【図書館】図書室にどんな本があるか確かめる2015/12/03

学校によって,図書室にある本は違います。

図書室にどのような本が置かれているか,教師は知っておいた方がいいです。

その理由を2つの側面から挙げてみます。



○理科教師として

意外とある図鑑や専門書籍が役に立ちます。

授業で手に取って紹介するだけでなく,OHCなどでテレビに映し出して見せることもできます。

司書の先生が選んでいますから,中学生でも分かるレベルのものが多いです。

どのように説明すればいいのか,どのように興味を引けばよいのか,自分自身の勉強にもなります。





○学級担任として

生徒がどのような本を読んでいるか把握します。

子供に人気の本というのがあります。

司書の先生からの通信などでも読み取れますが,

実際に子供たちが読んでいるところを確認するのがいいと思います。

そこから会話が広がるかもしれません。



総合的な学習の時間や学級活動などで活用しやすくなります。

職業教育(キャリア教育)などで,調べ学習をするときに,

「13歳のハローワーク」や「なるにはブックス」など,まず最初に手を付けやすい本というのがあります。

それがどこに何冊あるか把握しておくだけでも,図書室を活用しやすくなります。





このように自ら図書室に関心を持つようにすると,司書の先生とも親しくなれます。

そうすれば「このような本が欲しい」とか「理科室前に並べたい」とか,お願いしやすくなります。

理科室には自由研究の本や植物図鑑,学級ではスクラップブッキングの本を買ってもらったことがあります。



できれば図書室で生徒と一緒に本を読むところまでいければいいのですが,

昼休みにその余裕をつくり出すのは難しいですね。生徒指導,業者対応,授業準備…。

空き時間にのぞきに行くのが精一杯ですが,三学期は図書室に立ち読みに通えればと願っています。
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