帰りの学活で副担任の先生に話してもらう2016/01/21

本校は小規模校です。教員数は学級数で決まりますから,最小限の先生しかいません。

そのため1学年は,私しかスタッフがいません。学級担任ですが,学年主任の仕事,生徒指導の仕事,学年会計の仕事もやっています。

誰にも甘えられないというのは辛いです。しかし,メリットもあります。



学年会議で拘束される必要なく,自分のペースとタイミングで一人で会議ができます。(一人ブレストと呼んでいます。)

また,採用教材や修学旅行先なども自分で決めることができます。

夏休みの友なんて,業者さんが持ってきた中から即決しました。業者さんが驚くくらいのスピードでした。

仕事をする上では,メリット・デメリットが相殺されています。それでも4:6くらいで辛いかな。





しかし,学級の生徒にとっては,デメリットだと考えています。

もちろん教科担任制ですから,さまざまな先生との関わりがあります。

しかし,学年集会をしていろいろな先生の話を聞くということはできないのです。(学年集会=学活です)



そこで,隣の席の非常勤講師の先生に,帰りの学活に来てもらって話をしてもらうようにしています。

年も若く(1コ下),非常にユーモアがある先生なので,生徒からも人気です。教科の都合ではあるのですが,非常勤であることが非常にもったいない先生です。

そんな先生にお願いして,「どんなことでもいいので話してください。」と頼みました。

毎週教室に足を運んでいただいて,先生の体験談やお考えなどを話していただいています。

こうすることで,生徒たちにさまざまな先生がいて,さまざまな考え方があって,さまざまな価値観があって,生き方があるんだ,ということを感じてもらえればいいな,と思っています。



(前任校では,常勤の講師の先生に毎日来てもらっていました。その先生は採用試験に合格されました。私が学活で話したことを聞いて(メモして),それが少しは財産になっていることを期待しています。若い先生を育てるのも,現職として大切なことだと思います。大規模校に行っても継続したいなと思っています。)

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