【教育実習生へ】総括の講評2015/06/22

実習生として,学校を違った視点で見ることで,さまざまな思いを抱いたことと思います。

学校現場は本当に忙しいです。専門教科,道徳などの授業を行い,合間に教材研究,学校行事の計画立案などの事務仕事があります。

日中は学級での生活指導を行い,放課後には部活動や会議,明日の授業の準備があります。

そしてその一つ一つが生徒に関わっており,その子の学力や人生を変えるかもしれないのです。

手を抜けば生徒の徒労に終わり,最悪は命にさえ関わってきます。甘えの許されない仕事です。

その責任感と使命感をやりがいとして,現場の先生方は働いています。



これからの大学生活は最後の学生生活であり,教師,社会人としての大事な準備期間です。

学生として多くのことを学び,色々なことを経験し,専門知識を深め,人間味豊かな人になってください。

特に,教科のことは教科の先生にしかできません。先生ご自身が数学の面白さと奥深さを発見したり,体験したりすることは,将来数学教師として生きていくうえで大切なことです。

また,数学という学問が人間としての生き方・真理にどう関わってくるのか思索を深めてください。

先生の,生徒と積極的に関わろうとする姿勢,生徒を肯定的に捉えようとする眼差し,生徒の前でいつでも笑顔でいられるエネルギーは,教師として大切な資質です。

これからも目指す教師像を思い描きながら,努力を続けてください。3週間,お疲れ様でした。

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