新婚旅行(23) エッフェル塔2012/08/01

今日が旅行の最後と言えるでしょう。

このホテルには連泊なので,枕元の電話のところにチップとして2ユーロコインを置いておきました。ツアーのみなさんに話を聞くと,気前よく5ユーロ,10ユーロとおっしゃっていました。

今のパリにはチップで生計を立てている人はいないそうです。弾む理由がありません。ついでにメモ帳にMersi!とニコちゃんマークも描いておきました:)

朝食前に,一人でエッフェル塔を撮りに,昨日と同じホテル前の駐車場から写真を撮ってきました。明るいところで見ると,本当にエッフェル塔って鉄塔なんですね。鉄・鉄・鉄・Fe~って感じです。

嫁ちゃんは来ませんでしたが,朝焼けのエッフェル塔もきれいでした。パソコンの壁紙に良さそうですw

朝食はいつも通り。パリにもサラダはないのですね。フランス人ファミリーもビジネスマンも,パンとコーヒーとウィンナーで満足しています。

さて出発です。まず初めに,エッフェル塔がよく見られるスポットに来ました。ツアーのみなさんと集合写真を撮りました。なんだか名物のカメラマンだそうで,今夜のうちにホテルまで写真をプリントしてもってきてくれるそうです。頼みはしませんでしたが,一枚1000円だったかな?

広場でブラブラしたり写真を撮ったりしているうちに,まもなく集合・出発の時間になりました。添乗員さんに二人の写真を撮ってもらえたので満足です。

新婚旅行(24) ルーブル美術館2012/08/01

ニケ~のケツ~w 見ちゃダメだど~w
今日の午前中のメインは,ルーブル美術館です。朝早くに行くといいですよ,とアドバイスされていたので,午前中に行けて良かったです。その情報通り,朝イチのルーブルは地下駐車場も空いていました。私たちが帰るときには満車になっていました。添乗員さんもガイドさんも言っていましたが,本当にいいタイミングだったようです。

ルーブル美術館では,さすがに知っている美術品が多いです。サモトラケのニケ,ミロのヴィーナス,そしてモナリザ。テレビや本で見たことがあるものが,自分の目で実際に見ているってスゴイことです。

絵画よりも彫刻のほうが,存在感が大きいですね。みんな,ニケを正面からしか見てませんでしたが,私は後ろからも見てきました。決してテレビとかではわざわざ見せてくれない角度ですからね。

モナリザは残念ながら,思っていたほどの感動はありませんでした。期待しすぎたのでしょうか?まず作品までが遠すぎます。ロープが張ってあって近づけないようになっていました。さらに,ガラスケースに入っていました。なんか,生で観た!っていう実感がありませんでした。しかも意外と小さいんですね。

さて,さまざまな芸術品を堪能しましたが,ルーブルそのものの感想も書いておきます。

ガラスのピラミッドを外から見られませんでした。地下駐車場から入ったので,ルーブルの外を見ていないのです。もったいないー。

ビックリしたのは,スターバックスやマックがルーブル内に店を出していました。さらに驚きなのは,ルーブルで貸し出しているオーディオガイドがニンテンドー3DSだったことです。

あっという間の2時間でした。ルーブル,つぎにテレビや本で観たときは,きっとこのときのことを思い出すでしょう。

新婚旅行(25) 「Paul」のサンドイッチ2012/08/01

サンドイッチたべるどー
ルーブルのあと,パリ市内を車窓観光しながらオペラ座まで行きました。オペラ座の裏側でバスを降りて解散です。ここから自由行動です。夕方からオプションのセーヌ河クルーズに行くので,それまでは二人で行動することになりました。

パリについて昨晩から地図を見て,シャンゼリゼ通りなどの位置を確認したり,ホテルのロビーにあったMacでショップを調べたりもしました。

いろいろ検討したのですが,美術鑑賞や観光名所はもう思い出いっぱいだから,しないことにしました。残るはグルメとショッピングです。

お昼時といううこともあり,初めにグルメです。副担任の先生にオススメされていたサンドイッチで有名な「Paul」でランチを食べました。

ボリュームが凄かったです。食べ歩きしようか,テーブルに着こうか迷って,結局はせまいテーブルで食べました。周りはみんな外国人。店員さんも外国人。使える言葉はわずかな英語と「メルシー」と「ボンジュール」。

何とかなりました。メニュー表の単語を「世界の歩き方」で調べながら,お互い気に入ったサンドイッチを頼むことができました。発音はよく分かりませんから,メニュー表を指差し確認であります。

サンドイッチ,日本のイメージとはだいぶ違いますが,これまでフランスパンかスイーツパンばかりだったので,いいパンを食べた気がします。

新婚旅行(26) 「FolliFollie」のクローバー2012/08/01

あいすこーひー,なんてないどー そんな~;-;
さて,腹ごしらえもできたところで,ショッピングへ向かいます。目的地は一つしかありません。

嫁ちゃんが気にしていた「FolliFollie」の専門店です。ロワイヤル通り店だったと思います。日本人スタッフの方がいらっしゃったので,お店に入ってとても安心しました。

ちなみに,フランスのお店は,扉が室内に向かって開きます。通りに向かって開くと,通行人の邪魔になるからだそうです。国が変われば扉の開く向きも変わるのです。引いても開かなくて,最初は焦りました^^;

いろいろ見せてもらって,悩んだ末に,ピンクゴールドのハート4つがくっつくとクローバーになるネックレスをお買い上げになりました。さすがクローバー好きですね^^

いちばん好きなブランドは,ヴィヴィアン・ウェストウッドなのですが,フォリフォリも欲しがっていました。よかったね~^^

次はどこ行こう?そう,いろいろ調べた割には行きたいところが,Paul(私の希望)とFolliFollie(嫁ちゃんの希望)だけだったのです。


とりあえず,カフェに行ってみようか。ということで,適当にカフェに入りました。そして出てきました。

わたし「アイスコーヒー,お願いします。」

カフェさん「ナニソレ?そんなのナイよ。」

わたし「アイスコーヒーだよ。冷たいコーヒーだよ。」

カフェさん「そんな飲み物は存在しないよ。」

そうなんです。フランスには,アイスコーヒーはないのです。このカフェにはないのか?と思って何度も聞きましたが,結局フランス語では何と言っていいか分からず,あきらめて出てきました。

つぎにマックに行ったときに(お客さんは中国人だらけだった^^;),ようやくその事実に気付いたのでした。結局,スプライトを飲みました。小さな異文化に触れました。

新婚旅行(27) ギャラリー・ラファイエット2012/08/01

そこで,添乗員さんオススメのパリの百貨店「ギャラリー・ラファイエット」に行きました。

巨大です。日本の百貨店と変わらないのでしょうが,スケールはさらに大きいです。そこを行ったり来たりしながら,ショッピングをしました。雑貨から家具まで何でも揃っている感じです。

雑貨も家具も大好きなので,いろいろ目移りします。そして考えてみれば,おたがい父親へのお土産を買っていないことに気が付きました。
そこで,メンズフロアに行ってみました。

いろいろ悩んだ末に,嫁ちゃんは「プラダのキーホルダー」,私は「バーバリーのカフリンクス」と「ポール・スミスのカフリンクス」です。

ポール・スミスのお店では,胸板の厚い店員さんと,カタコトの英語で会話をしました。

わたし「四角いのと,丸いのどっちがいいかな~?」

胸板さん「ヘイ,兄さん,ソレは丸いヤツのほうがいいぜ。」

わたし「ふ~ん,どうして?」

胸板さん「ほら,横を見てごらん。丸いヤツのサイドはカラフルになってるから,どんなシャツのカラーとも合わせやすいんだよ」

わたし「おお,なるほど。なっとく。」

というやり取りを,ほぼジェスチャーでやりました。そしてお買い上げ。

わたし「メルシー^^」

胸板さん「アリガトウゴザイマシタ^^」

は!この人はオレのことを日本人だと見抜いていたのか!すごい,すごいぞジャパニーズスマイル!と思いました。

日本人に敬意を払い,誠実で紳士的な対応をしてくれたことに感謝します,胸板さん。

新婚旅行(28) セーヌ河クルーズ2012/08/01

セーヌ河からのエッフェル塔
自由行動も無事に終わりました。二人だけで行動するのも楽しいです。でもよくよく考えてみると,オペラ座の裏から半径1km以上動いてませんね^^;

ツアーのみなさんと再集合して,まずはレストランで夕飯をいただきました。オプションだからでしょうか,ちょっと豪華なお肉でした。おいしかったです。

ドライバーさんが道に迷いながら(道に迷ったことをごまかしながら),セーヌ河クルーズのスタート地点に来ました。すでに駐車場は大混雑です。バスを降りて,添乗員さんに先導されながら,自分たちが乗る船まで案内してもらいました。

船もお客さんであふれています。私たちも席が確保されているわけではないので,自分でキープしないといけません。幸い(?),半分割れたイスの並び席が空いているのを見つけました。ラッキーです。わたしはお尻が二つに割れていますから。

時間になって船が動き出しました。ナイトクルーズだと聞いていましたが,ぜんぜん明るいです。パリは緯度が高いからでしょうか,夜8時になっても明るいのです。

セーヌ河から眺めるパリの街並みは,また違った見え方をします。セーヌ河のほとりでワインとチーズで盛り上がるグループ,等間隔にあいだを開けて寄り添いあうたくさんのカップル,橋から河を見下ろす熟年夫婦。対岸ではジャズバンドが演奏しています。

そうしているうちに日が暮れてきました。夕日が美しい。後ろには月も見えます。

船がUターンします。日が沈みます。それに合わせるように,周りの美術館や教会がライトアップしていきます。

出航のときは逆光でシルエットになっていたエッフェル塔が,最後に見えてきました。ライトアップが始まっています。なんど見ても美しいです。

そうして帰港のころには,あたりはすっかり夜になっていたのでした。このオプションに参加して良かったです。ただバスの運転手さんは,ホテルへの帰り道でも道に迷っていましたw

新婚旅行(29) シャルル・ドゴール空港2012/08/02

PS3やりほうだいのシャルル・ド・ゴール空港
今朝は少しゆっくり寝ることができて,6時40分の目覚ましで起きました。朝食は今までの学習により少し軽めにして,パンも一つだけにした。ヨーグルトも食べました。さて,いよいよ帰国の日です。

ホテルから市内を抜けて高速道路を利用して空港に向かいました。バスの中で,旅行会社へのアンケート用紙が配られたので,バスの中でゆられながらガンバって書きました。封筒の中身は添乗員さんは見ませんと言うので,封筒の裏に「添乗員さんのおかげで,思い出深い新婚旅行になりました。」とメッセージを書いて奥さんに渡してもらいました。

シャルル・ド・ゴール空港につくまで,撮り納めだと思って何枚か写真を撮りました。運転手さんが少し荒っぽく,周りのドライバーも荒っぽくて,なんか緊張感のある道中となりました。最後の最後に事故らなくてよかった。

空港に着くと,免税手続きのため奥さんと別行動をしました。他のみなさんとガイドさんと一緒に操作をしました。初めての機械だったのですが,免税書類が2種類あったため,結局,機械にバーコードで読み取らせて手続したあと,窓口に並ぶことになりました。

窓口でチェックしてもらうとき,パスポートを見せるのですが,日本人だと分かると笑顔を見せて対応が良くなりました。やっぱりすごい日本人スマイル(笑)

そのあと,荷物を預けてチェックインしました。スーツケースの重さも大したことはなく,無事にできました。つづいて出国の手続きも問題なくできました。今回はハンコもちゃんと押してもらいました。

ず~~っと添乗員さんについていくだけ,並ぶだけでしたが,空港が大きくて,モノレールに乗って移動したのには,少々ビックリしました。

中に入ってから、搭乗まで自由時間になりました。最後のお土産タイムだったので,凱旋門やエッフェル塔の形のパスタや,定番のチョコとかをいくつか買いました。最後の最後でも,免税店に寄ってブランド品を買う人達もいました。すごいですねー。

奥さんは嫌がって来なかったけれど(考えてみたら足が痛かったのかも),空港の突き当たりまで行って見ました。「なにか見れたの?」と機嫌悪く言われましたが,いろんな会社のたくさんの飛行機が見れました。

あと,空港内にプレステ3で遊べるブースがあったり,パソコンでインターネットしたり,足を伸ばして寝られるソファがあったりしました。あれで寝ているお姉さんの横に置いてある荷物は大丈夫なのでしょうか?とにかく,成田空港より贅沢だと思いました。

搭乗直前に小銭で飲み物を買おうとして,自販機を探したのですが,小銭過ぎて使えず,残念な思いをしました。小銭って両替もできないんですよね。

さて,飛行機へ。

新婚旅行(30) 帰国2012/08/02

帰国のフライトです。行きのことを考えると,どう考えてもお尻が痛くなるんだろうな,ちょっとブルーです。でもビジネスクラスとかファーストクラスに乗ることは一生ないだろうなと思います。

朝食みたいな昼食を食べ,昼食みたいな夕食を食べました。

嫁ちゃんに「ソリティア」の遊び方を教えてもらい,初めてやり方を知りました。パソコンに入っているけど,今まで意味が分からなかった。

二人で同時にスタートを押して「テルマエ・ロマエ」を観ました。観たいねって話していたので,良かったです。面白かったです。こういう映画も好きです。阿部寛,さすがですね。

さて,時差と眠気とカーテン越しの日差しの関係が訳分かりません。寝ていいのか,起きていたほうがいいのか分かりません。

そんなことを悩んでいるうちに日本に着きました。


成田空港に降りて,入国審査をして,荷物を受け取ったところで,ツアーのみなさんと挨拶をして別れました。お別れは感動するのかな?と思っていたのですが,けっこうあっさりでした。

お世話になった添乗員さんともお別れです。蛸島さんのおかげで,充実した楽しい旅行になりました。

あまった硬貨は募金箱へ。紙幣は空港の両替所で日本円に戻しました。高速バスのチケットもぶじに確保できました。だいぶ成田空港にも慣れましたね。何ごともスムーズです。

さらに高速バスの出発まで時間があったので,フランスのお土産をお土産屋さんで注文しました。クッキーとかワインとか,カタログから選びました。ハネムーン限定のプレゼントにワインもいただきました。

ちょっと小走りしましたが,高速バスにも予定通り乗ることができました。そして二人とも爆睡です。乗客が少なかったこともあって,背もたれを完全に倒して寝ました。

そして地元に着いて,バスを降りて気が付きました。

日本は真夏です。なんという猛暑でしょう。

涼しいフランスに戻りたいよ~。



以上,新婚旅行の報告でした。嫁ちゃんが高速バスに帽子を忘れてきたとか,そういう後日談もありますが,ま,この辺までにしておきます。

iPodtouchとiPadの二台持ち2012/08/07

iPad を買って一ヶ月が立ちました。夏休みに入って奥さんに毎日ほぼ独占されて使われています。ま、いいのですが。

iPodtouchとiPadの両方を使うようになって、新しい問題も出てきました。

アプリの料金です。アプリによって有料版や無料版があることもあります。
さらにiPodtouchとiPadの両方に対応しているアプリ、iPad 版を別に出しているアプリ、iPad版しかないアプリ、iPodtouchの画面を「×2」して使えるアプリ、機能や使い勝手がほぼ同じでもいろいろあるのだと分かりました。

問題はそれらのうち、どれを使うかです。アプリの料金なんてタカが知れています。しかし数十円、数百円とはいえ、「塵も積もれば何とやら」と思うとなかなか踏ん切りがつきません。数千円した広辞苑アプリをダウンロードしたときも、結構な勇気が要りました。

アップル製アプリはiPodtouchにもiPadにも対応しています。全てがそうであれば、迷いようがありませんから何も文句はないのです。しかし、アップル製アプリは全体的に割高です。Keynoteなどもダウンロードしたいのですが、Office系アプリは互換性が重要なのに評判が良くありません。

文句ばかりでは始まらないので、缶コーヒーやお菓子を我慢して、アプリを揃えていくしかないのですかね。

アプリとクラウド2012/08/08

iPad を使うようになって気がかりに思うことは、「iCloud」です。各デバイスでメールやカレンダー、写真などのデータを手間なく共有できるのは素晴らしいのですが、それ以外のパワーポイントやエクセルのデータをいろいろなアプリで使用したいときに、iCloudに対応していたり、していなかったりするので困ってしまうのです。

クラウドサービスは現在たくさん種類があります。DropboxやSugarsyncあたりが有名だと思いますが、私がまともに使っているのはSkydriveです。他にも容量の大きさでNdriveが候補になっています。

しかし、iOSではアプリとクラウドが連携するかどうか、ユーザーに選択権はありません。気に入ったアプリがあっても、使いたいクラウドサービスに対応していなければ、データの共有はできません。そういう問題があるために積極的に使えないのです。

一番気味が悪いのはインターネット上のiCloudを自分で覗けないということです。いったい何がどのように記録されているか全くわかりません。そのデータを自分で取り扱うこともできません。

その点、マイクロソフトのSkydriveはエクスプローラやFTPのような感覚で、データを動かしたり、削除したり、編集したりすることができます。

OSやクラウドに対する、アップルとマイクロソフトの考え方の違いだとは思いますが、iCloudの考え方がどうにも馴染めません。それだけマイクロソフトに慣れてしまっているということでしょうか?

Windows8はRetinaディスプレイにも対応しているそうです。iPad にWindows8が載っかることがあるのかもしれません(Jailbreakはしたくないですが)。今はまだ我慢しながらもアップル製品を使っていきますが、やはりWindowsタブレットが一番良いのかもしれません。

なんでも自分の型にはめたいアップルと、オープンソースにしたためにいつまでも発展途上のアンドロイドと、モバイル分野では出遅れているマイクロソフトと、一体どれが最適なのかをまだまだ難しい問題です。
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