面接練習(1)2013/01/19

「あなたの得意教科,苦手な教科はなんですか?」

今週の昼休みは,3年生の面接練習でした。こんな風に自分で質問しておいて,

「はい。わたしの苦手教科は理科です。」

と言われると,ちょっと凹みます(笑)。

面接のポイントとして,いつも子どもたちに言っていることをまとめておきます。

『苦手教科を聞かれたら,いかに努力家なのかアピールするチャンス』

高校側は手元に調査書や志願理由書を持っています。評定を見れば苦手教科などすぐに分かるのに,どうして訊いているのでしょうか?

自分の苦手教科を把握しているのかどうか確かめたいのでしょうか?しかし,それで正直に言ったところで,受験生にはメリットがありません。そこで,例えば次のように答えます。

「はい。わたしの苦手教科は理科です。覚えるのが苦手だからです。だから,率先して実験を行って好きになるようにしています。家庭学習では問題をくり返し解いて,分からないところを質問するようにしています。」

こうすることで,自分が苦手教科を克服しようと努力していることをアピールできます。同じように,嫌いなことや自分の短所なども話を作っておきます。

マイナスのことを聞かれて,マイナスのことを答えていたら損です。嘘をついてはいけませんので,今から入試までの数週間でも努力しましょう。その努力は言葉に乗って,面接官に伝わるはずです。

面接はあくまでも自己アピールの場です。がんばってください。

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