新婚旅行(19) ニース2012/07/30

シチュー海はキレイだどー
朝のモーニングコールが電話が壊れていて、ドアノックだった。その前にiPod で起きて、パリのブランドショップやナイトディナークルーズについて調べていた。ドアノックで起きた奥さんが、ノックをし返しに行ったが必要ない気がした。

エクス・アン・プロヴァンスは郊外のホテルに泊まっただけだった。市内観光はできなかった。でもプロヴァンス地方という位だから、他の街でプロヴァンスの雰囲気は味わえた。花やヤシやラベンダーが混在するいいところだ。ここを出て、最初はニースへの長距離移動で200キロ走った。

ニースでは、新しいガイドさんが合流して案内された。なんか急かされたり、段取りの説明が要領を得なかったりして、印象はちょっと悪い。ガイドの仕事に慣れて、効率重視になったけど間違ってる、みたいな。でも絵の説明だけはちゃんとしていた。シャガール美術館で聖書に沿った絵画を見た。キイロイトリ達で遊びながらだったけど、絵画の中の魚が漁師だった父親への追想だったり、勉強になった。

奥さんがちゃんと絵を見ていたので、興味があるのかと思ったら、実はそうでもなかったみたい。その後、お土産コーナーで気に入った緑のネックレスを見ていたら、トップとチェーンをつなぐ金具の接着剤が取れてしまった。奥さんがアタフタしていたら、お店の人がアララララと言った割には対応してくれなくて、結局ガイドさんにお願いして、おばちゃんに説明してもらって事なきを得た。悪口言ってごめんなさい。

バスからは地中海が見えて、いよいよ南仏というか、リゾートな雰囲気になった。ホテルに立ち寄ってスーツケースを預けたあと、みんなで歩いて海を見に行った。砂浜というより石浜で、フランス人が丸い石の上に毛布を敷いて寝そべっているのが、痛くないのかすごかった。さらに小さい子は普通に走り回ってた。意外と海が深いのか、波打ち際から数メートル歩くと腰まで浸かっていた。トリ投げ写真を撮ったり、二人の写真を撮ったりした。

そのあと、ガイドさんに引っ張られるままプロムナードデザングレやマセナ広場を歩いた。いくつかの広場には、歴史的な誰かさんの銅像があって、地元の人にとっては普通のことのようだった。日本人にとってのハチ公前なのだろうな。マドモワゼルとマダムの境目はどこなのか、あのキレイなおネーサン達のお腹が、いったいどうしてあんなに大きくなるのか、不思議でならない。

港町には白と青のイメージがあったけど、フランスではそんなことはないみたい。ランチをいただいたレストランは南国の植物を中庭に飾ってあって、黄色と赤のペンキで塗られていた。牛頬肉の赤ワイン煮込みだったから、普通に美味しかった。付け合わせのポテトとニンジンはご愛嬌か。そして再びプリンの登場。ハートの形にくり抜いて食べ残したのに、ウェイターさんは無反応だった。

新婚旅行(20) モナコ,エズ2012/07/30

再びバスに乗ってモナコ、エズの村へ。先ほどの海を見下ろし、見渡しながら、クルーザーや巨大な客船が見えた。坂をクネクネと曲がって、地味な石像の国境を越えると、ドミニクが手続きをして、暗証番号を受け取って、それをゲートで入力すると入国できた。モナコはとにかくお金持ちのための国らしい。クルーザーも数億円し、マンションも100m2で一億円、ホテルも最低四泊からで数百万円。従業員は国境を越えてフランスやイタリアから集まってくるのだそうだ。街中に監視カメラが設置してあり、犯罪が起きると数分で警官が集まるそうだ。

モナコには散々バスで登ったあと、さらにエスカレーターとエレベーターで上に登った。登ったらマックの看板があって、さすがにすごいと思った。

上には普通に裁判所や警察署などの施設があった。でもレリーフが他の遺物と同じくらい立派で、パッと見にはわからなかった。でも確かにパトカーや白バイはたくさん見かけた。

お土産屋さんで、モナコのステッカーと看板を買った。お店のおばちゃんが、キイロイトリに反応して見せてちょうだいと言われた。ニコニコだった日焼けしたおばちゃんだった。奥さんはビーサンが気に入ったけど、買わなかった。後悔しないといいけれど。帰り道では、軒先の壁に引っ掛けて飾られていたマネキンにちょっとぶつかっただけで外れて落ちてきた。慌ててキャッチしたけれど、なかなか色々ある一日だ。「マネキン抱きしめないで奥さんいるでしょ」と言う割に、奥さんは一人で先に行ってしまった。

エズの村はさらに高いところにあった。どんなに強い鷹でも、守りやすく攻めにくいところに巣を作る。ということで、鷹の巣村と言うらしい。

観光客相手のお土産屋とレストランとホテルだけの仕事しかなさそうだった。農業をやるにもどうやってどこでやるのだろう。モナコの柄の入ったポロシャツが51ユーロもして買えなかった。Tシャツもあったけど、結局買わなかった。

エズの村の中で、ガラス細工のお店があって入ってみた。切子ガラスみたいなグラスなどが沢山あってとてもキレイだった。お店のおばちゃんにピクチャーオーケー?と聞いてから撮らせてもらった。奥さんはカラフルなクリスタルのブレスレットを見つけて気に入っていた。40ユーロだったからか、なかなか買い渋っていたので背中を押してあげた。ま、お財布出すのは僕なんですが。

エズの村は石壁に囲まれていて、なかなか周りの景色が見えなかった。見晴らしの良さを期待したのに、レストランとかに行かないと見られないのかな。
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