【図書館】こども手帳術2015/12/05

あな吉さんのやり方を,子供に当てはめたような手帳術です。

ただ,その子供というのが,3歳ぐらいからを対象としています。

そこに驚いて,図書館で借りてきた本です。



3歳の子供に手帳を使わせるわけですから,いきなりスケジュール管理やタスク管理はできません。

手帳をまずは大切なものとして認識させるところから始めます。そのために,子供の好きなものをどんどん綴じさせていきます。

これで,開けば自分の好きなものが見られるということを覚えます。しだいに宝物となってくるでしょう。

手帳を開く習慣を身につけさせるのが,何よりも大切ですね。手帳の定位置を作るのも大事だと思います。



そしたら次に,親がフセンにやることを書いて貼ってあげます。

子供ができたら,そのご褒美としてシールやスタンプでマーキングしてあげます。1週間に1回とかでもいいようです。

しだいにフセンの貼り換え(やること→やったこと)や,予定の記入をしていきます。

最初は親がやってあげて手本を示し,子供が真似するようにさせます。

字が書けなくても,フセンの貼り換えはできるはずです。



壁に張り紙でもいいのですが,慣れてしまうと風景になってしまいます。

しかし,手帳は自分で開くという動作によって,子供が能動的・主体的に動くようになります。

親がいちいち言わなくても,そこに書いてあるからです。

逆に言えば,親がやらせたいことは,フセンに書いて貼っておけばいいのです。

例えば「はみがきをする」「かおをあらう」「おもちゃをかたづける」などです。

アナログ時計のフセンを使えば,時間に合わせて行うこともできるようになります。



時には,子供が言うことを聞いてくれなくて困っていることについて,親子で話し合いをします。

そのためのワークシートもついています。お互いに意見を交換して,共通理解をし,落としどころを見つけるのです。

こうすることで,親が怒ることも,子供が怒られることも減ります。お互いのストレスが減ってハッピーですね。



最初は親の手間が多いと思いますが,子供の遊びの延長でやっていけば,それほど苦ではないと思います。

そもそも親のストレスを減らすのが最大の狙いかもしれませんw

しだいに子供自身もタスク管理,スケジュール管理を身につけさせていきます。それは将来きっと役に立つはずです。

学齢期ごとに写真入りでサンプルも載っていますし,理屈も載っているので,理解はしやすいと思います。



始めるに当たっては,いくつかの物が推奨されています。

A5サイズ,6穴バインダー
 …子供の手にとって大きすぎず,小さすぎず。学校からのプリントも管理しやすい。

フセン
 …手帳内で貼り換えるので,はがれないように全面ノリのものを推奨しています。

タックシール
 …タックシールの一部をマステなどで覆うことで,ノリ面の大きなフセンとして使えます。

マスキングテープ,穴補強シール
 …子供が乱暴に扱ってもいいように,いろいろと使えますね。

シール,スタンプ
 …飾りであったり,ご褒美であったり。子供が好きなものを探してあげたいですね。

インデックスシール
 …子供が自分で好きなところを開けます。

クリアファイル,ファスナー袋
 …子供の宝物を入れるのに使います。(怪獣図鑑の表紙イラストなど)

6穴パンチ
 …紙ものを綴じるのに穴をあけます。2穴パンチでもできないことはないですが。



これぐらいだったら用意できますね。

というか,すべてパパが持っています。

2歳になったうちの娘にやらせようかなー…早すぎるかw
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