の多い4月によく使います。





その4 「班ごとに集めてください。」

こう指示すると,各班の係長(一般的には副班長の生徒)がプリントを集めて持ってきます。

班活動をして,班ごとに共通部分がある場合には,まとめて見た方が効率的です。

机を班ごとの島にしている場合には大抵使います。





その5 「先生が集めるので裏返してください。」

こう指示すると,生徒は先生がプリントを集めるのをじっと待ちます。

無記名のアンケートを回収するときなど,生徒指導上の秘密を守る必要がある場合,生徒同士で覗き見してほしくない場合に使います。

集めるときには,教室の端から順番に集めます。後ろに行ったらUターンしながら集めます。

この順番を崩さなければ,座席表とプリントの順番を照らし合わせて,無記名でも誰が書いたものか判別できます。(もちろん,このことは生徒には秘密です。) 





いかがですか?その1,その4は使うことが多いと思います。

他の方法は,やっていないかもしれません。

参考までに,生徒に提案してみてください。

生徒がOKしてくれたら,すぐに学級のルールとして使えます。

試すことに失敗はありません。

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