面接練習(2)2013/01/20

「あなたの中学校での一番の思い出は何ですか?」

「はい。文化祭です。・・・・・・(沈黙)」

ではダメです。面接での受け答えは,

『 結論 + エピソード + 学んだこと 』

これが基本の型です。

まずは「結論」を言います。小論文などでも同じです。ダラダラと話すよりも,スパッと言い切ってしまったほうが,聞いているほうは分かりやすいです。

つぎに「エピソード」。これが一番大切です。ダジャレのようですが「エピ・ソード」は,あなただけが持っている剣なのです。他の誰でもない,自分だけがもっている話です。

文化祭で何をしたのか?ダンスをした。総合の発表をした。全体の司会をした。劇の大道具を作った。YOSAKOIを踊った。

何でもいいのです。でも,それはあなたが間違いなく経験したことなのです。どんどん肉付けして,具体的で情感あふれる話をしましょう。

最後に「学んだこと」です。そのエピソードから学んだこと,考えたこと,感じたことを話します。

「はい,文化祭です。わたしは劇の大道具を作りました。みんなから意見を聞きながら,力を合わせて完成させました。毎日,放課後遅くまでかかりましたが,文化祭で劇が成功したときには,舞台そでで大道具係のみんなで握手をしました。わたしは文化祭を通して,仲間と協力する大切さや物を作る楽しさを学びました」

タイミングによってはここまで長く話せなくても,あなただけのエピソードを磨いておきましょう。

頭で考えておくのではなく,紙に書いて推敲する努力を惜しまないように。がんばってくださいね。
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