【0秒】ゼロ秒思考メモを他の人に渡すとき2019/06/19

裏紙から情報が漏れないように気を付けましょうね
ゼロ秒思考は一人でコツコツ継続しています。

家族(嫁ちゃん)だけが唯一の理解者です。

学校ではやっている人もいなければ、知っている人もいません。



研修会などで一人でガーガー書いていると「何しているの?」と聞かれることもあります。

何人かゼロ秒思考について説明したことがありますが、その人がやり始めたという話は聞いたことがありません。

多くの人は、そっと見て、そっと視線を外しています。私も集中したいので、人目のあるところではあまりやらないようにしています。

それでも、メモを書いた裏紙を他の人に見せることはあります。

今回はひっそり密かに続けているゼロ秒思考をオープンにするときの話です。





それは、生徒指導上の問題が起きたときです。

自分にとって大きな問題や不慣れな問題が起きたときには、自分の頭と感情を整理するためにゼロ秒思考に取り組んでいます。

こうすることで、きちんと自分のなかで納得感をもって、場当たり的ではない指導ができます。

感情を込めることは必要ですが、感情に流された指導にはならなくなります。



<生徒指導が発生した時のテーマ例>

 加害生徒と被害生徒はどのような関係だったか?

 いつからこの問題は起きているか?

 問題の根本的な原因は何か?

 問題解決の落としどころはどこか?

 生徒が納得する説明は何か?

 保護者にどのように説明するか?

 指導の範囲をどこまで広げるか?

 誰先生がどの生徒の話を聞くか?

 学級の生徒にはどのように知らせるか?

 学年の生徒にはどのように伝えていくか?

といったことを、ガーガーと書いていきます。



そして、こういったメモの中から他の先生との共有が必要な情報は、手っ取り早いので見せてしまいます。

自分が生徒指導主事であったり、主事でなくとも生徒指導担当であったりする場合には、他の先生への指示や伝達にもなります。

口頭で話すだけでなく、目で見て分かるものがあると、誤解なく情報を伝えることができます。



ちょっと残念なのは、自分の手元にメモが戻ってこないときがあることです。

個人的な感情がぶつけられている可能性もあるので、誤解されそうなものは見せない、渡さないようにしていますが、

1日10枚という目標を達成するためにも、お貸ししたメモはぜひ返していただきたいところです。
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