ゼロ秒思考で使っているアプリ「入力時間制限メモ」 ― 2018/02/22
こちらはほんとにゼロ秒思考のコンセプトをアプリにしたような感じです。
制限時間内に、スマホの画面でメモを取ることに集中できます。
いちおう、時間を1分刻みで選ぶこともできます。
どうして集中できるのかというと、時間になると、入力画面が強制的に閉じるからです。
も、もう少し書きたかったのに・・・いいえ、ダメです。
あ、変換したら書き終わりなのに・・・いいえ、ダメです。
あ、ちょっ、文字間違えた・・・あ、消しているうちに時間が・・・もうダメです。
この強制力のために、ほんとに焦ります。
私がいつも使っている、10秒延長するという甘やかしルールが通用しないのです。
その打ち間違えたまま、変換しないまま、ログとして残るようになります。あとから直そうと思っても、スマホではできません。
ログとして残っているので、カレンダー表示の日付を選べば、その日に書いたメモを読み返すことができます。
また、テキスト(txt)形式でエクスポートしてメールでパソコン(エバーノート)に送るなんてこともできます。
フォルダによる分類や検索機能もあるので、ゼロ秒思考は、このアプリに任せればいいのではないかと思えるかもしれません。(スマホ派の人には最適でしょう。)
私自身は、やはり手書きの柔軟性にはかなわないので、メインには使っていません。
例えば、メモしている最中に思いついた図を書き加えるとか、アンダーライン(直線だったり、波線だったり)を書くとか、矢印でつなげるとか、そういう器用なことがこのアプリにはできないからです。
アプリとしてのメリットは、入力候補が示されるので、文字入力の手間が省けることでしょう。これがないと速く打てません。
では私がこれを何に使っているのかというと、裏紙がないときのテーマ出しに使っています。
いざ、ゼロ秒思考しようというときに、困ったことにテーマが出ないときがあります。
普段は何かしら課題・悩みがあるのですが、ゼロ秒思考を続けていると、そういうものが減ってくるので、テーマに困るのです。
それで、時間を見つけてはせっせとテーマ出しをしています。A4裏紙の左上にタイトルだけ書いて、中身は書かずに後回しにするという作業です。
時間はあるのに裏紙がないというときに、このアプリにテーマだけをガンガン入力しておくのです。
1分後に強制終了のプレッシャーがあるので、テーマはどんどん出てきます。
テーマだけを書いているのですが、数を増やすために、自然と深堀りするようになります。
例えば、「生徒の思考力を高めるには?」というテーマが最初に浮かんで来たら、続けて、
「生徒の思考力を1年間で高めるには?」「生徒の思考力を1時間で高めるには?」「思考力を高める授業とは?」「思考力を高める発問のポイントは?」「思考力が高まったことをどう見とるか?」「思考力が高まったことをどう評価するか?」「そもそも思考力とは?」「思考力を高める実験とは?」「思考力を支える力はなにか?」
(おお、やばいやばい、止まらない。)こんな感じで浮かんできます。
つぎ時間があるときには、これを1つ1つA4裏紙に書き写しておきます。またその時に思いついたことで、さらにそれを深堀りして枚数を増やすようにしていきます。
こうやって貯めこんでおけば、しばらくはテーマで困ることはないの、どんどんゼロ秒思考に集中できるようになります。
こんな感じで利用しています。やはり、手書きがいいです。
これからもゼロ秒思考は続けていくと思うので、また関連するネタが見つかったら書いてみます。
やっぱり次はフォルダ分けの話かな~。
(3か月ぶりの更新なのに、やっていることは大して変わっていない。)
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