1分に全力を尽くす2013/02/07

理科の授業は1年生が105時間,2年生が140時間,3年生が140時間。
3年間合計で385時間の理科の授業がある。
1時間の授業は50分なので,19250分である。
つまり19250個の学習機会と,そのための教育技術と教育理論があるということ。
さらに一人一人の生徒に応じるために,×生徒数のテクニック(技術と理論)がある。
30人学級なら577500という膨大な数である。

だから教師修行は終わらない。

生徒が問題を解くのを「待つ」という技術に,生徒数だけの理由がなくてはいけない。
もしかしたら,待っているだけではダメな生徒もいるかもしれない。
Aくんを待つ間に,Bくんを褒め,Cさんに次の課題をだし,Dさんに助言をする。
生徒の1分を,十把一絡げにして無駄にさせてはいけない。
彼らの1分は,もう戻ってこないのだ。
子どもの人生を奪ってはいけない。

だから教師修行に終わりはない。

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