手帳術は自分で試さないと身に付かない。2016/01/06

今年も年末年始は手帳術の本を読んでいました。
冬休みになると時間ができるので,こういった関係の本をよく読みます。
手帳術,仕事術,自己啓発,成功法則などなど。



今回,2冊の手帳術の本を読んで思ったことは,

『結局,手帳術は自分で試して身につけるしかない』ということ。

分かってはいたけれど,たくさん読んでやっと腑に落ちた感じです。



世の中の手帳ブームに乗って,さまざまな手帳が売られています。
昔からさまざまなサイズ,フォーマットの手帳があります。
著名人,実業家,大学の先生など,さまざまな方が自分の手帳術に合わせて作ったものを売り出しています。

そして,手帳の使い方について,さまざまな本が売られています。
ネットにもたくさんの情報があります。
私も自分が手帳を使うようになって,ついには自分で「教師手帳」を作るようになりました。

しかし,たくさんの情報を得て,最終的に行きついたのは,結局自分次第だということでした。
さまざまな手帳があり,いろいろな手帳術があり,「こういうのがいいですよ。」「こうすればうまくいきますよ。」と提案されても,それを実行してみないと自分に合うかどうか分からないのです。



かつて成功本ブームのときに,(成功本を読むと成功した気分になって満足してしまい,結局何も変わらない。)というのを自分自身も味わいました。それと同じことが手帳本ブームにもあるのだなと悟ったのです。

以前に耳読した「夢をかなえるゾウ」でも成功本について同じように指摘しています。
今回の手帳術の2冊を読んでも,直接的ではないですが同じようなことが読み取れます。
あまりに手帳本を読み過ぎて,自分は手帳を上手に使えている気になっていたのです。

自分のスタイルは自分で確立するしかありません。
いろいろな人の手帳術を参考にするのは構わないけれど,それを読んで,見て,楽しい気分になって,満足して終わってはいけないのです。



私の「教師手帳」をネットに公開するとき,PDFをやめてエクセル形式にしたのは,
結局,自分なりに手を加えなければ,自分の使いたいものにならないだろうと思ったからです。

「教師手帳」が出版社や文具メーカーの目に留まって,商品化されるのを夢見ていますが,まずは現場の先生方がご自分の使いやすいようにいじってください。まだまだ改良の余地はあると思っています。

いつか有名人の手帳といっしょに「教師手帳」が手帳コーナーに並ぶ日を夢見て,改良を重ねていきます。
今年もほそぼそと続けていきますので,よろしくお願いします。
(「教師手帳」についてはご自分で検索をかけてください。リンクは貼りません。)

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