【教育実習生へ】5日目への所見と解説2018/05/14

毎日、生徒全員に声を掛ける余裕のないのが実情です。

生活記録ノートの交換にはさまざまな教育的意味があり、

生徒との貴重なコミュニケーションになったり、

生徒の自己管理能力を高めたりできます。

そして毎日の変遷の中で、生徒の悩みやトラブル発見にもつながります。

先生は多忙ですが、生徒の一生の宝となるかもしれません。

がんばりましょう。





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生活記録ノートというのが一般名称か分かりませんが、さまざまな生活ノートが出されていますね。各社、いろいろな工夫があって、手帳選びのようで楽しいです。

生活ノートをきちんと書く生徒は、忘れ物も少ないですし、精神的にも落ち着いている、生活も安定していると言えます。

書いてくれるだけでもありがたいので、書かないからといって叱ったりはしません。

私の助言やコメント、私との交流を必要としていないんだな、と感じて少し寂しかったりします。

しかし、何も書かなくても普段から提出させておくことで、生徒が何かあったときに、担任に書いて知らせることができます。

普段から出していないと、突然提出したときに、周りの生徒に「どうしたんだろう?」などと余計な詮索をされることが心配されます。

ですから、根気強く提出するよう促しています。





昔、1年間だけ受け持ったクラスの生徒が、成人式で会った時にこんなことを言いました。

「わたし、先生の書いてくれた生活ノートだけは捨てずに取ってある。
3年間できちんとコメントを書いてくれたのは先生だけだった。」

こう言われてしまったら、こちらももう手を抜けません。

私自身も中学時代の生活ノートは捨てずに持っていますが、確かに担任はいろいろなことを書いていてくれました。

ちなみに、上記の生徒はその後、保育士になりました。今では連絡先も知りませんが、元気に頑張っていることを願っています。
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