道徳で耐えられなくなる時がある2013/11/14

今日は道徳の授業がありました。

今週の生徒指導の流れで,学級全体に対して指導が必要でした。

今回の件に関して直接は取り上げられないので,関連する内容で道徳を行いました。



教材は『妻にささげる1778話』です。

映画にもなりましたので,結構有名だと思います。

授業内容は『中学校 とっておきの道徳授業III』に載っているものの追試です。

苦し紛れに漁った授業書に,最適なものが見つかったのは幸運でした。

急いで教材とする本を見つけ出して読んでみました。やはり使えそうです。(正確にはiPadで本文を探しました。見つかったのも幸運でした。)

というわけで,資料やワークシートを作成して,準備万端のふりして授業に臨みました。

授業は成功でした。やはり練りこまれた指導案と,素晴らしい教材があれば,そんなに簡単に失敗しません。



しかし辛かった。

『妻にささげる1778話』から,2話ほど読んで聞かせたのですが,読み聞かせている最中に,自分自身が泣きそうになりました。

ほんとう苦手なんです。道徳の本の読み聞かせ。

読んでるうちに自分が感動してしまうという^^;

後半はグッと涙をこらえて,震える声で読み聞かせました。

生徒にバレないように…,と思いましたが無理でした。

それで授業が崩れるような雰囲気にはしていませんが,生徒が2名ほど目配せして,クスクスしているのが分かりました。(ちょっと残念です)



どうにかならないものでしょうか。

あらかじめ何度も読んで,何度も泣いておいても,やはり本番で感情を込めて,抑揚をつけて読んでいると耐えられないんですよね。

女子生徒の何人かは「(つられて)泣きそうになりました。」とか書いてきてくれるので,いいのかな~とも思うのですが,

男子にとっては,普段そんなキャラじゃない野球部の先生,生徒指導の先生が泣きそうになっているというのは,面白いのでしょうね。

はぁ~,困ったもんだ。



さて,また次に使える教材と授業書を探します。目頭おさえながらw
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