教材屋さんにドライアイスをお願いしたい2014/05/14

今年は中教研理科部会の役員になりました。

主な仕事は2分野の司会です。

先日の会議では,初めてということで副の先生にやっていただきましたが,つぎは引き受けなければならないですね。

今年は放射線教育についても,少し関わることになりそうなので,去年以上に忙しくなりそうです。

こういう校外の仕事がだんだんと増えてきたな…,理科室にこもって学校の生徒だけ相手してればいい…,という世代ではなくなってきたな,と感じる今日この頃。。。





さて,タイトルの件ですが,全国の教材屋さんに当てはまるかどうか分かりませんし,採算が合うほど儲かるかどうかわかりませんが,現場の理科教師として,私からの提案です。



 つ『学校に,ドライアイスを届けてほしい。』

 つ『ドライアイスを買ってくるのを代行してほしい。』



いかがでしょうか?

中学校の理科の先生方なら,たぶん「お,それはありがたいかも」と感じるのではないでしょうか?

では,その背景を述べます。





原発事故後,放射線教育についての取り組みが求められるようになりました。

子供,保護者,学校,地域,行政・・・いろいろなところから要請・要望されて,先生方(特に理科の先生)も苦労されていることと思います。

国から出されている資料や,いろいろな書籍などにあたっていけば,
知識として教えることは何とかできます。

内容が正しいとか,適切だとかは,まだまだ議論の余地はあると思いますが,とにかく教えることはできます。



難しいのは,放射線を「身近なもの,目で見て分かるもの」として実感してもらうことです。

一方的に知識を伝達するならば,テレビなどのメディアでいいはずです。

あくまでも,学校での授業・事業として求められているのですよね。

子供たち(大人も)にとって大切なのは,言葉ではなく,体験ですね。

講義よりも実験が求められるわけです。

そして,放射線教育の一番メジャーな実験は,「霧箱」の実験です。

やったことがある方なら分かりますが,一般的かつ現実的に買い揃えられる値段の「霧箱」には,冷媒としてドライアイスが必要になります。



しかし,ここからが現場の課題なのですが,ドライアイスを買いに行くのが難しいのです。

ドライアイスは保管が利きません。

どんどん気化して二酸化炭素になってしまうので,密封しておくことはできません。(大変危険です。)

新聞紙などで多少は外気を遠ざけることはできますが,もって1日。夏であれば半日もてばいいほうでしょう。

ですから,霧箱の授業を行う前日の夕方か,当日の朝にドライアイスを買いに行かなくてはなりません。

都市部であれば,たいていは手に入ります。ガス屋さんだったり,氷屋さんだったり,ちょっと工場チックな感じの所にはなりますが,調べてみれば意外とあります。問い合わせて授業で使うという事情を話せば,対応してくれるはずです。

(「ドライアイス 販売 (地名)」でググってみてください。)



しかし,現場の先生には,そこへ買いに行く余裕がありません。昼間は授業,放課後は部活動を抱えているのですから。

というわけで,各学校では霧箱の実験セットは買い揃えたものの,結局は「ドライアイスが手に入らないから」という理由で,実験せずに終わってしまっているというのが,実情ではないでしょうか?



そこで,教材屋さんの出番です。

各学校に出向いた際に,理科の先生に声を掛けて,「ドライアイスとかどうですかね?」と尋ねてみてください。2人に1人は興味をもってくれると思います(←当てずっぽう^^;)

もちろん,採算に見合うだけの手数料は取ってください。

私だったら,利用するのは年に1~2回だとしても,とても助かります。



ちなみに,液体窒素用の容器なんて10万円超してしまうので,学校でもっているところは珍しいです。(液体窒素を必要とする実験がない)

そこで,教材屋さんが容器を準備して,液体窒素を届けてくれる,なんてサービスをしたら,意外と需要があるように思います。

理科の先生にとっては,生徒に人気のある教材ですから。



以上,教材屋さんへの提案でした。

とりあえず,次に教材屋さんが来たら言ってみよう。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...