【合唱】学級担任の合唱指導 ― 2015/10/30

毎年多くの学校で行われている行事に,合唱コンクールや合唱祭がありますね。
文化祭のなかに組み込んでいる学校も多いかと思います。
クラス対抗であることが多いため,二学期の特に新人戦以降は盛り上がってきます。
そして,合唱練習のなかでいろいろなトラブルが起こり,それを乗り越えながら(乗り越えさせながら),生徒たちは成長していきます。
そんなこともあって、学級担任としては力を入れて指導します。
そこで,自分がこれまでにやってきた合唱指導を簡単に列挙してみます。
音楽科の教師でなくても,学級担任としてこれくらいは言えるだろうと思うものです。
ちなみに私は高校時代に吹奏楽部でしたが,音楽に関しては楽譜もまともに読めないくらいのズブの素人ですし,そもそも歌や音楽は苦手だと思っています。(元吹奏楽部のくせに)
さて,言い訳はほどほどに本題へ。
【学級担任としての合唱指導のポイント】
1.肩幅くらいに足を開いて,手は下へ。
ビデオに撮って見せるといかに動いているか伝わります。
2.お腹をふくらませるように息を吸う。
腹式呼吸ですね。
3.指揮者を見て,縦線を合わせる。
4.ブレス(息継ぎ)のタイミングを合わせる。
5.p,f(ピアノとフォルテ)を守る。
つぎの段階は,pとmpとppに差をつけるです。
6.クレッシェンド,デクレッシェンドを守る。
p< と f< の違いなどが判ると面白くなります。
7.歌詞が聞き取れるように,発音をよくする。
8.「さしすせそ」をはっきりと。「さ」が「すぁ」にならないように。
9.「たちつてと」をはっきりと。「だぢづでど」にならないように。
10.「なにぬねの」をはっきりと。「な」が遅くならないように。
11.舌が口の裏側にくっつく音声,唇が閉じる音声に気を付ける。
なにぬねの,まみむめも,などですね。音は1音1音早かったり遅かったりするので,それを意識しないとだんだんずれてきます。
12.歌詞の意味を考える。
13.音楽記号の意味を調べる。
学級通信のネタにしてもいいと思います。
14.歌詞と音楽記号から,作曲者の気持ちを考える。
15.歌詞から想像されるイメージを具体的にして,みんなで共有する。
余裕があれば絵を描いたり,話し合いをしたりするといいと思います。結構違うことを考えていて,だから気持ちがそろわないんだなと納得します。
16.音楽の先生に言われたことを書きださせて掲示する。
上記と合わせて学級活動にしてもいいかもしれません。
17.前列と後列が向かい合って歌う。
恥ずかしさ対策です。
18.パートごとに円になって歌う。
ブレスのタイミングを合わせるためです。
19.全員で大きな円になって歌う。
音を真ん中に集めるイメージを持たせます。
20.全員でごちゃごちゃになって歌う。
周りに頼らずに自分で歌うようにする。
21.自分たちでアレンジを考えさせる。
たとえば,楽譜には書かれていないけれど3回リピートする歌詞があったとします。1回目をf,2回目をmf,3回目をffにすることでメリハリをつけるか。mf,f,ffとだんだん大きくしていくか。そういうことはこちらから提案して子供たちに決めさせることで,自分たちの合唱を作り上げていく楽しみを味わえるようにさせます。
文化祭のなかに組み込んでいる学校も多いかと思います。
クラス対抗であることが多いため,二学期の特に新人戦以降は盛り上がってきます。
そして,合唱練習のなかでいろいろなトラブルが起こり,それを乗り越えながら(乗り越えさせながら),生徒たちは成長していきます。
そんなこともあって、学級担任としては力を入れて指導します。
そこで,自分がこれまでにやってきた合唱指導を簡単に列挙してみます。
音楽科の教師でなくても,学級担任としてこれくらいは言えるだろうと思うものです。
ちなみに私は高校時代に吹奏楽部でしたが,音楽に関しては楽譜もまともに読めないくらいのズブの素人ですし,そもそも歌や音楽は苦手だと思っています。(元吹奏楽部のくせに)
さて,言い訳はほどほどに本題へ。
【学級担任としての合唱指導のポイント】
1.肩幅くらいに足を開いて,手は下へ。
ビデオに撮って見せるといかに動いているか伝わります。
2.お腹をふくらませるように息を吸う。
腹式呼吸ですね。
3.指揮者を見て,縦線を合わせる。
4.ブレス(息継ぎ)のタイミングを合わせる。
5.p,f(ピアノとフォルテ)を守る。
つぎの段階は,pとmpとppに差をつけるです。
6.クレッシェンド,デクレッシェンドを守る。
p< と f< の違いなどが判ると面白くなります。
7.歌詞が聞き取れるように,発音をよくする。
8.「さしすせそ」をはっきりと。「さ」が「すぁ」にならないように。
9.「たちつてと」をはっきりと。「だぢづでど」にならないように。
10.「なにぬねの」をはっきりと。「な」が遅くならないように。
11.舌が口の裏側にくっつく音声,唇が閉じる音声に気を付ける。
なにぬねの,まみむめも,などですね。音は1音1音早かったり遅かったりするので,それを意識しないとだんだんずれてきます。
12.歌詞の意味を考える。
13.音楽記号の意味を調べる。
学級通信のネタにしてもいいと思います。
14.歌詞と音楽記号から,作曲者の気持ちを考える。
15.歌詞から想像されるイメージを具体的にして,みんなで共有する。
余裕があれば絵を描いたり,話し合いをしたりするといいと思います。結構違うことを考えていて,だから気持ちがそろわないんだなと納得します。
16.音楽の先生に言われたことを書きださせて掲示する。
上記と合わせて学級活動にしてもいいかもしれません。
17.前列と後列が向かい合って歌う。
恥ずかしさ対策です。
18.パートごとに円になって歌う。
ブレスのタイミングを合わせるためです。
19.全員で大きな円になって歌う。
音を真ん中に集めるイメージを持たせます。
20.全員でごちゃごちゃになって歌う。
周りに頼らずに自分で歌うようにする。
21.自分たちでアレンジを考えさせる。
たとえば,楽譜には書かれていないけれど3回リピートする歌詞があったとします。1回目をf,2回目をmf,3回目をffにすることでメリハリをつけるか。mf,f,ffとだんだん大きくしていくか。そういうことはこちらから提案して子供たちに決めさせることで,自分たちの合唱を作り上げていく楽しみを味わえるようにさせます。
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