耳読「スピーチの教科書」 ― 2013/11/30

オーディオブックで『思いが伝わる、心が動く スピーチの教科書』を読みました。
内容が非常に分かりやすく,耳で聴いていても難しいことはありませんでした。さすが,タイトル通りだと思います。
著者 佐々木繁範さんのブログ
http://www.sasakinet.jp/
出版社 ダイヤモンド社の記事
http://diamond.jp/category/s-speech
【目次】
プロローグ スティーブ・ジョブズのスピーチは、なぜ、人々の心を打つのか
Part1 スピーチの核をつくる
1章 相手を知る ・・・どんな場で、聴衆は何を期待しているか
2章 メッセージを絞る ・・・最も伝えたいことを明確にする
Part2 話を効果的に組み立てる
3章 全体構成とボディ ・・・伝わりやすい構造、順番を考える
4章 オープニング ・・・聴衆の注意を引きつける導入とは
5章 クロージング ・・・記憶に残る終わり方
Part3 原稿づくり、リハーサル、そして本番!
6章 リハーサル ・・・原稿のブラッシュアップから前日の準備まで
7章 デリバリー ・・・壇上での立ち振る舞いから質疑応答まで
エピローグ スピーチ・ライターの仕事
【自分なりの感想】
○人がメインになるのがスピーチ,スライドがメインになるのがプレゼン。
2つの違いが分かりました。授業はプレゼン,帰りの学活や集会での話はスピーチです。
○スピーチのメインメッセージは1つに絞る。ほかに話したいことがあれば,メインメッセージのためのサブメッセージとして話す。
よく「今日は3つの話をします。」と言って,話し出すことがありますが,それはサブメッセージが3つであって,その根底に共通するメインメッセージを持っていたほうが印象に残るのだなと思いました。
○スピーチはコンテンツ(内容)とデリバリー(話し方)で構成されている。
話し方って,英語でデリバリーっていうんだなと思いました^^;
論理性「ロゴス」,情熱「パトス」,信頼性「エートス」が揃ったときに人は納得するというのも,理解できました。
○スピーチの3つの型
「ポイント提示型」・・・ポイントをグループ化して説明する。
「問題解決型」・・・現状,問題点,解決策,アクションを話す。
「ストーリー型」・・・人物の主観や時系列を保って話す。
○オープニングのポイント
聴衆の心をつかむために,個人的な内容を,意外性があったり,目新しかったりする話で,チャレンジ精神を込めて,ユーモアも交えて話す。
毎回この5つを満たすのは難しいですが,1つでも2つでも意識して取り入れることで,相手の心に入っていけるように思います。
○クロージングのポイント
「要約」,「具体的なアクション」,「引用」
引用っていうのは,本当に準備しておかないと使えないテクニックですね。手帳に名言リストを持ち歩いていたときがありましたが,やはり復活させようかな。
○原稿の作り方
息継ぎのところで改行する。ポーズをとるところで1行あける。話題が変わるときは2行あける。視線の移動を減らすため,原稿用紙の3分の1は使わない。
今回,読んで思ったことは,学校の先生って毎日スピーチしてるよな,ということです。
朝,帰りの学活での3分間の「先生のお話」というのを,私はとても重視しています。
「朝と帰りの3分間」
http://kani.asablo.jp/blog/2013/02/12/6719505
本書を読んでみて,その3分の使い方が相当レベルアップするように思いました。
生徒に思いを伝えるために,毎日付箋にちょこちょこっとメモをして臨んでいますが,本書のポイントをいくつかでも取り入れたいと思います。
さらに,長期休業前の全校集会では,「生徒指導の先生より」と言われて話すことがあります。
そういったときに,きちんと原稿を用意して,練習して,場に臨むことが必要だと思いました。
今のところ,メモ以上,フルテキスト未満の原稿は用意して話すようにしていますが,冬休みまでにフルテキストを書いてチャレンジするのもいいよな~と思いました。
たいてい校長先生のあとに話します。今までお会いした校長先生たちは,本当に話が上手で,いつも聞き入っています。ああいう話し方ができるようになりたいな~と思いました。
でも,同じ話し方では被ってしまいますから,あくまでも今は生徒指導主事としての話し方のスタイルを身に付けようと思います。
冬休みまで・・・あと3週間です!
内容が非常に分かりやすく,耳で聴いていても難しいことはありませんでした。さすが,タイトル通りだと思います。
著者 佐々木繁範さんのブログ
http://www.sasakinet.jp/
出版社 ダイヤモンド社の記事
http://diamond.jp/category/s-speech
【目次】
プロローグ スティーブ・ジョブズのスピーチは、なぜ、人々の心を打つのか
Part1 スピーチの核をつくる
1章 相手を知る ・・・どんな場で、聴衆は何を期待しているか
2章 メッセージを絞る ・・・最も伝えたいことを明確にする
Part2 話を効果的に組み立てる
3章 全体構成とボディ ・・・伝わりやすい構造、順番を考える
4章 オープニング ・・・聴衆の注意を引きつける導入とは
5章 クロージング ・・・記憶に残る終わり方
Part3 原稿づくり、リハーサル、そして本番!
6章 リハーサル ・・・原稿のブラッシュアップから前日の準備まで
7章 デリバリー ・・・壇上での立ち振る舞いから質疑応答まで
エピローグ スピーチ・ライターの仕事
【自分なりの感想】
○人がメインになるのがスピーチ,スライドがメインになるのがプレゼン。
2つの違いが分かりました。授業はプレゼン,帰りの学活や集会での話はスピーチです。
○スピーチのメインメッセージは1つに絞る。ほかに話したいことがあれば,メインメッセージのためのサブメッセージとして話す。
よく「今日は3つの話をします。」と言って,話し出すことがありますが,それはサブメッセージが3つであって,その根底に共通するメインメッセージを持っていたほうが印象に残るのだなと思いました。
○スピーチはコンテンツ(内容)とデリバリー(話し方)で構成されている。
話し方って,英語でデリバリーっていうんだなと思いました^^;
論理性「ロゴス」,情熱「パトス」,信頼性「エートス」が揃ったときに人は納得するというのも,理解できました。
○スピーチの3つの型
「ポイント提示型」・・・ポイントをグループ化して説明する。
「問題解決型」・・・現状,問題点,解決策,アクションを話す。
「ストーリー型」・・・人物の主観や時系列を保って話す。
○オープニングのポイント
聴衆の心をつかむために,個人的な内容を,意外性があったり,目新しかったりする話で,チャレンジ精神を込めて,ユーモアも交えて話す。
毎回この5つを満たすのは難しいですが,1つでも2つでも意識して取り入れることで,相手の心に入っていけるように思います。
○クロージングのポイント
「要約」,「具体的なアクション」,「引用」
引用っていうのは,本当に準備しておかないと使えないテクニックですね。手帳に名言リストを持ち歩いていたときがありましたが,やはり復活させようかな。
○原稿の作り方
息継ぎのところで改行する。ポーズをとるところで1行あける。話題が変わるときは2行あける。視線の移動を減らすため,原稿用紙の3分の1は使わない。
今回,読んで思ったことは,学校の先生って毎日スピーチしてるよな,ということです。
朝,帰りの学活での3分間の「先生のお話」というのを,私はとても重視しています。
「朝と帰りの3分間」
http://kani.asablo.jp/blog/2013/02/12/6719505
本書を読んでみて,その3分の使い方が相当レベルアップするように思いました。
生徒に思いを伝えるために,毎日付箋にちょこちょこっとメモをして臨んでいますが,本書のポイントをいくつかでも取り入れたいと思います。
さらに,長期休業前の全校集会では,「生徒指導の先生より」と言われて話すことがあります。
そういったときに,きちんと原稿を用意して,練習して,場に臨むことが必要だと思いました。
今のところ,メモ以上,フルテキスト未満の原稿は用意して話すようにしていますが,冬休みまでにフルテキストを書いてチャレンジするのもいいよな~と思いました。
たいてい校長先生のあとに話します。今までお会いした校長先生たちは,本当に話が上手で,いつも聞き入っています。ああいう話し方ができるようになりたいな~と思いました。
でも,同じ話し方では被ってしまいますから,あくまでも今は生徒指導主事としての話し方のスタイルを身に付けようと思います。
冬休みまで・・・あと3週間です!
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