教師力シリーズ「THE 手帳術」を読みました。 ― 2016/01/05

「THE教師力シリーズ THE 手帳術」堀裕嗣/明治図書
著名な先生方の手帳術が,実例等も交えながら紹介されています。
実例の写真はギリギリ文字が読めるかどうかですが,必要な部分の内容は活字になっていますので,写真はあくまでも雰囲気でいいのかもしれません。
手帳術も多岐に渡っており,ちょっと思うところがありました。(明日書きます)
<目次と自分の感想>
まえがき 堀 裕嗣 先生
『iCloudを利用した手帳術』 蔵満 逸司 先生
1 ロディアNo11のヘビィユーザーだった
2 iCloudが手帳の概念を変えた
3 ワイヤレスキーボードの活用
4 日程関係のメモは,iCloudのカレンダーとリマインダーを活用する
5 紙のメモ帳とiCloudのメモを併用することがベスト
スケジュールもメモもiCloudで行っているそうです。
iPadやiPhoneを使っているのであれば,活用できそうですよね。
残念ながら私の職場はセキュリティがかかっていて,クラウドや動画サービス等が使えません。EvernoteやYoutubeが使えたら便利だろうな~と思います。
『「主観」と「客観」の二つの記録』 杉本 直樹 先生
1 二つの手帳を使い分ける
2 使い方
3 記憶より記録
ほぼ日手帳を2冊使って,生徒の事実を書く客観的記録(カズン)と,自分の考えなどを書く主観的記録(オリジナル)に分けて書いていくそうです。
私の場合は客観的記録はパソコンで,主観的記録はノートで行っています。ノートは誰にも見せることはないですが,パソコンデータは報告書や記録簿などにもすぐ使えるからです。
また,シンプルに,事実と感想を分けて書くようにしています。
『手帳術はノート術 ノート術は時間操作術』 多賀 一郎 先生
1 数冊のノートたち
2 いつ書くか?
3 自分だけが使うノートを作る
4 手書きであることの意味
5 まとめにかえて
講座・講演ノート,親塾ノート,教材研究ノートなど自分に関わるノートを数冊持ち歩き,朝の通勤時間45分の電車の中で書くそうです。
私の場合は,教室で朝自習の約15分間がお決まりの手帳タイムです。45分はうらやましいですね。
基本は手書きですが,気分次第でパソコンも使います。とにかく書くこと,タイピングすることが最優先です。転記・入力するのも,印刷するのも面倒ですが,それを億劫がって記録しないというのはいけません。
『手帳術は未来創造術である』 長瀬 拓也 先生
1 手帳術はあなたの未来を創るものだ
2 手帳術は手帳でなくても良い
3 仕事が遅い私が手帳に出会った瞬間
4 若い先生に伝えたいことはまず「未来」を書くこと
手帳術というか,仕事術ですね。スケジュール帳は大して使わずに,教育経営誌(週案),学級通信,見通し(週予定表)を書くことが手帳術と言っていいのかなと思いますが。
『書いて行動することで必ずよき未来は創れる。』と締めくくられています。
私は学級通信は毎日ではなく毎週出すのが目標です。朝と帰りの学活の話はすべて手帳に書いています。
『自分のニーズに合わせる~ルーズリーフ活用術~』 野口 芳宏 先生
1 既製品,市販品の活用と併用
2 マイ・ノート手帳の開発と活用
3 マイ・ノート手帳の体裁と構成
4 マイ・ノート,A 手帳部の内容
5 B 諸用紙部の内容
A4判のルーズリーフでオリジナルの手帳を作っているそうです。「プラン君」や「主要5点講案用紙」など,写真で見ると参考になります。
私も最初A4判で教師手帳をスタートしました。しかし重さと大きさ(見開きでA3になる)に閉口し,1年で挫折しました。次はバイブルに挑戦し,数週間で挫折して,今のA5判に落ち着いたという経緯があります。
フォーマットが大切であることは,最近になって理解しました。でもフォーマット作りに時間をかけるよりも,やっぱり書くことに時間を使いたいです。
『教師生活を決定していく手帳術の秘訣』 野中 信行 先生
1 まず,先生たちを元気にすること
2 日常を充実させ,豊かにする「仕事術」
3 許容量を大きくしていくこと
4 「メモ術」を駆使した手づくり手帳
5 「1日のスケジュール」が基本
37年間の担任生活に裏打ちされた自信を感じます。自作の手帳そのものは私の教師手帳デイリー版(非公開)と似ています。
予定やタスクがはっきりしていれば,頭のキャパシティを開放できて,他のことを考えたり対処したりすることができます。
その積み重ねで,見通しがもてて,余裕が生まれ,新しい仕事も作りだせます。新しい仕事とは教材開発であったり,論文・ブログであったり,家事・育児であったりです。だから手帳術は大切だと思うのです。
『手帳で「最優先事項を優先する」』 渡邉 尚久 先生
1 何のための手帳ですか
2 自分のスタイルを模索する
3 プランナー最大の特徴
4 人生年表を眺める
5 年間・年度を俯瞰し,見通しを持つ
6 月刊予定を三つの分野で記入する
7 時間管理の最も重要な単位は「週単位」
8 1日の計画を立てて,振り返る
フランクリン・プランナーを使っていらっしゃるそうです。「7つの習慣」も「ミッション・ステートメント」もやっていらっしゃって,すごいな~と思いました。
私がバイブルに手を出した時に選んだのがフランクリンだったので,挫折した人間としては感心しきりです。
私の手帳には,最初にミッション・ステートメントが書かれています。フランクリン・プランナーの使い方は別の本を読んだ方がいいです。
『手帳というシステム』 堀 裕嗣 先生
1 年度版と年版
2 四色ボールペンと見える化
3 ルーティンと生産
年度版(4月始まり)ではなく年版(1月始まり)というのは共感できます。4月は忙しすぎます。1月だからこそゆったりと来年度のことを考えられるのです。
教師手帳は4月始まりですけど,月間リフィルは1月始まりのものを買おうかなと思いました。システム手帳だからこそできるいいとこどりですね。1月始まりのほうが安いし,来年の3月まで入っているし。
週間リフィルの写真を見ると,文字がびっしりで驚きます。すごい密度です。私はここまで密度をあげてしまうと追記したりできなくなるし,年をとってから読めなくなることを恐れて,ほどほどにしています。それにしてもすごいです。
あとがき 堀 裕嗣 先生
著名な先生方の手帳術が,実例等も交えながら紹介されています。
実例の写真はギリギリ文字が読めるかどうかですが,必要な部分の内容は活字になっていますので,写真はあくまでも雰囲気でいいのかもしれません。
手帳術も多岐に渡っており,ちょっと思うところがありました。(明日書きます)
<目次と自分の感想>
まえがき 堀 裕嗣 先生
『iCloudを利用した手帳術』 蔵満 逸司 先生
1 ロディアNo11のヘビィユーザーだった
2 iCloudが手帳の概念を変えた
3 ワイヤレスキーボードの活用
4 日程関係のメモは,iCloudのカレンダーとリマインダーを活用する
5 紙のメモ帳とiCloudのメモを併用することがベスト
スケジュールもメモもiCloudで行っているそうです。
iPadやiPhoneを使っているのであれば,活用できそうですよね。
残念ながら私の職場はセキュリティがかかっていて,クラウドや動画サービス等が使えません。EvernoteやYoutubeが使えたら便利だろうな~と思います。
『「主観」と「客観」の二つの記録』 杉本 直樹 先生
1 二つの手帳を使い分ける
2 使い方
3 記憶より記録
ほぼ日手帳を2冊使って,生徒の事実を書く客観的記録(カズン)と,自分の考えなどを書く主観的記録(オリジナル)に分けて書いていくそうです。
私の場合は客観的記録はパソコンで,主観的記録はノートで行っています。ノートは誰にも見せることはないですが,パソコンデータは報告書や記録簿などにもすぐ使えるからです。
また,シンプルに,事実と感想を分けて書くようにしています。
『手帳術はノート術 ノート術は時間操作術』 多賀 一郎 先生
1 数冊のノートたち
2 いつ書くか?
3 自分だけが使うノートを作る
4 手書きであることの意味
5 まとめにかえて
講座・講演ノート,親塾ノート,教材研究ノートなど自分に関わるノートを数冊持ち歩き,朝の通勤時間45分の電車の中で書くそうです。
私の場合は,教室で朝自習の約15分間がお決まりの手帳タイムです。45分はうらやましいですね。
基本は手書きですが,気分次第でパソコンも使います。とにかく書くこと,タイピングすることが最優先です。転記・入力するのも,印刷するのも面倒ですが,それを億劫がって記録しないというのはいけません。
『手帳術は未来創造術である』 長瀬 拓也 先生
1 手帳術はあなたの未来を創るものだ
2 手帳術は手帳でなくても良い
3 仕事が遅い私が手帳に出会った瞬間
4 若い先生に伝えたいことはまず「未来」を書くこと
手帳術というか,仕事術ですね。スケジュール帳は大して使わずに,教育経営誌(週案),学級通信,見通し(週予定表)を書くことが手帳術と言っていいのかなと思いますが。
『書いて行動することで必ずよき未来は創れる。』と締めくくられています。
私は学級通信は毎日ではなく毎週出すのが目標です。朝と帰りの学活の話はすべて手帳に書いています。
『自分のニーズに合わせる~ルーズリーフ活用術~』 野口 芳宏 先生
1 既製品,市販品の活用と併用
2 マイ・ノート手帳の開発と活用
3 マイ・ノート手帳の体裁と構成
4 マイ・ノート,A 手帳部の内容
5 B 諸用紙部の内容
A4判のルーズリーフでオリジナルの手帳を作っているそうです。「プラン君」や「主要5点講案用紙」など,写真で見ると参考になります。
私も最初A4判で教師手帳をスタートしました。しかし重さと大きさ(見開きでA3になる)に閉口し,1年で挫折しました。次はバイブルに挑戦し,数週間で挫折して,今のA5判に落ち着いたという経緯があります。
フォーマットが大切であることは,最近になって理解しました。でもフォーマット作りに時間をかけるよりも,やっぱり書くことに時間を使いたいです。
『教師生活を決定していく手帳術の秘訣』 野中 信行 先生
1 まず,先生たちを元気にすること
2 日常を充実させ,豊かにする「仕事術」
3 許容量を大きくしていくこと
4 「メモ術」を駆使した手づくり手帳
5 「1日のスケジュール」が基本
37年間の担任生活に裏打ちされた自信を感じます。自作の手帳そのものは私の教師手帳デイリー版(非公開)と似ています。
予定やタスクがはっきりしていれば,頭のキャパシティを開放できて,他のことを考えたり対処したりすることができます。
その積み重ねで,見通しがもてて,余裕が生まれ,新しい仕事も作りだせます。新しい仕事とは教材開発であったり,論文・ブログであったり,家事・育児であったりです。だから手帳術は大切だと思うのです。
『手帳で「最優先事項を優先する」』 渡邉 尚久 先生
1 何のための手帳ですか
2 自分のスタイルを模索する
3 プランナー最大の特徴
4 人生年表を眺める
5 年間・年度を俯瞰し,見通しを持つ
6 月刊予定を三つの分野で記入する
7 時間管理の最も重要な単位は「週単位」
8 1日の計画を立てて,振り返る
フランクリン・プランナーを使っていらっしゃるそうです。「7つの習慣」も「ミッション・ステートメント」もやっていらっしゃって,すごいな~と思いました。
私がバイブルに手を出した時に選んだのがフランクリンだったので,挫折した人間としては感心しきりです。
私の手帳には,最初にミッション・ステートメントが書かれています。フランクリン・プランナーの使い方は別の本を読んだ方がいいです。
『手帳というシステム』 堀 裕嗣 先生
1 年度版と年版
2 四色ボールペンと見える化
3 ルーティンと生産
年度版(4月始まり)ではなく年版(1月始まり)というのは共感できます。4月は忙しすぎます。1月だからこそゆったりと来年度のことを考えられるのです。
教師手帳は4月始まりですけど,月間リフィルは1月始まりのものを買おうかなと思いました。システム手帳だからこそできるいいとこどりですね。1月始まりのほうが安いし,来年の3月まで入っているし。
週間リフィルの写真を見ると,文字がびっしりで驚きます。すごい密度です。私はここまで密度をあげてしまうと追記したりできなくなるし,年をとってから読めなくなることを恐れて,ほどほどにしています。それにしてもすごいです。
あとがき 堀 裕嗣 先生
最近のコメント