ICT活用発表会2012/11/16

今日は出張で、ICTを活用した取り組みをしている学校へ行ってきました。

授業公開のあと、パネルディスカッションもありました。それを聴きながら、iPadでEvernoteにメモしてきたことを載せておきます。

<自分で考えたこと>
◯ICTに振り回されない、とは、授業の根幹である「発問」を重視すること。
◯あくまでも課題を解決するための発問が重要で、それにアプローチする教材・教具の一つがICTである。
◯ICTを使うと調べ学習がやりやすいので、情報量が増える。問題はその情報をいかに判断して活用するか。情報活用能力、情報リテラシーの育成が並行して必要である。
◯ICT支援員がいるなら、ALTや実験支援員がいてもいいのではないか。

◯デジタルポートフォリオとして、アルバムにつけるDVDをつける。
  作文、美術、技術・家庭、音楽などの作品、プレゼンテーションや動画を入れる。
   ・誰がそれを作るか。先生か生徒か。個人ごとか、全員のデータが入ったものか。
   ・今のところ「先生が個人ごとのを作る」のが現実的かなー。
   ・生徒にやらせたらハマるだろうけど、時間が足りない。
   ・どこまで入れるか、通知表は?テストの結果は?それを分けるための、成績ファイルか。
 
   ・将来、生徒は写真を見ながら、その時の自分の思いや学びを想起し、現在の自分の成長を確認できる。
    =大人がアルバムを見るのは、昔が良かったと思うから。写真で過去をありありと思い出すこととで、そのときの自信を取り戻せる。そこに自分の内面の足跡が残っていれば、より生き生きとしてくる。そして、現実に立ち向かっていくことができる。
    →先生からのコメントは、未来の生徒へのメッセージであることを意識する。

<自分の疑問>
 ・卒業後はどうするのか?生徒の生活環境は同じか?デジタル格差の問題は?
 ・教員の研修は、ICT以外にもあるのか?その負担は?
 ・支援員が採用できない、お金のない学校で真似できることは何か?
 ・不登校生徒にiPadを預けることはできるか?…学びの格差が生まれる。
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...