ハイブリッド黒板アプリ「Kocri」がスゴイ ― 2016/01/08

iPhoneやiPadをお使いの方にはぜひ試してもらいたい。
「Kocri」というアプリを見つけました。
詳しく、そして正しくは、リンク先や検索をして調べてください。
http://kocri.com/
「Kocri」は簡単に言えば、プロジェクターで画像を白黒反転させて投影するアプリです。
白黒反転させることで何がいいのか?
試してみると分かるのですが、教室の黒板にはっきりと見やすく、プロジェクターで映し出すことができます。
ふつう緑色の黒板に白い背景の黒い文字を写そうとすると、緑+白+黒となり、見づらいのです。
そうすると、先生方はスクリーンを持ってきたり、天井から引き下ろしたり、黒板に貼るスクリーンを使ったりします。
もちろんスクリーンに書き込みはできません。書き込みをしたいときにはホワイトボードとホワイトボードマーカーを用意します。
荷物も手間も増える一方です。こういうことがICT活用の現場でのネックになっています。
しかし、このアプリを使えば、スクリーンの代わりに黒板が使えます。そしてチョークで書き込みができます。既存の設備を有効活用できるのです。
映し出す画像はふつうの丸や四角だけでなく、授業で使うことの多い方眼用紙や五線譜、英語ノートなどがあります。
さらに自分のカメラで撮影したものを白黒反転させて映し出すこともできます。
つまり、教科書の本文を撮影するとか、花や作品を撮影するとかして写真を使えるのです。
リアルタイムに教室の映像を映し出すこともできます。
何をどの順で映し出すのか登録して管理することができます。授業として1時間ごとに作っておけるということですね。
で、これが何がいいのかというと、
第1に、スクリーンやホワイトボードが必要ない、ということです。
教師がICT機器を使おうとすると、ほぼ必須なのがパソコン、プロジェクター、スクリーンです。
このパソコンがiPhoneになり、スクリーンが黒板に置き換わるのです。あとはAppleTVとプロジェクターさえ運べばいいのです。
第2に、黒板に図や文を出してチョークで書き込みができます。
花のつくりの模式図に、説明をしながらつくりの名称を書き込んでいく。
このときの最初のステップ、自分で模式図を板書しなくてもよくなるのです。
本文を書くのが面倒そうな、英語や国語の文章を出して、矢印や意味を書き込むことができます。
第3に、生徒の視線と思考をジャンプしたり、ストップしたりさせずに、スムーズに動かすことができる、ということです。
黒板とホワイトボードで授業していると、生徒の視線はあっちこっちへ移動します。視線がジャンプするということは、思考はストップがかかります。
本を読んでいて、裏のページの図の説明が表に書かれていて、ページを何度もめくりながら読まなくてはいけないような不便さを味わわなくて済むのです。
しかも真っ正面にあるいつも見ている黒板です。特別に置かれている黒板の横のホワイトボードではないのです。落ち着いて見続け、考え続けることができます。
リアルタイムであり、即時性があるので、予定しておいたところから授業が逸れても対応できます。パワーポイントのレールに乗せなくてもいいわけです。(乗らないのには違う意味で問題がありますが。)
ただし、課題が無いわけではないです。
やはり教室の黒板に写すということで、キレイに映し出すためにはプロジェクターが明るくないといけません。
プロジェクターがそこまででなければ、教室を暗くするしかありません。
照明を消す、カーテンを締める、といったことが考えられますが、それでは教室が暗くて生徒が苦労します。本末転倒です。
ですから、まずはご自分が使いたい環境(教室、プロジェクター)で試してみて、使えそうかどうか検証してみてください。
すこししつこくなった気がしますが、それぐらい私の中ではヒットしたということです。
私の今の環境では難しいようですが、将来的には使えるかもしれない、というワクワク感があります。
先生が楽しまないと、生徒も楽しんでくれません。「試してみることに失敗はない。」ですよ。
「Kocri」というアプリを見つけました。
詳しく、そして正しくは、リンク先や検索をして調べてください。
http://kocri.com/
「Kocri」は簡単に言えば、プロジェクターで画像を白黒反転させて投影するアプリです。
白黒反転させることで何がいいのか?
試してみると分かるのですが、教室の黒板にはっきりと見やすく、プロジェクターで映し出すことができます。
ふつう緑色の黒板に白い背景の黒い文字を写そうとすると、緑+白+黒となり、見づらいのです。
そうすると、先生方はスクリーンを持ってきたり、天井から引き下ろしたり、黒板に貼るスクリーンを使ったりします。
もちろんスクリーンに書き込みはできません。書き込みをしたいときにはホワイトボードとホワイトボードマーカーを用意します。
荷物も手間も増える一方です。こういうことがICT活用の現場でのネックになっています。
しかし、このアプリを使えば、スクリーンの代わりに黒板が使えます。そしてチョークで書き込みができます。既存の設備を有効活用できるのです。
映し出す画像はふつうの丸や四角だけでなく、授業で使うことの多い方眼用紙や五線譜、英語ノートなどがあります。
さらに自分のカメラで撮影したものを白黒反転させて映し出すこともできます。
つまり、教科書の本文を撮影するとか、花や作品を撮影するとかして写真を使えるのです。
リアルタイムに教室の映像を映し出すこともできます。
何をどの順で映し出すのか登録して管理することができます。授業として1時間ごとに作っておけるということですね。
で、これが何がいいのかというと、
第1に、スクリーンやホワイトボードが必要ない、ということです。
教師がICT機器を使おうとすると、ほぼ必須なのがパソコン、プロジェクター、スクリーンです。
このパソコンがiPhoneになり、スクリーンが黒板に置き換わるのです。あとはAppleTVとプロジェクターさえ運べばいいのです。
第2に、黒板に図や文を出してチョークで書き込みができます。
花のつくりの模式図に、説明をしながらつくりの名称を書き込んでいく。
このときの最初のステップ、自分で模式図を板書しなくてもよくなるのです。
本文を書くのが面倒そうな、英語や国語の文章を出して、矢印や意味を書き込むことができます。
第3に、生徒の視線と思考をジャンプしたり、ストップしたりさせずに、スムーズに動かすことができる、ということです。
黒板とホワイトボードで授業していると、生徒の視線はあっちこっちへ移動します。視線がジャンプするということは、思考はストップがかかります。
本を読んでいて、裏のページの図の説明が表に書かれていて、ページを何度もめくりながら読まなくてはいけないような不便さを味わわなくて済むのです。
しかも真っ正面にあるいつも見ている黒板です。特別に置かれている黒板の横のホワイトボードではないのです。落ち着いて見続け、考え続けることができます。
リアルタイムであり、即時性があるので、予定しておいたところから授業が逸れても対応できます。パワーポイントのレールに乗せなくてもいいわけです。(乗らないのには違う意味で問題がありますが。)
ただし、課題が無いわけではないです。
やはり教室の黒板に写すということで、キレイに映し出すためにはプロジェクターが明るくないといけません。
プロジェクターがそこまででなければ、教室を暗くするしかありません。
照明を消す、カーテンを締める、といったことが考えられますが、それでは教室が暗くて生徒が苦労します。本末転倒です。
ですから、まずはご自分が使いたい環境(教室、プロジェクター)で試してみて、使えそうかどうか検証してみてください。
すこししつこくなった気がしますが、それぐらい私の中ではヒットしたということです。
私の今の環境では難しいようですが、将来的には使えるかもしれない、というワクワク感があります。
先生が楽しまないと、生徒も楽しんでくれません。「試してみることに失敗はない。」ですよ。
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