GW4連戦(1日目)2013/05/03

ゴールデンウィークは練習試合を4つやりました。3勝1分でした。連戦連勝の嬉しさ、辛さを味わわせるのが目的だったので、クリアできたかなと思っています。

<1日目>
1試合目、1対1で引き分け。先に点数取ったのに追い付かれるとチカラが出せない。

「野球は点数を取ったり取られたりスポーツなんだから、点数とられて当たり前。お互い必死にやるから楽しいんだよ。そこからまたまた点数を取れるようになれ。」

2試合目、4対2で勝ち。先に点数を取られたけど、逆転して勝つことができました。

「自分のできることをしっかりやる。試合に出てる人はもちろん、出てない人がもっと試合に入り込む。スコアラー、バット引き、SBO。ランナーから戻ってくる仲間にグローブと帽子を届けるのだって、チームのため。これからの課題は、1年生も含めてベンチワークをよくすること。」



午後はリード,第二リードのやり方を教え,走塁を練習。
その後,ランナー1,3塁でのけん制練習をピッチャー,キャッチャー,セカンド,ショートのためにやり,
止めに,ハムストリング(インナーマッスル)の筋トレ。

明日は確実に筋肉痛でしょう。それが狙いなのですが。

公式戦デビュー2013/04/27

連休は野球三昧の予定でしたが,半分で終わりそうです。

今日からの大会で,1回戦敗退でした。

初回立ち上がりは良かったんだけどなー。。。
足でかきまわす野球ができたんだけどなー。。。
フライは2つだけで,転がすバッティングを徹底したんだけどなー。。。

やはり,2アウト・ランナー3塁とか,1アウト・ランナー2塁とか,そういう「ここぞ!」というところでの勝負弱さが課題ですね~。

中学野球の面白さの一つは,メンタルが大きく関わっているところです。知識・技術や身体能力だけでなく,いかにメンタルを強くするか・・・。

約3週間,練習をしながら,話をしながら,伝えてきたのですが,まだまだですね。まだまだというか,

まだまだまだまだまだまだまだまだまだ(JoJo風)

ですね。地道に頑張ります。

(雨のなかの審判,きつかったな~)

すべてが野球2013/04/20

今日はふつうに練習をしました。

生徒たちが「強い打球を打てるようになりたい」というので,守備ではなくバッティング中心の練習メニューにしました。

アップのようすを見ていたら,走って準備体操をして終わってしまったので,さらに追加するように教えました。

走塁のための走り方の練習,守備のための走り方の練習,さらに打撃力アップのための下半身作り。

下半身というより,太ももの付け根にあるインナーマッスルの内転筋をいじめるメニューです。生徒はやったことがないそうで,見本を見せました。

「ああ,絶対後悔する!ぜったい明日筋肉痛になって動けなくなる!」と言いながら,やってみせました(笑)。たぶん,生徒も明日あたり苦しむことになるでしょう。

トスバッティング,ロングティー,素振りを一人一人見て,さらに個別に追加の素振りの仕方を教えました。



最後のお話。3年生はだんだん修学旅行です。

「3年生。野球部として,何しに修学旅行に行くの?」

キョトンとしています。「班ごとにテーマがあって・・・」

「そうじゃなくて,野球部として。いい?野球部は宿泊の練習のために行くの。県大会からは宿泊だよ。みんなで集団生活して,昼間がんがん活動しても,寝泊りして次の日の朝には元気になっていけないといけない。寝不足だとか,お腹こわしたとかでは困るんだよ。いい?そういう意識を頭の片隅において楽しんできな。」

彼らが言ったのです,「県大会に行きたい。」と。そのために必要なことは何でも教えるし,何でもやらせます。

「すべては野球のため。野球が好きなんでしょ?すべてが自分たちの好きな野球につながっているんだよ。勝つためになら,何でもやれ。」

さて,下半身がプルプルしています。ゆっくり帰ろー。

初練習試合2013/04/13

今年度から野球部を見るようになって、初めての練習試合でした。

ダブルヘッダー(同じ相手と2試合)やって、1試合目は4-0で勝ち、2試合目は5-4で逆転勝ちしました。

練習ではなかなか見えないことも、実際に試合をやってみると分かってきます。去年までのスコアブックを見ずに、今までの様子を見て守備も打順も決めました。

まず、打撃力。長打力のある生徒、器用にバントを決められる生徒がいます。ただ、全体的に決定力が足りません。半分は気持ちの問題です。

次に、走力。走れる生徒が多いことが分かりました。ただ、足が速いというだけで、盗塁やリードの技術はまだまだです。教えていかないといけません。

そして守備力。部員数が13名ですから、誰もワガママ言えません。少ない人数で配置をしていかないといけません。それでも2試合の中で、ごちゃごちゃと動かしてみて最適解が分かってきました。

最後に生徒に聞いてみました。
「勝って今日の試合に満足しましたか?」

「いや、まだです。まだもっとできます。」

「そう。勝って嬉しいのは当たり前。でももっと嬉しいのは、自分たちがやりたい野球をやって勝ったときなんだ。だから自分たちがどんな野球をやりたいのかどんどん具体的にイメージしていくこと。どんなバッティングをしたいのか、どんなプレイをしたいのか、どんな声を掛け合ったら楽しいのか。それを練習を通しながらみんなで共有していく。おしゃべりして互いのことを理解しあっていくことが大事だよ。次はもっともっと満足する野球をやろう。君たちならできる。」

こんな感じの話をして一日を終わりました。教室でも部活でも、言っていること、やっていることは同じですね。

バドミントンはカレーライス2013/01/23

バドミントン部の練習のあと,こんな話をしました。

「バドミントンはカレーライスだな。」

 (生徒は「???」という顔をしてます。)

「先生たちは材料の切り方は教えるよ。レシピも教える。でもそれをどう使うかは自分次第なんだな。

どうして同じ練習をしているのに,一人一人に差が付いてくるの?
どうして同じ材料を使っているのに,同じカレーライスにならないの?

豚肉はスマッシュ,ジャガイモはドロップ,ニンジンはドライブ,タマネギはヘアピン。それぞれの材料の切り方,下ごしらえの仕方は教えているよ。材料は同じなのにどうして違いがうまれるの?

同じ時間,煮込んでるよ。つまり練習時間も同じだよね。どうして差が付くのかな?

おいしいカレーを作るのに大切なのは,途中途中で味見をすることだよ。そして,いろいろ考えながらスパイスを調節していくんだな。カレーのルーに溶かしたスパイスは見えないよね。でもそこで味の差が出てくるんだ。

そう,バドミントンも見えないところで差がついているんだよ。

今日の練習はゲームが中心だったけど,ゲームが終わってから,何を考えている?バドミントンの話はした?ゲームの反省はした?

考えているかどうかは,目に見えないよ。ルーにどんなスパイスを入れたか?そして次に何を入れるか?考えましたか?

ゲームのあとに,味見をして考える。反省をして次のゲームで何かを変えないと,おいしくならないよ。上手にならないよ。

勝った,負けたで喜ぶだけではなくて,ゲームのあとに,どうして勝ったのか,どうして負けたのか,そこを考えなくてはいけないよ。

考えるということは,自分の言葉にするということ。先生と話したり,友達に言ってみたり,練習ノートに書いてみたりすること。

そうやって,自分だけのおいしいレシピ本を作り上げていくんだよ。」



こういう訳分からない例え話を考えるのが,けっこう好きです(笑)
生徒はたぶん(話なげーよ)って思ってるだろうなー(すまん)
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