タバコを吸う先生には負けたくない。2015/12/21

職場でタバコを吸う人はだいぶ少なくなりましたね。

私はもともとタバコを吸いません。実家の両親が吸わない人だったので、タバコの臭いというものがほとほと嫌なのです。

しかし大人になってみると、タバコが吸えたほうが良かったなと思うことが一度だけありました。



それは、仕事をしていて、自分だけが分かっていないことがあることに気づいたときです。

それはどうしてか観察してみると、職場の喫煙室でタバコを吸う先生方が雑談しながらいろいろ話し合って、さまざまな案件を内々に決めていたのです。

だから、いつの間にか周知のこととして決まっていたり、会議でそれほど議論されなくても共通理解が図られたりしていたのです。



それで、それが悔しくてタバコも吸えないのに雑談をしに喫煙室に行っていたこともありました。

その後、職場から喫煙室は撤去され、タバコを吸う先生方は喫煙・雑談場所を移さざるを得なくなっていきます。

それは校地の一歩外でした。校地内禁煙ですので、裏門から出たところが自然と指定場所になりました。



そして私は思ったのです。

(仕事中にタバコを吸うために学校から外に出なくてはいけない。その時間が5分、戻ってくるのに5分。雑談の全てが無駄だとは思わないし、リラックスした状態でそこでいいアイデアが沸くこともある。)

(でもその先生を探している生徒や先生にしてみれば困ってしまう。往復10分ももったいない。チリツモ10分でできることはたくさんある。)

(タバコを吸う先生には負けたくない。)

というわけで、私は部活指導のあと、下校指導で正門に向かう時くらいしか行かないようになりました。



ただ、私はコーヒーは常に飲んでいます。下手すると、勤務時間中に3杯くらい飲みます。

自席から給湯室までの往復で5分、コーヒーを飲まない先生には勝てないのです。

そんなわけで,最近は家でタンブラーにコーヒーを作って持っていくようになりました。
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