質問に来ないのは当たり前?2015/07/15

「分からないところがあったら、いつでも質問に来なさい。」

と言っても、生徒は質問に来ないですね。

どうしてかなー?と考えていた時期がありました。



まず1つ目、「部活や委員会で忙しくて聞きに行けない。」

生徒にしてみれば、喉元を通りすぎた「分からないこと」よりも、目の前の部活や仕事に忙しいのです。

これは質問の時間を確保してあげれば、質問に来ます。

教科として授業時間中に設定するか、学年や学校として放課後に設定するか、とにかく安心して堂々と質問に来る時間を作ってあげます。



その2 「先生が忙しそうにしている。」

意外といそうなのが、このパターンです。気を使ってしまう子です。

生徒たちは先生のことをよく見ています。

先生の顔色や気持ちをよく見取っています。

生徒の前では,余裕のある姿を見せたいものです(実際にはできてない。)



その3 「何を聞いたらいいのか分からない。」

一番多いのがこのパターンです。

質問するということは、自分が何を分かっていないのか分かっているということです。

そこまで自分の理解度を判別できるなら、分からないことを理解することもできるはずです。

分からないことが分からない。分かっていないことが分かっていない。それが本当のところでしょう。



その4 「先生の教え方が合わないと思っている。」

これは塾に行っている生徒に当てはまるかもしれません。

塾で聞けばいいや。塾の先生のほうが分かりやすいし…。

そう思われたら悔しいですね。

自分で教えるときには、生徒に合わせた教え方を選ぶことが大切です。もちろんそれだけ教材理解が必要です。

同じことを教えるために、何パターンの話し方ができますか。

塾というのは、学習指導に特化した場所です。何も努力しなければ、塾のほうが分かりやすのは当然なのです。



先日、教材研究が一回り終わりました。

また1からスタートです。

夏休みの自分の課題です。
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