【教育実習生へ】1日目の講評2015/06/01

生徒達と接するとき,生徒達の前に立つときは,いつでも自分は教師であること,大人であることを意識しましょう。

その意識が当たり前のものとするには,いつでも教員としての職責を自覚していることです。日々,研究と修養を続けていく覚悟です。

本を読んだり,TVを観たり,友人・家族と話をしたり,その中で成長していく自分を見つめ続けましょう。それが生徒達にも伝わっていくはずです。

一日目,お疲れさまでした。

【教育実習生へ】2日目の講評2015/06/02

生徒との関わりを通して,大切なことを実感できたようです。
 
生徒一人一人に適切な指導・支援・助言をするために,教師がどれだけの手だてをもっているか,が重要になります。そこが教材研究で大切な視点になります。

学級にどんな生徒がいるか(生徒観),何を教えるか(教材観),どうやって教えるか(指導観)を一つずつ深く掘り下げて授業を作っていきましょう。

生徒理解が授業づくりへの第一歩です。がんばってください。

【教育実習生へ】3日目の講評2015/06/03

生徒が学校で一番時間を費やすのは授業です。

好き嫌いに関わらず,生徒は1日300分(50分×6校時)も椅子に座っていなければなりません。

部活動や委員会は選べても,先生は選べないのです。

教師にできることは,生徒達に少しでもよい授業を提供することです。

そして,教師が本気で伝えたいと思っていることしか生徒には伝わりません。

自分がいかに生徒,教材と向き合うかが勝負です。また,授業の中で生徒指導の3つの機能が生かせるように工夫してみてください。

楽しみにしています。

【教育実習生へ】4日目の講評2015/06/04

生徒に勉強を教えるのが教師の仕事ですが,同時に教師は生徒から多くのことを学ぶことができます。

自分がどう働きかけたのかによって,生徒から様々な反応が返ってきます。それをしっかりと受け止めて,次に生かしていくようにしましょう。

また,できたことはしっかりと褒め,できないことはさらに助言・支援できるように,教材研究をしっかりと行い,引き出しをたくさん用意しておくようにしましょう。

我々にとっては何回も行う授業でも,生徒にとっては一度きりの大切な時間だということを忘れてはいけません。

【教育実習生へ】5日目の講評2015/06/05

学校教育の最終目標は「自立」かもしれません。

中学1年生で何も言わずにすべてができるようになるとは思えませんが,そこを目指して3年間,くり返し指導して根気が必要です。

そのためには,先生方全員が目標を共有し,共通理解,共通実践していくことが大切です。

また,子供たちを一人一人育てていくことも大切ですが,集団としてまとまってきちんとしたことができるように指導していくことも大切です。

それが,次の世代を創っていくことになります。がんばりましょう。
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