私も胃腸炎になりました2015/01/02

今にして思えば,娘ちゃんのおうと物を手で受け止めてしまったのが,やはり一番の原因だと思います。



元日は自宅と娘ちゃんの病院とを往復する1日となりました。

そして今日は,嫁ちゃんの実家へ新年のご挨拶に行きます。

嫁ちゃんと娘ちゃんはそのまま1週間ほどお世話になり,私は2泊3日で帰ってくる予定でした。



しかし,実家へ着いてまもなく,何か特別なことをやったわけではありません。

車から荷物を運び入れて,家に上がらせてもらった時でした。

「さむいー」と思わず娘ちゃんと同じことを口にしてしまうくらいの悪寒が走りました。



どうしたのでしょう?とりあえず遅めのお昼ご飯をいただきました。

こたつに入って温まります。なんかおかしいです。お腹がモヤモヤします。

熱を測らせてもらったら36.9℃でした。熱があったのです。

そのままこたつに潜って温まりながら一眠りすることにしました。

しかし,時間が経っても熱は下がりません。

まだお腹がもたれているような感じがします。



「気分転換にコーラでも飲んでみたら?」と言われて,すこしためらいつつも,飲ませてもらいました。

そしたら吐き気がこみ上げて来ました。

無言のまま急いでトイレに向かって,ギリギリセーフ・・・。

胃の中のものがすべて一気に出ていきました。

その勢いは娘ちゃんのときと一緒です。口だけなく鼻からも出るほどの勢いでした。

自分のその体の反応にとまどいつつも,なんだかスッキリしました。

そのときは,(いやースッキリしたー。そうかー消化不良だったのかー。)なんて呑気に思っていました。



ご両親に心配はかけられないと思って,「大丈夫です。トイレに行ったらスッキリしました。」とだけ言って,嫁ちゃんには「戻したんだ…」と打ち明けました。

トイレも拭いて,手も洗って消毒したのですが,今にして思えば,このときにウイルスをばらまいていたんだろうなー・・・。

その後も,こたつで横になりながら,体の回復を待ちました。胃はスッキリしたので治るはずです。



しかし,夜になってもダメでした。食欲も一切わかないので夕飯も遠慮しました。寝てたと思います。この辺の記憶がありません。

そして8時過ぎ。そろそろ娘ちゃんのお風呂の時間です。

娘ちゃんは相変わらずの下痢を繰り返しており,私が寝ているあいだも,嫁ちゃんやお義母さんはてんやわんやだったようです。



そろそろ起きないと迷惑だよな~と思って,改めて体温を測ってみました。自分でも驚きましたが,38.1℃ありました。

お義母さんに「インフルエンザじゃないの?病院へ行ってきて。」と言われ,病院へ行くことになりました。

お義父さんは,私の代わりに娘ちゃんをお風呂に入れるつもりだったのですが,急きょ,私を病院へ連れて行くことになってしまいました。



お義父さんの車で病院へ。今日は正月2日目。病院も休日夜間診療のところです。

初めての病院ですが,受付,問診,体温測定を終わらせました。このとき,38.2℃ありました。

もう起き上がっていられません。手足がしびれてきています。嫁ちゃんがアクエリアスを持たせてくれていたので,それをチビチビ飲みました。

名前を呼ばれるまで長椅子に横になっていました。お義父さんは缶コーヒーを飲んで待っています(たぶん)



名前を呼ばれて,診察室に入って,先生に症状を伝えました。

「熱があって,すごくだるいです。食欲はまったくありません。咳は出ないし,のども痛くはありません。今は手足がしびれています。」

もちろん,この時期の高熱と言えばインフルエンザ。喉を診せて,肺の音を聞いてもらい,最後は鼻の奥に棒をつっこんでインフルエンザの検査です。

人生で何度目か分かりませんが,本当にあれって嫌ですよね。痛くて,ちょっとだけ涙目になりました。

さて,簡易の検査結果が出るまでに10分かかります。

そこで,娘ちゃんのことも話しました。看護師さんには話してあったのですが,伝わっていなそうだったので。そしたら先生が次のように言いました。

「では,点滴しましょう。お話を伺うと,娘さんの胃腸炎をもらった可能性が高いですね。ノロウイルスとかの強烈なウイルスではないと思います。娘さんの胃腸炎はそれほど感染力は強くないようですが,それに感染したのだと思います。手足がしびれているのは脱水症状です。点滴しておきましょう。」



人生初の点滴です。

診察室の奥のベッドに横になって,右手首の上のあたりに針を刺されました。看護師さんがポタポタを調節しています。

看護師さんに聞いたところ,約1時間くらいはかかるそうです。そこで,お義父さんには一度おうちへ戻ってもらうことしました。

たぶん,10時くらいだったと思います。お風呂の準備もしていたのに,お義父さんにはかなり申し訳ないです。



熱のために体の節々が痛み,脱水症状のために手足が痺れている,という訳のわからない状態で,横になっていました。

どうしていいかわからない~,という感じでモゾモゾと動くので,ときどき看護師さんが覗きに来て,毛布を直してくれたり,話しかけたりしてくれました。でもほとんど時間の経過が記憶にありません。

途中で先生が来て,「さきほどの結果ですが,簡易のものなので確実とは言えませんが,インフルエンザではないですね。」と教えてくれました。

点滴が終わる少し前に,看護師さんに「まもなく終わりますから,迎えの電話をしてはどうですか?」と言われ,電話しました。病院でふつうにスマホ使っていいのかな?と思いつつ,お義父さんに来てもらうようお願いしました。



まもなく点滴も終わり,お義父さんも来てくださいました。

体のほうは少しはしびれが取れたような気がします。でも,まともに歩けません。

病院に来たときの夜間出入り口ではなく,駐車場から近い救急搬送の出入り口から出させてもらって,お義父さんの車に乗りました。



家に帰ったら,一人部屋に布団をしいて,部屋を温めてくれていました。ありがたい。。。

部屋には嫁ちゃんが来てくれて,それまでの家の様子を教えてくれました。

パジャマに着替えて,布団に入りました。アクエリアスと体温計とスマホを枕元に置いてもらい,眠りにつきました。

夜中,ときどき目が覚めて,アクエリアスをちびちびと飲みました。

手足のしびれは幾分よくなった気がします。体温も37度台になりました。もう夜中のことはほとんど記憶にありません。



嫁ちゃんにも,お義母さんにも,お義父さんにも感謝しまくりです。

ただでさえ娘ちゃんが胃腸炎で,おむつ交換や肌着・ズボンの洗濯で大変だというのに,私までこんなになってしまいました。

なんつー正月だ・・・。みなさん申し訳ない・・・。と思いながら,まぶたが落ちていきました。
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