【間取り】本当の最終打ち合わせ2015/03/01

今回が本当に最後の打ち合わせになりました。

途中から来てくれた現場監督も「そろそろ決定しないと,建材の発注が・・・」と,やんわり次回の打ち合わせを打ち消してきました。

そして打ち合わせの最後には,施主の確認のサインをしてきました。ですからこれ以上の変更は効きません(あとは現場でお願いするしかない?)。

ただ今回も厳密には…,

① 洗面脱衣室の可動棚の設置の仕方を変えた場合の見積もり
② リビングの外壁にオーニングをつけるかどうかの見積もり
③ リビングと和室のプリーツカーテンの色の変更

が課題として残っているのですが,電話で決めることもできるレベルです。

さて,最後の打ち合わせに関して,覚えていることを書いておきます。

と言っても,今まで程の変更はありません。





(1)コンセントはスイッチの下にする。

リビングに入ってすぐ右手側の壁に,扉に寄せてスイッチがあります。

もしキャビネットなどを置くとしたら,コンセントが邪魔になるので,スイッチの真下のくるようにしてもらいました。

図面にも「スイッチのした」と書き加えられました。



とすると,こう書かれていないところは,適当になるのかな?と不安になり,スイッチとコンセントが近くにある場所は,すべて「スイッチのした」と指定しました。

厳密に何cmと指定はできないのですが,できるだけ希望に沿ってもらえるといいです。





(2)折れ戸をすべてやめる。

玄関,2Fホールの収納や,クローゼットなどが,折れ戸になっていました。

しかし折れ戸だと,開いた時にチェストなどを入れたとき,端っこがぶつかって使えないという弊害があります。

また,右にあると分かっているものも,全開にしないと取り出せないという面倒くささもあります。

そこで,半畳の収納は観音の開き戸,1畳のクローゼットは引き戸に変更しました。折れ戸の場所は一つもありません。

費用はアップしたのですが,実用性が最優先です。

ちなみに,主寝室のWICはそもそも戸がありません。いつもオープンです。自分たちしか使わないし,毎日出入りする場所だからです。





(3)窓台の色を壁紙に合わせる。

新築するならアクセントクロスを使いたい!と意気込んでいた割に,結局は主寝室と書斎だけがアクセントクロスになりました。

トイレもいちおうアクセントクロスなのですが,腰の高さあたりに帯状のクロスをあいだに入れているだけなので,そんなにインパクトはありません。

2階の天井がヒミツのアクセントクロスなのですが,ほとんどの人には気付かれないでしょうw



今回変更したのは,窓台の色です。主寝室のアクセントクロスはこげ茶なのですが,窓の下の木枠の色がふつうの木の色です。

それでは浮いてしまうので,書斎と同じダークブラウンに変更しました。これで違和感がないはずです。

同じく,リビングダイニングのハイサイドライトの窓台は壁紙に合わせてホワイトにしました。高いところに木の棒が見えるという違和感も解消されるはずです。





(4)1Fトイレの幅を広くする。

将来を考えたときに,そしてお客さまに少しでも快適に感じてもらえるように,お義母さんのアドバイスもあって,1Fのトイレは少し広くしようと考えていました。

前のコーディネーターのときに,1Fのトイレの幅を100cmにしたいと言っていたのですが,いつの間にか図面上では標準通りになっています。

そこで改めて,100cmにしてもらいました。これにより,他が影響を受けます。

まず1つは洗面脱衣室の洗面台が前に出ます。むしろ,洗面台がへこんでいるな~と思っていたくらいなので構いません。

もう1つは,玄関クロークが広くなります。たぶん女性陣のクツやブーツが入るので広くなって構いません。

玄関正面のニッチが作れなくなりますが,ここはトイレと収納を優先します。





(5)ニッチもスリットもなしです。

新築するならニッチを作りたい!と意気込んでいた割に,結局は実用的なところだけに控えめに作ることになりました。

階段のニッチとか,ロフトのスリットとか,営業さんも提案してくれたのですが,結局は「掃除が面倒になる。」という意見には勝てませんでした。

まぁ今のマンションの棚もたまにしか掃除してませんからね,言い返す言葉がありません。



1つ目のニッチは玄関の影です。

玄関に入って正面の壁には,トイレの幅を広げた関係で作れなくなりました。

その代わり,廊下から玄関ホールに出たときの正面にあるせまい壁に,小さいニッチを仕込みました。

カギやペンを置いて,お出かけのときとか,宅配便の受け取りのときに困らないようにしようという作戦です。



2つ目のニッチはダイニングとキッチンのあいだの壁です。

ここには,ドアホンやお風呂のリモコンがあります。反対側にはキッチンの袖壁,下がり壁があるため,通路としては狭く感じます。

そこで,このドアホンやお風呂のリモコンはニッチのなかに入れてしまおうと考えたわけです。

どなかたの家で見たアイデアをパクリました。スイッチについては押しやすさを考えてそのままにしました。



3つ目のニッチは2階のトイレの右側です。

1階のトイレはカウンターがあるのでいいのですが,2階にはありません。

嫁ちゃんは怒りますが,トイレにスマホや本を持ち込んだ時に,ポンと置く場所が欲しいなと思いました。

ちょっとした飾り物も置きたいですね。「掃除だれすんの?」と言われますが,きっと便利なはずです。





(6)ロフトの階段を南にずらす。

以前に「ロフトで立つ裏ワザ」として,ロフトに階段を食い込ませることで,勾配天井と階段のところでは立てるようになる。と書きました。

しかし,弊害もあったのです。何が問題かというと,その食い込ませた階段のぶん,下の階の天井が張り出すというわけです。

ロフトの下はわたしの納戸(書斎)です。ここの天井の一部が凸凹になるというわけです。

そうなると,それに合わせた本棚を買うようになります。幅や高さを測って,うまく合わせられるもの,となると,けっこう面倒そうです。



そこで,現場監督に相談して,この凸凹をなくすためのアイデアをもらいました。

ロフトへの階段を1段につき2cm高くするのです。そうすると,階段1段分の凸凹を解消できます。

「2cm程度なので,毎日使うわけではないし,上り下りもそれほど気にならない」と言われました。



めでたしめでたし,と思って先日頂いた3D画像を見ました。・・・まだ1段分凸凹しています。

現場監督「いやー,どうしても出ちゃうんですよね~。」

おいおい・・・。こっちはフラットにしたいって言ったはずなのに・・・。そうなるって言ってたのに・・・。

というわけで,さらに2cm高くするのはさすがに厳しいので,南側に1段ずらすことにしました。



これで,冒頭の「ロフトで立つ裏ワザ」は使えないことになります。トレードオフだったのですね,あのときはいいアイデアだと思ったんだけどな・・・。

さらに現場監督が「そうすると,この階段の桁板を固定するために,横の壁の厚さが10cmは欲しいんです。ですから,寝室の引き戸を変えないといけません。選択肢としてはアウトセットにするか・・・。」と言ってきました。

なんという連鎖反応でしょう。書斎の天井→ロフトの階段→寝室の引き戸への連鎖です。ちょっとビックリ。現場監督さんも「ふつうはそこまでは考えませんよね^^;」だって。



寝室優先の嫁ちゃんと,書斎を快適にしたい私とのあいだで一瞬の緊張が走りました。

娘ちゃんが泣き出して嫁ちゃんがあやしに行ったすきに,

私「寝室の引き戸をアウトセットにしてください。」とお願いしました。

寝室側の扉が出っ張りますが,どのみち引き戸の裏にはなにもできないのでいいのです。

戻ってきた嫁ちゃんも,なんとか納得してくれました。





そのほか・・・,

子供部屋のロフトの照明のスイッチを部屋の照明のスイッチと同じ場所にした。

子供部屋の北(勾配天井)と南(ふつうの天井)のあいだには,5cmくらいの下がり壁ができる(スッキリさせたかったので残念。。。)

階段下にあるパントリーには,階段の段差に合わせて棚を作ってもらう(現場で交渉する。)。

書斎のカウンターは廃止。自分で本棚を買う。

そんなところでしょうか。



トータル,やっぱり3時間の打ち合わせになりました。

最後は私も現場監督もインテリアコーディネーターもやりきった感があって,嫁ちゃんに「まだ何かあるんですか・・・?」と言われるまで,サインした後まったりしてしまいました。

いやほんと,よくここまで頑張った。一切手を抜かずに考えに考え抜いた。そして,嫁ちゃんの意見をちゃんと受け止めた(折れた)。

そんな自分を褒めてあげたいと思った打ち合わせ最終日でした。

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