ゼロ秒思考メモを紙ファイルに綴じました ― 2017/11/13
ゼロ秒思考は断続的ではありますが、なんとか続けています。
やらないと罪悪感が芽生えるくらいの習慣にはなっています。
で、今回はまたゼロ秒思考そのものについての悩みです。
今回もフォルダ分けについてです。(前回もそうだった気がする)
ゼロ秒思考は、はじめはやはり著者の赤羽さんの言うとおりにやるのが間違いないと思います。
ゼロ秒思考のフォルダ分けについて、公式では「ある程度の枚数(100枚)になったら5~10個のクリアファイルに入れて、その後の様子で増減する」ということだったと思います。
これまでメモの枚数を増やしながら、仕分けのときにフォルダも増やしてきました。
いろいろ分類しながらフォルダが13個まで増えました。
『1年理科』『2年理科』『3年理科』
『学級経営』『現職教育』『生徒について』
『総合的な学習の時間』『部活動について』『研修のアイデア』
『自分に関するアイデア』『コミュニケーション』『将来のこと』
『手帳術・仕事術』
こんな感じです。
そして最近、メモの仕分けのときに、床に広げた13個のA4サイズのフォルダを眺めながら、「このメモはどのフォルダに入れようか。」と悩むことが増えました。
例えば、「手帳でクラスの総合の授業を管理するには?」という内容だと、『手帳術』『総合』『学級経営』のフォルダのどれに入れようかと戸惑ってしまいます。
1つのメモなので、どっちにも関係しそうな内容だとどちらに入れようか決められないのです。
ゼロ秒思考は思考のトレーニングであって、メモを残すことは成長の軌跡を振り返るためのものです。どこに入れようか悩むのは、本来の趣旨とは逸れるはずです。
読み返しのときにも困るようになりました。公式だと、最近3ヶ月で書いたものを読み返し、さらに3ヶ月後、つまりメモを書いてから6ヶ月にも読み返すことになっています。
しかし、フォルダが13個もあると、読み返しも億劫になります。どこにどれを入れて、どこまで読み返すか迷うからです。
フォルダも少しずつ分厚くなるので、持ち歩いた先で読もうというのも難しくなります。
そんなわけで、これらの悩みを解決するために、次の2つを行いました。
まず、クリアファイルをやめました。
少し手間かもしれませんが、紙のファイルに綴じることにしました。
単純に考えると、パンチで穴を開けて、ファイルの綴じ具を外して、穴を揃えて綴じる、というステップを踏むことになひます。
クリアファイルだと、ただ入れればそれで終わりです。しかし、厚みが増すと立てて置くことができず、横に寝せなくてはなりません。
しかし、13冊も重なっていると、目的のクリアファイルを引っ張り出すのが大変です。
紙のファイルであれば、ファイル自体に厚みがあるので、薄くても厚くてもある程度は自立できます。
立てさせられないときには、もう綴じきれない厚さになっているでしょう。
プラスチック系ではなく、紙のファイルにしたのは単純に安いからです。クリアファイルも百均ですが、紙のファイルも百均で買いたせます。
紙に穴を開けるのは、実は手間ではありません。というのも、A4裏紙のほとんどは、印刷し損ねたワークシートだったり、もう要らなくなった配布文書だったりするからです。
すでに穴を開けてあったり、必要な文書をファイルするときに、ついでにミスプリに穴を開けるようにすればよいのです。
次に、分類は5つに絞りこむことにしました。
他の人はどうしているのかと調べたのですが、なかなか実際にフォルダ分けについて、実践している方の話は出てきませんでした。
そのなかで、仕事とプライベートの2つだけという人もいて、そこまで絞り込めてすごいなーと感心してしまいました。
自分だったらと思ったときに、頭に思い描かれたのが、フレームワークでした。
ゼロ秒思考のトレーニングとしても挙げられているフレームワークに、今回の悩みも当てはめてみました。
自分のメモを振り返ると、やはりワークライフバランス、つまり仕事と生活に分けることができます。
さらに、自分自身の内と外に分けることができます。
フレームワークが2つの軸で、4つのエリアに分けて考えますので、自動的に4つの分類ができます。
さっそく先ほどのフォルダを4つに分けてみます。
『仕事/外面』(ブルー)
「生徒について」「学級経営」「総合」「部活動」「現職教育」
『仕事/内面』(グリーン)
「手帳術・仕事術」「研修」
『生活/外面』(オレンジ)
「コミュニケーション」
『生活/内面』(ピンク)
「将来のこと」「自分に関するアイデア」
ちなみに5つ目の分類は明確です。
『理科の授業について』(ブルー)
「1年理科」「2年理科」「3年理科」
このぐらいなら、仕分け作業もなんとかなりそうです。
ふだんはクリアファイルに挟んでおいて、週に一度、紙ファイルに綴じるようにします。
また、表紙には内容をインデックスのようにまとめて、A5サイズで印刷してマステで貼りつけます。
やってみると、ファイルの冊数が減って本棚がスッキリしました。
また、ファイルに綴じてあるので、パラパラとめくって読み返しもしやすくなりました。
クリアファイルのときのように、倒れたり雪崩たりしたときに、メモがバラバラになってしまう不安もありません。
ファイルの背表紙に分類名(タイトル)を書いておけば、選んで引き出すのも簡単です。紙ファイルの色を決めて、パッと見で分かるようにしました。
とりあえず、これでしばらく運用してみます。次は読み返しについて検討します。
自分や周りの状況が変わったら、また悩むようになるだろうと思います。
フォルダか減ったことでの、メリットやデメリットも見極めていこうと思います。
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